旧南部鉄道DC351機関車里帰りが実現しました。【完了報告】
この度は五戸町のプロジェクトにご支援をいただきましてありがとうございます。
多くのご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
旧南部鉄道DC351ディーゼル機関車は無事、皆さまのご支援、応援により実現することができ、55年ぶりに五戸町に里帰りできました。
誠にありがとうございます。感謝申し上げます。
募集時にはご支援頂いた皆さまから心温まる応援メッセージを頂きまして、ありがとうございます。
とても勇気づけられました。
ごのへ郷土館
令和4年4月12日に京都府与謝野町の加悦SL広場にて積込みをし、舞鶴港~小樽港~苫小牧港~八戸港を経由し~4月15日22時頃、ごのへ郷土館に搬入し、翌日の4月16日には60tクレーン2台で設置し、55年ぶりに五戸町の地を踏むことができました。
令和4年4月12日 京都府与謝野町加悦SL広場
4月12日 京都府舞鶴市街運搬
4月13日発 舞鶴港にて待機 舞鶴港~4月14日 小樽港着
日本海は朝からずっと曇りでしたが、小樽港に向かう途中、急に雲の中から太陽がおりてきて海面を照らしDC351カラーとなりました。まるで歓迎しているようでした。
4月15日 北海道苫小牧港~八戸港へフェリー乗船
4月15日 八戸港着
4月15日 ごのへ郷土館着
55年ぶり五戸町の地へ
令和4年5月18日には里帰り記念セレモニーを行い、関係者、地元方々を含めると70名程来場し、DC351に「おかえり」を伝える事ができました。
クラウドファンディング開始時には各メディア、報道関係の皆様に取り上げて頂きました。
積込み、運搬、移設、記念セレモニーではNHK八戸支局、RAB青森放送㈱、ATV㈱青森テレビ、ABA青森朝日放送㈱では夕方のニュースでは特集を組んで頂いた事により、より多くの皆さんに知って頂きました。また、デーリー東北、東奥日報社の朝刊でも取り上げて頂いた影響もあり、多くの方がDC351に会いに来ています。
現在は総延長50mの線路の上で展示しています。
線路の上でシュッシュポッポと声を出して何往復もしている小さいお子さんがいました。当時を懐かしむ方、初めて見た方、多くの方が訪れています。
皆さまからご支援頂いた資金について、現時点で支出した内訳については下記の通りです。
旧南部鉄道DC351機関車輸送業務委託料(現場養生費含む) =7,337,000円
旧南部鉄道DC351機関車展示レール敷設業務委託 (延長=50m) =2,046,690円
レール購入費 =179,227円
現時点で支払い総額は9,562,917円となっています。
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発注済:旧南部鉄道DC351機関車移送記録映像制作作業業務委託 =2,860,000円
旧南部鉄道里帰事業の合計金額は12,442,917円となりました。
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【リターンについて】
リターンについてはご支援頂いた金額が5月末に確定した後、五戸町議会6月定例会にて歳出予算が議決する予定ですので、予算執行が可能になる6月中旬以降、準備に進みます。
リターンの発送については、掲載予定の通り整い次第発送いたします。新着情報にてお知らせします。
万が一、返礼品の入荷や発送に遅れが生じた場合には、支援者様に早急に連絡いたします。
【今後について】
今年度は永久保存に向け、展示施設の設計業務委託を発注する予定です。
展示施設(屋根)の規模、予算の詳細を検討していきます。
車体には錆や塗装の劣化があるため、再塗装して展示する予定ですが、時期についてはまだ未定です。
平成26年に再塗装してから約8年ほど経過しています。
DC351里帰りは一つの節目、通過点です。これからが本当のスタートです。
今後は幸運な車両として、五戸町の地域や未来を見守り、災難を逃れた幸運を地域住民にもたらす車両として、自然災害や歴史等を後世に伝える生きる歴史、教材として活用してまいります。
災害時の対処方法、避難方法等、様々な災害に対応できるよう学んで欲しいと思います。
ディーゼル機関車ですので、エンジンをかけたいと思っています。説明書の複製を頂きましたので、エンジンの状態を確認しなければなりませんが、可能ではないかと思っています。
35tの車両を人力で引っ張り、何人で動くのか等、色々な企画を考えています。
五戸まつりでは約4tの山車を引っ張っていますので、山車をひくようなイメージが良いのではないかと思います。
毎年、秋に開催される五戸まつりです。
改めまして、たくさんの方々からご支援を頂いたおかげで、無事DC351は里帰りできました。
今後もより一層、永久保存に向け尽力してまいります。ありがとうございました。
【今後の情報発信】
今後の情報発信は
①READYFORでの新着情報
②青森県五戸町DC351里帰り事業クラウドファンディング@c351
五戸町HP http://www.town.gonohe.aomori.jp/
などで情報発信させていただきます。
引き続き皆様のご支援、応援、ご協力の程、何卒お願い申し上げます。
青森県五戸町 総合政策課 政策調整室