第二目標の達成とクラウドファンディング最終日

ページ本文の冒頭ではご挨拶させていただきましたが、皆さまの温かいご支援で第一目標、第二目標を達成することができました。本当にありがとうございました。

 

そして、本日クラウドファンディングの最終日を迎えます。

 

新しい治療方法が世に出ることは、研究者にとっても喜びですが、患者さんやご家族にとっても希望であり大変重要なことと考えます。今回のファンディングを通して、喘息と向き合ってこられた、あるいは現に対峙している方々から、ご支援と同時に多くのメッセージを頂き、改めて本研究の意義を認識した次第です。

 

一方で、医療のエビデンスを創る質の高い臨床試験には、膨大な時間、人、お金が必要となります。この研究に必要な全体の資金は5,000万円、時間は4‐5年と試算しています。ページや今までの新着情報でも少し説明していますが、ここで改めて説明させてください。

 

臨床試験は、はじめに試験の計画を立てることから始まります。そして、方法の妥当性、具体的な試験の進め方、計画に倫理的問題がないか等、何度も何度も検討を繰り返し、最終的に実施計画書と呼ばれる詳細な計画書を作成します。

 

そして然るべき「倫理審査委員会」にかけられ、精査、修正、再提出、再審査などを経てようやくスタートすることができます。

 

今回のような研究では、研究対象となる患者さんに対して実施計画書に沿って、研究の目的や概要、参加のメリットやデメリット、参加が自由であること等を十分に説明した上で、同意をいただかなくてはなりません。

 

そして、ランダム化、介入(治療)、データ収集・管理、統計学的解析、論文化と言ったプロセスを経てようやく研究が完遂します。臨床試験の質を高め、一方でデータねつ造などの不正を回避するためには、このプロセスの一つ一つに、第三者的なプロフェッショナルの研究支援者に関わってくださる必要が生じ、一定の費用が派生します。

 

研究対象となる患者さんの数自体が少なかったり、研究について丁寧に説明する時間や人材が不足していると、症例の蓄積が進まず、研究の歩みが遅くなり、コストがかさんでゆきます。

 

臨床試験の更なる詳細は、「オンコロ」で今回協力頂いている川上さんが記事にしてくださいました。

 

コメントに寄せられた1件1件の想いと重みを背負いながら研究を再スタートさせます。そのため、クラウドファンディングとしては最終日になりますが、研究としては再スタート日となっていきます。

 

本日の23時まで、そして今後とも温かく見守っていただけましたら幸いです。

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