プロジェクト概要

福島県・会津で「原発と人間」市民フォーラムを開催し、1,000人を超える方々とともに、原発と人間の未来について語り合いたい!

 

はじめまして!会津若松の増井健治と申します。私は、長く市職員として市民の皆様の学習活動や文化活動のお手伝いをさせて頂きましたが、今年の3月に退職いたしました。「原発と人間」市民フォーラムは、昨年3月に会津若松市教育委員会主催で開催されました。継続の要望が多数寄せられ、昨年9月に自主クラブ「どうする!自然・いのち・くらし」研究会議が設立され、現在、事務局長をさせて頂いています。
   

2014年3月の「原発と人間」市民フォーラムでは400人が参加、2015年2月「原発と人間」市民フォーラムパートⅡでは参加総数1000人を越えました。そして、「原発と人間」市民フォーラムパートⅢは、2015年8月13日~15日の3日間、「会津で語り合う未来」のメインテーマのもと、開催に向け準備を進めています。

 

しかし、そのための会場費として30万円が不足しております。今回も多くの方々との語りの機会を設けるために、どうかご支援よろしくお願いいたします。

 

 

 

■しゃべり場を通してもう一度私たちの未来を問い直したい!

 

福島原発事故から4年。原発は、紛れもなく人類の未来に禍根を残すものとなりました。科学・技術への過信はなかったでしょうか?原子力の「平和利用」ってホント?人間におごりはなかったのでしょうか?いのちを天秤にかける「豊かさ」「便利さ」ってなに?様々な疑問が湧き出てきます。

 

もう一度、人間が追い求めてきた『近代化』や『人類の発展』という概念をとらえ直す必要があるのではないでしょうか。「もったいない心」に代表される「大量消費、大量廃棄社会」への警告、自然破壊・環境破壊は人類へどのようなしっぺ返しをもたらすか分かりません。原発事故は、私たちの根源的な生き方を問い直すきっかけになりました。私たち自らの生き方が問われています。

 

事故は未だ収束していません。低線量被曝の危険と不安は拭い去れません。政治家も官僚も企業も学者もメディアも専門家と言われる人たちが、確かな答えを見出しているとは思えません。私たち普通の市民が、関連領域の知見から広く学び、自らの頭で考え、しゃべりあって選択していくしか道はないように思うのですが如何でしょうか。多くの市民の皆さんと共に考え、望むべき未来像を共に模索していきましょう。

 

事故後4年が経ち、被災者の皆さんと既存の会津在住の方々との交流も生まれています。しかし、2つの基礎自治体の「住民」としてのご苦労は続いています。被災者の皆さんの気持ちを具体化する施策が、国、自治体に求められています。新たなコミュニティーづくりの一端を担えればと考えています。

 

これまで2回のフォーラムを実施してきましたが、若い人の参加を呼び掛けてほしいとの感想が寄せられています。このため、パートⅢでは、企画段階から若い人たちに参加頂き、8月のお盆の時期に開催することにより、帰省のお子さんやお孫さんが参加しやすい工夫をしています。もちろん、学生は夏休みです。

 

これらにより、参加者の世代間交流が図られ、多様な地域、世代の考えの意見交換が期待され、様々な企画やしゃべり場を共有することにより、一緒に創る喜びを感じて頂けるものと思います。どうかご支援いただけないでしょうか?

 

(パートⅡ-記念写真)

 

 

「原発と人間」市民フォーラムパートⅢ~会津で語り合う未来~

 

「自然」の未来がテーマ  8月13日(木) 
●原発事故の体験から「自然」の未来についてみんなで語り合いたい!

 

【午前の部】 
・プロローグ講演 藤野純一氏の講演 

エネルギーと地球温暖化における「福島の未来と会津の役割」

 

藤野氏は地球温暖化防止のため、日本の企業や東南アジア各国の代表とともに、いかにして二酸化炭素排出量を減らしていくのかという大きな課題に挑んでいます。また「ふくしま会議」や「飯館村復興計画」にも参加され、避難者の方々や原発事故で悩み苦しんでいる福島県民の本当の復興のために尽力されてきました。環境問題の最前線の立場から、地球環境問題の取り組みの現状と、これまで、そしてこれからの福島とのかかわり、「会津電力」に代表される、会津だからこそできる自然エネルギーへの転換の必要性についてお話いただきます。

 

(パートⅡ-基調講演 池内了さん)


【午後の部】 
・ドキュメンタリー映画「春よこい」~熊と蜜蜂とアキオさん~の特別試写会

奥会津金山町に住み自然とともに生きる猪俣昭夫氏の2年間を追い続けた安孫子亘監督作品、2009年から福島を舞台に撮影を開始「檜枝岐歌舞伎 やるべぇや」「生きてこそ」につづく最新作。人と自然、動物たちとの関わりあいの大事さを気づかせてくれるすばらしい映像と音楽のドキュメンタリー映画です。

 

・しゃべり場・「自然」の未来についてみんなで語り合う
見知らぬ同士でグループをつくり、「自然」をテーマに語り合います。藤野純一氏の講演やドキュメンタリー映画の感想などを自由に語り合ってもらう時間です。

 

【夜の部】 
・「童謡・唱歌再発見」 竹澤 嘉明&岩河智子コンサート
小さい時の想い出、母親や家族、ふるさとの自然をテーマにして歌い継がれている童謡・唱歌。誰にでも愛されるメロディーが日本人のアイデンティティーとなっています。日本を代表する岩河智子さんの編曲・構成により、バリトン歌手の竹澤嘉明さんとともに地元演奏家とのコラボをお楽しみください。

 

(パートⅡ-合唱構成曲「ふくしまに生きる」)

 

「いのち」の未来がテーマ  8月14日(金) 

●原発事故の体験から「いのち」や「健康」についてみんなで語り合いたい!

