田頭 真理子様より、応援メッセージをいただきました！【#46】

「平和のためのダイアログ・イン・ザ・ダーク」に、多くのかたがたから心強い応援メッセージが届いています！

続いて、田頭 真理子様より届いたメッセージをご紹介いたします。

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暗闇に入ると不思議と記憶の中にある景色が広がります。

水を張った田んぼの輝き、カエルの声、雨降るまえの匂い、星空を見上げて歩いた夜…

私は広島県の田舎町で野山を駆け回って育ちました。

私の記憶の景色に黒い空はありませんが小学校から高校まで暑い暑い夏休みの真っ只中の8月6日は、必ず学校に全校生徒が集まって平和についてみんなで考えたり映画を見たりしました。

いつも映画を見るのが怖くて、原爆怖い、戦争は嫌だ、ずっとそう思っていました。

その後東京の大学へ行き、8月6日に広島に原爆が投下されたことを知る友達が誰もいなかったことにショックを受けたのを覚えています。

今では広島県でも8月6日の一斉登校日がどんどん減っているそうです。

季世恵さんのお母様の言葉が胸に刺さりました。

「ねぇ、戦争と聞くと戦う場面を思い描くでしょう？ でも多くの人は空の下で逃げ惑うの。朝も、昼も、夜も、空の上から落ちてくる恐怖に怯えながら逃げるのよ」

戦後80年のいま、記憶の景色に戦争の恐怖がない人は何を想像できるでしょう。

相手の痛みを知るとはどういうことなんでしょう。いつも自分自身に問いかけています。

ダイアログ・イン・ザ・ダークでは、立場や偏見なく人が真っ暗闇を無邪気に冒険できます。

子どもの頃小さいながらに自然の中で手を取り合って難所を乗り越えた探検遊びみたいに。

目を逸すことができない暗闇で

心を無垢に対話をし、

忘れてはならない過去の事実と向き合う、

そんな貴重な体験が平和とは、戦争とはを考えるきっかけとなり、一人一人のアクションにつながる力になると信じています。

PEACE IN THE DARK　ダイアログ・イン・ザ・ダークin広島、多くの方に体験していただきたいです。

私も行きます！

田頭 真理子

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