天王ダムビオトープの環境保全ボランティアのための資機材倉庫が欲しい

達成のお礼とネクストゴールについて

温かい応援とご支援により、目標額を達成することができました。

応援してくださる方がいることが、今後活動をしていく上で何よりもの励みとなります。

感謝申し上げます。

 

さて、今回は物置を購入するための必要最低限の資金調達を目標に挑戦してきました。

設置費用や日々の活動で必要となる資材費など、まだまだ資金が十分ではありません。

そこで、ネクストゴールと言って、挑戦最終日（11/18）まで、引き続き以下のとおり資金調達に挑戦することにしました。

 

次の目標金額（第一目標で集めた金額も合わせた総額）：150,000円

使途：物置設置費用、活動資材費

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合でも、ご支援いただいた資金で可能な範囲で実施させていただく予定です。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。

 

 

自己紹介

ボランティアグループ「鈴蘭台エコアップ・プロジェクト」設立者の日野淳郎と申します。

私は緑豊かな神戸市北区で育ち、幼い頃から近所の池や川で遊ぶのが日課でした。

そのような経験から環境問題に興味を持ち、自然環境保全の仕事に携わるようになりました。休日はビオトープ管理士としてビオトープの保全作業や利活用のボランティアに汗を流しています。

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

様変わりした思い出の場所

まだバブルの余韻が残っていた時代、行きつけの遊び場は自治体による草刈りなどの管理が行き渡り、釣り好きなおじさんや地元の子ども達が集まる水辺でした。

やがて、私は遠方の大学に進学・就職し、15年ぶりに帰省した際にふらっと立ち寄った思い出の場所は、人の身長を超える草が生い茂り、草の陰にはゴミ、人気はなく、寂しさや恐怖感すら感じるような錆びれた場所にすかっり様変わりしていました。

 

放置されていた場所は身長を超える高さの草が茂る

転機

数年後、転機が訪れます。

兵庫県が子供たちが安全に環境学習などができる場としてビオトープが整備されることになりました。

私もビオトープ管理士としてプロジェクトに関わることができましたが、残念なことに県の予算はビオトープ設置まで。

ビオトープで最も肝心な手入れや利活用に予算はつかないことが判明します。

そこで、私がボランティア団体を立ち上げて、その役割を引き受けることになりました。

 

　

　   ダムの中にある珍しいビオトープです　　　　　ビオトープには水辺と里山があります

 

　

　　15種類の木が植えられた里山ゾーン　　　　　　　　大きな葉を広げるホオノキ

 

天王ダムビオトーププロジェクト

　地元の小学生が安全にドングリひろいなどの環境学習ができる施設を創ろうと、地元小学校と県が協働でビオトープが創られました。ビオトープに植える木は全て地域性種苗にこだわり、六甲山で採取した種等から育てた苗を植えました。コナラの木は小学生がドングリひろいから育苗までを3年間かけて行い、植樹してくれました。

※地域性種苗…兵庫県立人と自然の博物館発行の資料で紹介されています。

 

　こんな素晴らしいビオトープを、雑草やゴミに埋もれる場所に戻さないために、さらには、多くの方に利用してもらえるように、私たちは活動しています。

 

プロジェクトの今

「地元の自然は自分たちで守ろう、地元の自然を知ろう」をキャッチフレーズに、ボランティアの手で草刈りやゴミひろいをすることで、楽しく遊べるビオトープ、安全に学べるビオトープ、気持ちよく散歩できるビオトープを維持しています。

ビオトープ利用者から「いつもきれいにしてくれてありがとう」といううれしい声を聴くことが増えてきました。

 

　

　　　　　　　休日の憩いの場　　　　　　　　　　　　小さな子でも水遊びできる川

 

　

来訪者が気持ちよく遊べるように汗をかいています！

 

　

積もった土を掘り取ったり、ゴミを拾ったり、作業は多彩。使う道具もいろいろです。

 

　

エンジンポンプを使って泥を流したり、カエルの産卵場となる水たまりを掘ったり．．．

 

みなさんの助けを必要としている課題

ボランティア団体を2017年に立ち上げ、自治体等の補助を申請し必要最低限の道具類は少しずつ揃えてきましたが、高額で消耗品ではない資機材倉庫は補助金の対象外であることがほとんど。

倉庫がない今、以下のような問題があります。

• 道具類を代表者宅に保管しており、居住スペースを圧迫。
• 活動の度に車で運搬するのは大変な手間。45分×2往復することも。
• 道具類を運搬し終えた後は車内が砂まみれ。毎回掃除が必要。
• 拾ったゴミや空き缶から漏れた水が車内に垂れることもしばしば。
•  エンジンポンプのホースや草刈機を屋外保管しているため劣化が早い。 
• 活動地に道具がないため、代表者が道具を運ばないと他のメンバーは活動できない。
• 代表者家族より道具類の運搬が優占されるため、毎回泣く子を置いて行く羽目に。
• スコップや剪定バサミなどちょっと使いたい時に無い歯がゆさ。
• などなど

後部座席まで荷物でいっぱい

 

ボランティア活動をより一層活性化させるため、私たちに資機材倉庫購入資金をご支援ください。どうか、よろしくお願いします。