C56形135号機 動態化への挑戦に寄せて（加東市長 岩根正）

加東市長 岩根正

皆さまこんにちは。加東市長の岩根正でございます。

加東市は兵庫県にあり神戸や大阪から車で1時間の豊かな田園都市です。

また、ARの街でもあります。全国でも珍しい3Dのトリックアートと仮想現実ARを組み合わせた加東アート館には、鉄道車両の3Dアートも数点ございます。「貴婦人C57」が蒸気を出して出発する動画も撮れるなど、皆さまに楽しんでいただいております。

C56 135号機はそんな加東市にありました。JR西日本さまからお借りをして、昭和50年からほぼ50年間展示しており、長く加東市民に愛されて参りました。

この度、大井川鐵道さまから「もう一度走らせたい」とのお申し出を受けました。大変素晴らしいお申し出でございますので、所有者のJR西日本さまのご理解を得て、加東市は手放すことといたしました。

「高原のポニーC56」この135号機は鹿児島国体でのお召し列車牽引のため機体名盤や車軸に朱塗りがある珍しい機体でした。その栄えある135号機を私たちも単に展示しているより「動いている姿を見たい」「その優雅な走りをもう一度見たい」、そう熱望しております。

そして、私たちもぜひ乗ってみたい。
そのためにはこのC56を長い眠りから目覚めさせる必要があります。

それで今、大井川鐵道さまが実施されている135号機を走らせるためのクラウドファンディングを私たちも応援しております。

皆さま、一緒に「高原のポニー シゴロク135号機」に乗ってみませんか。

よろしくお願いいたします。