 

【午前の部】 
・「いのちの鼎談」 鎌仲ひとみ・今田かおる・片岡輝美 

「ミツバチの羽音と地球の回転」で知られる、鎌仲ひとみ監督の最新作、子供たちの健康を心配するお母さんたちを撮影したドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」の話題を中心に、原発事故後、放射能による健康被害を防ぐため、積極的に活動をされてきた、今田かおるさん(猪苗代町在住内科医師)、片岡輝美さん(放射能から子どものいのちを守る会・会津代表)の3人の女性による「いのちの鼎談」をお聞きします。

 

【午後の部】 
・ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」の上映
今、福島のお母さんたちは、子供の安全と成長へ向けての安心の選択を強いられています。福島に残るか、自主避難するか。学校給食とは別に自らの食材の選択。内部被ばくを減衰するための保養。自らの生き方とコミュニティーの在り方を模索しています。

 

・しゃべり場・「自然」の未来についてみんなで語り合う
見知らぬ同士でグループをつくり、「いのち」をテーマに語り合います。午前の部の「いのちの鼎談」や映画の感想などを自由に語り合ってもらう時間です。

 

(パートⅡ-第2分科会)

 

【夜の部】 
・「原発と人間」ザ・ライブ 出演:ラビラビ、越尾さくら、高津和人

 

 

「くらし」の未来がテーマ  8月15日(土) 
●原発事故の体験から「未来」のくらしの姿をみんなで語り合いたい!

 

【午前の部】 
・リレートーク「わたしの実践」 村上真平、武樋孝幸、小川美農里
原発事故を経験してあらためて気づかされた「本当に大事なものは一体何なのか」わたしたちのこれからの暮らし方はどうあればいいのか?を3人の実践的な活動の紹介を通して学び合います。「地球温暖化」はわかっているけど、どうしたらいいの?「持続可能な未来」を実現するためにみんなでしなければならないこと、わたしたちにも出来ること。ともに「いい未来づくり」の一員となる方法を見つけましょう。

 

・エピローグ講演 藤野純一氏
13日「自然」14日「いのち」15日「くらし」をテーマに語り合い、学び合った3日間の内容を感想として藤野氏に語って頂き、参加者自らの生き方へ繋げます。
 

(パートⅡ-分科会報告・全体会)

 

市民フォーラム会場展示

● 避難者作品展示 

 

「會空」 

会津若松市に避難されている大熊町の庄司ヤウ子さんを中心に誕生したクマのぬいぐるみ「會空」「あいくー」は、会津から故郷の大熊町まで続く空=會空から名づけられました。大熊町のマスコットキャラクターのクマをモデルに、会津伝統の「会津木綿」で手作りしています。今も警戒区域に指定されている大熊町の存在を心に留めて欲しいという想いと、お世話になった会津の文化を広めたいという作り手の想いが込められています。

 

 

「絆の会」

 会津若松市に避難中の大熊町の武内正則さん(64)らが仮設住宅での避難生活による引きこもりを防ぐのに布ぞうり作りの手作業が役立つと考え、大熊、楢葉両町の住民有志で「絆の会」を結成。武内さんは「これからも布ぞうりを通して感謝の思いを胸に交流の輪を広めていきたい」と語っています。
 

 

 

◆◇◆◇◆◇引換券について◆◇◆◇◆◇

 

・市民フォーラム缶バッチ

 

・「ダキシメルオモイ」ポストカード
映画「小さき声のカノン」を応援する画家・小林憲明氏による作品のポストカード

 

・漫画家ヒサ・クニヒコ氏作「とっても小さな国のものがたり」復刻版小冊子「漫画読本」(昭和45年8月発表)
高度経済成長期の日本、熊本・新潟水俣病、イタイタイ病、四日市ぜんそくに代表される公害による被害が表面化し、国政を揺るがす大問題となる中、発表された漫画です。自然が壊され工業化していく、人が生み出す産業のありかた、生き方そのものに、するどい視点で切り込んでいます。

 

・原発事故避難者手作り作品「會空」
大熊町のマスコットキャラクターのクマをモデルに、会津伝統の「会津木綿」で手作りしています。今も警戒区域に指定されている大熊町の存在を心に留めて欲しいという想いと、お世話になった会津の文化を広めたいという作り手の想いが込められています。

 

・原発事故避難者手作り作品「夢工房葛桜」
現在三春町に避難されている葛尾村の木工房「夢工房葛桜」、以前避難していた柳津町への恩返しとして始まり、支援を受け仮設住宅の一角に作られた工房で、島抜年秋さんをリーダーに石井信秋さん、大槻勇吉さんの3人がそれぞれ独自の手作り作品を制作しています。

 

・原発事故避難者手作り作品「絆の会」

 

・高津(KAT)和人製作『志運動』ステッカー(限定10枚)

 

・玉川あや子CD「陽~凛として八重~」(限定10枚)
会津若松市の声楽家玉川あや子さんが、大河ドラマ「八重の桜」を記念し、八重の生き様を謳ったオリジナルCD。

 

・「カノンだより」DVD(限定10枚)

チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ、ウクライナの人々。そして、今も収束しない福島第一原発事故と共に生きる日本の人々。交差する視点が、今の私たちを浮かび上がらせます。