プロジェクト終了報告
【7月10日をもって、プロジェクトを終了させていただきます。】
本プロジェクトをご支援いただいた皆様、応援いただいた皆様、
Readyforの契約で設定された本プロジェクト終了日、明日10日をもって一旦プロジェクトを終了させていただきます。
皆様のお陰で、有意義な情報を収集し本に活かすことができます。
心より御礼申し上げます。
【結果のご報告】
プロジェクトの3本の軸としたのは以下です。
1. イルカ漁の調査と関係者への取材
2. イルカ漁中継
3. 本を執筆し出版する
1. イルカ漁の調査と関係者への取材
太地町の人々や、その他イルカ漁賛成派、反対派の方々に取材させていただき、有益な情報を収集することができました。
(元イルカ漁師 石井泉さんへの取材。静岡県富戸漁港)
また、取材先として、韓国・北京・利島・御蔵島を上げていました。
しかし残念ながら、コロナウィルス、非常事態宣言などの影響で、これらすべてに行けませんでした。御蔵島には行こうとして、受け入れ先とも調整していたのですが、台風の影響で行けませんでした。これらの場所には、コロナウィルスの状態を見て、チャンスを待ちたいと思っています。
宮城県、岩手県、青森県への、イルカ突き棒漁と基地式捕鯨の調査は無事行うことができました。
(2020年11月22日 岩手県 山田町 船越漁港)
(銛)
2. イルカ漁中継
本の執筆に関わる仕事をしている以外の時間は、できるだけ太地町に行き、イルカ漁の中継を行いました。
(追い込まれるイルカたち)
(コーヴ(畠尻湾)に追い込まれたカズハゴンドウ。この後すべて屠殺されてしまった)
(カズハゴンドウたちの1日)
3. 本をを執筆し出版する
サンクスメールでお伝えしたように、まだ執筆が終わっていません。
終わっていない理由は以下です。
当初、本のターゲットは一般の方々を想定していたのですが、途中から、イルカ解放活動を行なっている人々と、これからイルカ解放活動に参入してくる未来の活動家にターゲットを絞りました。
となりますと、イルカ解放活動に必要な知識や考え方を盛り込み、活動における辞書、参考書の役割を果たす本にすべきだと考えました。
先日皆様にお送りした「イルカ解放」のPDFを読んでいただければ、イルカ、人間、イルカ漁、捕鯨、イルカ産業からイルカ解放活動までを網羅的、俯瞰的にカバーしていることがお分かりになると思います。
そしてそれぞれのパートで、知識と論理をお伝えし、今後予想される激しい議論にも対応できる素地を身につけることができるようにするつもりです。
そのため、入念な下調べを行い、情報の正確性をできるだけ高める作業に、必要十分な時間をかけています。
未だ完成の目処は立っていませんが、必ず書き上げますので、その日をお待ちいただければ幸いです。
完成しましたら改めて、完成版「イルカ解放」のPDFをお送りいたします。
【収支報告】
皆様からご支援いただいた資金は、1,760,000円。
以下が活用させていただいた内訳です。
家賃光熱費
那智勝浦の家(家賃、礼敷、仲介) 538,400円
水道 12,050円
電気 20,226円
ガス 30,920円
計 546,596円
車両費
ガソリン 215,181円(プロジェクト期間)
車保険 56,960円(〃)
修理費 49,015円
車購入 328,000円(故障廃車となったため急遽購入)
計 649,156円
通信運搬費(Wifi、電話、切手等) 138,530円
新聞図書費(本、資料、海図) 86,677円
機材(撮影機器、周辺機材、HDD等)226,713円
ここまでで計 1,702,672円
その他
取材費(入場料、謝礼等)
ドルフィンウォッチング代(那智勝浦、富戸)
ゲストハウス代(那智勝浦の家を探す間)
東北調査代(シャワー代等、宿泊は車中泊)
消耗品
などに活用させていただきました。
* 車の購入費は想定していませんでした。そのため、結果として利島、御蔵島、韓国、中国への渡航費をそちらに回させていただいたことになります。渡航費は別途確保したいと考えています。
【リターンの発送状況】
ご支援いただいた皆様全員に、リターン(サンクスメール、「イルカ解放」のPDF、報告会動画)を発送させていただいております。また現地調査の同行のリターンも履行しています。
・まだ開封されていない方は、開封されてご確認ください。
・受信トレイに来ていない方は、迷惑メールフォルダなどに入っている場合もあります。ご確認ください。
・メールが不達の方が、お一人いらっしゃいます。メールアドレスが機能していないと思われますので、ご連絡いただき送付可能なメールアドレスを伝えていただければ、速やかに再送いたしますのでお申し出ください。
【今後の活動について】
READYFORでのプロジェクトはこれで一区切りがつきます。
今後は、引き続き書籍「イルカ解放」の執筆に注力するとともに、水族館、イルカ漁に関する活動を行なっていきます。
同時に、動物園(ゾウ中心)、畜産(牛馬中心)の活動を行うとともに、母船式捕鯨船 日新丸の新造計画に関してもキャンペーンを行なっていく予定です。
引き続きリブの活動を見守っていただければ幸いです。
また、動物解放団体リブの活動を継続的に支援するマンスリーサポーター、
毎月どうぶつサポーターも募集しております。
リブはいつも苦しい会計でなんとか運営しております。
もしご支援いただけましたら、大変嬉しく思います。
【毎月どうぶつサポーター】
¥1,000円/month〜
① https://syncable.biz/associate/LIB/donate
②「毎月」を選択(1,000円〜)
【最後に】
プロジェクト「イルカを解放しよう!〜イルカ漁の調査・取材と、本の執筆〜」に可能性を感じ、ご支援いただきありがとうございました。
皆様のご支援、応援がなければ、到底このプロジェクトを行うことはできませんでした。
今回のクラウドファンディングは、3回目となります。
1. 「日本一周!動物園水族館調査 【北日本編】」
2. 「日本一周!動物園水族館調査 【北日本編】」
3. 「イルカを解放しよう!〜イルカ漁の調査・取材と、本の執筆〜」
またいつか、動物解放にとって極めて有効だと判断したプロジェクトを思いついたときには、クラウドファンディングを行うかもしれません。
その際は、またぜひご参加をいただければ幸いです。
皆様のご参加、ご支援に重ねて感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
NPO法人 動物解放団体リブ
代表 目黒峰人