プロジェクト概要

 

皆さまのあたたかいご支援により、ドクターカー購入のための目標金額500万円に到達しました!心より感謝申し上げます。(2016年12月20日追記)

 

このプロジェクトは、今までにない大きな目標設定でしたが、ラオスでのドクターカー購入は、活動継続のために必要不可欠であり、患者さんたちをこのまま見捨てるわけにはいかないと、挑戦へ踏み出しました。今回、259名の皆さまのご協力でこのような大きな目標に到達できましたことに改めまして、心より感謝申し上げるとともに、いただいたお気持ちを決して無駄にすることのないよう、今後も活動に取り組んでいくことをお約束いたします。本当にありがとうございました。

 

このご支援により、医療器材を積み、医療者を山間部に運ぶドクターカーを購入し、無償の医療活動を継続していきます。継続した活動は、ただ目の前の患者さんを治療することに止まらず、ラオスの未来を担う現地人医療者の育成にも大きな貢献をもたらします。現地人医療者に定期的な技術移転や指導を行い、成長を見守りながらレベルアップ指導を行うことが可能になります。

 

最初のゴールを達成し、プロジェクト終了までわずか7日ですが、より継続性の高い活動を目指すため、活動費として不足する部分を補填できたらと、600万円の第2ゴールを設定しました。現在ドクターカーを活用し、年間11回(1回7日間程度)~の医療活動を予定しています。その活動に必要な医療資材(処方する薬、消毒薬、医療用ガーゼ・テープ・糸針、包帯、ピンセット他)の購入費には、年間2,000USドル程度かかります。

 

継続的な活動を行うことを目的に、3年間でかかるこの医療資材費100万円分を皆様にご協力いただきたく設定しました。是非、引き続きラオスの山間部の人々へ医療を届ける活動にご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

ドクターカーを購入し、ラオスの山間部で暮らす10万人の貧しい人々へ無償で医療を届けたい!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。国際医療NGOジャパンハート代表の小児外科医、吉岡秀人です。私は生まれた国や環境の違いから「医療を受けることができない人々」に貢献する方法を模索し、医師を志しました。

 

1995年からミャンマーで単身医療活動を開始し、2004年に団体を立ち上げ、これまで13年間活動を続けてきました。現在は志を同じくする多くの仲間と共に、ミャンマー、カンボジア、ラオスで医療活動を行っています。昨年は年間で、診療18,149名、手術2,127名の患者さんを治療してきました。

 

「目の前の患者一人ひとりの人生と向き合う」それがジャパンハートのモットー。Photo by JUNJI NAITO

 

今回のプロジェクトでは、ジャパンハートが2013年から医療支援を開始したラオスの山間部で暮らす107,000人の貧しい人々に、無償医療を届けることを皆様とともに目指します。

 

ラオスは東南アジア唯一の内陸国であり、国土の70%が高原や山岳でできています。ラオス国内の活動地の一つ、ラオス北部のウドムサイという地域は、首都のヴィエンチャンから飛行機で移動し、そこから車で6時間程度、険しい山道を登っていきます。ラオス国内では、移動診療で毎年2,000人の患者を治療してきましたが、そのために使用してきた車は、険しい山を長時間登る悪路を走り続け、廃車寸前です。

 

ラオス山間部での医療活動の継続には、新しいドクターカーの購入が必要です。

どうかご協力をお願い致します!

 

 

 

ラオスの山間部へ 〜医療の届かないところへ医療を届ける〜


医療が届かない理由には、地理的条件、資金面、医療施設など幾つかあると思いますが、私たちが活動している場所では、この全てが絡み合っています。ラオス北部、山間の村ウドムサイには、10万人を超える貧しい人々が生活しており、医療を受けられずにいる人々が沢山います。

 

私たちはこの地に赴き、移動診療を実施し「医療の届かないところに医療を届ける」活動をしています。そして、できるだけ多くの患者を支援できるよう、無償で医療を提供しています。

 

ラオスの地方には、今もなお医療を待っている人たちがたくさんいます。

 

村の人々の中には、初めて医療を受ける人が大勢います。何時間もかけ、山を超えてやってくる患者がいます。涙を流しながら感謝の言葉を伝えてくれる患者がいます。平等に医療を届けたい。文化・言葉を超えて、救いたいものがそこにはあります。

 

ここで医療を届けることをやめる訳にはいきません。

まだまだ救うべき命が、そこに沢山あるのです。

 

ラオスの医療技術向上のため、現地人医師への技術指導を行いながら手術をします。

 

 

医療にアクセスできないことで、失われる命があります。

 

どこにでも支援の必要な場所はあります。それは日本も同じです。ただ、インフラが整っていないラオスでは、その場で治療ができないとなると、治療を諦めなければならない場所があります。

 

特に山岳地方では、まだまだ多くの少数民族が暮らしており、十分な教育も受けていません。彼らは神を信じ、病気になったらまず伝統治療を頼ります。祈祷師のお祈りと、ハーブの力を信じます。そして、 さらに悪化してようやく病院に駆け込みます。

