本日、ポーランド世界選手権から無事帰国しました。
「−音のないバスケ−全員一緒に!女子日本代表、世界選手権へ」にご支援いただいた皆様へ
目標を大きく上回るご支援をいただき、誠にありがとうございました。皆様からの支援のおかげで私たちは一人も欠ける事なく全員で、ポーランドの世界選手権に参加し、世界の同じ障がいを持ったバスケットボールプレーヤーと戦い、交流し、本日7月8日に無事帰国しました。6月24日から今日まで2週間の長い遠征帰還でしたが、毎日温かい声援、試合の時には、熱い応援を日本から送っていただきありがとうございました。
私たちにとっては、あっという間に過ぎていった2週間でした。出場すら危ぶまれていた危機的な状況を救ってくれたのは、このプロジェクトでした。毎日送っていただいた支援のコメントはとても温かく、私たちの宝物です。試合会場に掲げられた応援旗を見る度に、このような機会をいただけた事に大きな感謝を感じずにはいられませんでした。本当にありがとうございます。
わかってはいたものの、やはり欧米選手はとても大きく、選手は何度も何度も吹き飛ばされました。毎日腕や足にアザや体育館の床の摩擦でできたやけどが増えていきました。相手国のフィジカルに圧倒されながらも、今回は初めてウクライナに勝利することが出来ました。現地では小さな日本が大きなウクライナに勝ったことをとても賞賛していただきました。予選リーグではリーグ3位で決勝トーナメントに進出できましたが、目標としたベスト4を賭けたトルコ戦では、前半健闘したものの後半引き離され、力尽きました。目標としたベスト4は実現できず、デフリンピック出場への夢の実現は果たせませんでした。残念です。悔しいです。こんなに応援をいただきながら・・・。本当に申し訳ありませんでした。私たち以上に欧米諸国も練習し、成長していたのだと思います。結果は7位。前回の世界選手権より2ランクアップしたものの、まだまだ世界との壁が高いことを痛感いたしました。ただし、次の世代の育成に向けて、課題が明確になったと思っています。3年後のU21世界選手権、4年後の世界選手権、そして6年後のデフリンピックに向けた挑戦をすぐに開始したいと思います。
第5回デフバスケットボール世界選手権 女子最終順位
第1位 ギリシャ
第2位 リトアニア
第3位 アメリカ
第4位 トルコ
第5位 ポーランド
第6位 イタリア
第7位 日本
第8位 ウクライナ
第9位 ベラルーシ
第10位 ケニア
皆様からご支援いただいた資金は、選手・スタッフの渡航費、滞在費の1部、新加入選手・スタッフのユニフォーム等ウエア代金の1部、国内合宿費の補助に使用させて頂きました。また、予想を上回る資金をいただいたので、残りはこれからの選手強化のために大切に使用させていただきます。
<リターンについて>
リターンについては、以下のスケジュールでお送りする予定です。
A:サンクスメールおよびD:サンクスメール−返礼品不要の方向け
須田ヘッドコーチからの試合報告を含むサンクスメールは、7月9日に送信します。
なお、Aのリターンを複数口支援していただいた方には、選手直筆の手紙を送付させていただきます。
B:出場選手からの直筆の手紙
出場選手からの直筆のメッセージは、選手がポーランド滞在中に書いてもらいました。
こちらは、今週中に発送する予定です。
C:応援旗へのお名前の記載、E:世界選手権大会のDVD、F:DVDエンドロール名前記載(大)、G:全選手サイン入り集合写真
応援旗については、本サイトの新着情報にも掲載しましたが、掲載した写真をプリントし
これから撮影したビデオ、動画の編集作業に入ります。DVDは8月中に完成する予定ですので、しばらくお待ちください。なお、選手直筆の手紙や集合写真については、DVDと一緒に送付させていただきます。また、応援旗につきましては、本サイトでも写真は掲載しておりましたが、同写真をプリントしたものを合わせて送付いたしますので、本写真の送付でリターン完了とさせていただきます。
リターンについては、選手や選手家族等からの手渡しとさせていただくこともございますのでご了承ください。
なお、プロジェクトは終了しましたが、リターンの状況、デフバスケ女子日本代表の動向については、引き続き新着情報にアップしていきますので、よろしければご覧ください。
今後ともよろしくお願いいたします。