村でかき集めたボロボロの紙幣を握りしめ、交通費を工面し、何時間もかけて山を越えてやってきます。

 

すぐに治療すれば治る病気も、貧しさから取り返しがつかない状況になるまで放置してしまう人もいます。

 

さらには、山岳地域では文化も言葉も違います。彼らにはラオス語がわかりません。病院に行っても言葉が通じない、邪険に扱われ、さらに病院から足が遠のきます。また、病院は人が死ぬ場所、縁起の悪い場所とされ、村の人々は病院を嫌っています。

女性は若くして結婚し、出産します。定期検診を受けることもなく、家で子どもを産みます。

 

私たちがこの地域で活動していたことで、偶然にも命を救われた妊婦さんがいます。彼女は、出産直前まで畑仕事をしていました。もちろん、定期検診は受けていません。突然倒れた彼女を、家族は祈祷師の元へ連れて行きました。それでも目覚めないため、かなりの時間が経ってからようやく私たちのところへ連れてこられました。妊婦さんは命を取り留めましたが、赤ちゃんはすでにお腹の中で死んでいました。

 

山岳地方で医療活動を行うと、たくさんの患者さんが我先にと押し寄せます。みんな、医療に飢えています。

 

私たちが全ての患者さんを救うことはできませんが、出会った一人一人の患者さんに寄り添い、人生を変えられるような、そんな活動を続けたいです。この地域の医療が少しでも向上することを望んでいます。

 

私だけでなく、ジャパンハートのラオススタッフ全員が、一人ひとりに寄り添った活動を大切にしています。

 

 

涙しながら感謝を伝えてくれる村の人たち。

 

医療スタッフが飛行機で移動、そこから数時間かけて山を越え、疲れて辿り着くと、患者さんで黒山の人だかり。すぐに診療、手術、術後ケア。仮眠をとってまたすぐ手術。そんな日が数日続きます。正直、体はしんどいです。でも、患者さんの心からの感謝の言葉や感謝の祈り、そして涙に、自分たちの行動が間違いなかったと感じることができるのです。

 

「手術前は生きるのが大変でした。」ファーリーさん 31歳(甲状腺腫瘍)

 

30年間、大きな首の塊のせいで、疲れやすく、心臓がドキドキしていました。下を向くことができませんでした。手術後、私の人生は変わりました。今はどんな症状もありません。農業ができます。夫の手伝いができます。食べ物が美味しく、下を向くこともできます。支援をしてくださっている方々、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。毎日皆さんのために祈っています。本当にありがとうございました。

 

 

 

「ラオスで娘を治療してくれる人はいませんでした。」サイサモンちゃん 6歳(ランゲルハンス細胞組織球症)

 

いつも耳が痛くて、頭が痛かったの。時々食べられないし、眠れなかった。でも、手術をしてから耳が痛くなくなって、たくさん食べられるし、眠れるようになったよ。今は学校にも行けるよ。ありがとう。お腹いっぱい!

 

ーーお母さんより

たくさんのお金と時間を費やしましたが、ラオスでこの子を助ける方法は、ありませんでした。私たちはジャパンハートと出会えてとてもラッキーです。皆さんが娘を治療してくれて幸せです。

 

 

 

ドクターカーがあれば、多くの患者を救い続けることができます。

 

今回のクラウドファンディングで頂いた資金は、こうした山奥の地域に医療を届けるため、往復12時間の険しい山道移動に対応できる4WD車(ドクターカー)と、車両に積むポータブル超音波検査機および心電図の購入資金に充てさせていただきます。

 

ドクターカーが購入できれば、ラオスの山奥にいるたくさんの患者に医療を届けることができます。2017年は年間11回の医療活動を予定しています。医療の届かないところに医療を届けることは、命を救うだけでなく、彼らの生活の質を向上することにも繋がり、彼らの未来に大きく貢献できるのです。

 

Photo by JUNJI NAITO

 

また、ラオスの都会に住む志のある現地人医療者も山岳部の山奥へ同行することで、日本人医療者とともに貧しい人々へ医療を提供します。私たちと共に働くことにより、彼らの医療技術・知識は向上します。そして彼らが都会以外の貧しい地域の現状を知ることで、ラオス医療の発展に繋がると信じています。いつの日か、ラオスに平等な医療が届けれるよう、私たちは活動し続けます。

 

どうか、ドクターカー購入のために、皆様のお力添えをお願い致します。皆様のお気持ちでラオスの人々に光を届けましょう。

 

どうか温かいご支援をお願い致します。Photo by JUNJI NAITO

 

 

頂いた支援金の使い道について

 

超音波検査機(エコー)、心電図を搭載させた、15人乗りの4WDワゴン車をドクターカーとして、使用します。ドクターカーは、医療者と医療物資を乗せて、ラオスの山岳地域に医療を届けます。

 

【資金使途詳細】

4WDワゴン車:USD29,000
ポータブル超音波検査機:USD28,500
心電図:USD5,500

 

このうち500万円を今回のクラウドファンディングで皆様にお願いしたく思います。

 

ラオスの子どもたちが未来へ明るく輝けるように。Photo by JUNJI NAITO

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