リサイクル100％フライングディスクの競技使用可能となる公認申請費

▼自己紹介

はじめまして森脇崇（Moriwaki Takashi）と申します。

1993年よりフライングディスクスポーツに魅了され、アルティメット競技を中心にディスクゴルフを含む個人種目全てを楽しむ生活がスタート。1997年に和歌山県フライングディスク協会設立時に事務局長に就任。副会長職などを経験し、2021年に一般社団法人和歌山県フライングディスク協会設立時に会長職に就任。アルティメット大会、ビーチアルティメット大会の企画・運営など関西エリアでのフライングディスク競技（特にアルティメット）の普及活動を進めてまいりました。

2019年より日本製フライングディスクの製造に関われるということで転職し、日本製アルティメット競技用ディスクの製造・販売する会社に務めながら普及活動を継続。2024年にフライングディスクに関わることを業務とする会社を設立し、現在はフライングディスクスポーツに関わる仕事を中心に活動する会社「Dolphin Papa 合同会社」の代表をしています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

長年フライングディスク競技に関わりながら、『フライングディスク＝プラスチック』使わなくなったディスクはプラスチックゴミとして捨てるということに疑問を抱いておりました。そんな中、会社を設立し廃棄するフライングディスクの再利用について具体的に取り組むことを決意しました。

 

「風」を感じなくなったディスクに再び「風」を感じさせてあげたい。

そんな想いと日本製フライングディスクを製造・販売している責任から、使えなくなった(割れた、歪んだ、穴が開いた等)、使わなくなった(古くなった、競技から卒業した、拾った等)アルティメット競技用ディスク(約175g)を粉砕し、100g程度のファーストバック型ディスク「DOLPHINPAPADISC」の製造を実現しました。

更に長崎県対馬市に漂着した海洋プラスチックごみを再生したペレットを配合し、海洋プラスチック問題にも取り組む世界に一つのディスクとして販売を開始しました。

これによりSDGs

【No.12】つくる責任、つかう責任

【No.14】海の豊かさを守ろう

についての具体的な取り組みを実現。

 

　　　

　　

 

ただこれだけではこの活動を広げることは難しく、実現したリサイクルディスクの使用場面を増やす必要があることに気付きました。

 

そこで100％リサイクルの「DOLPHINPAPAPDISC」は、小学校低学年でも投げやすい形状のディスクとして設計しており、もともとアルティメット競技用として使用されていたディスクを粉砕した紛材が原料であるため、硬さや強度でも安全面を考慮したディスクである特徴から、小中学校でのアルティメット競技の導入や、障碍者フライングディスクの競技用、フリスビードックでの使用、レクリエーションとしての使用など、幅広く使用していただけるディスクであることを紹介することにしました。

紹介することにより「ディスクリサイクル」「海洋プラスチックごみ削減」という取り組みへの賛同とお褒めの言葉はいただけるのですが、いざ競技用として、大会で、記録会で、授業で、公式に使用するとなるとどうしても競技使用として公認されたディスクかどうかの壁を超えておく必要があるということを実感しました。

すぐに公認取得の申請を進められたら良いのですが、ディスクリサイクルの設備に費用を費やしたこともあり、公認取得申請に必要な費用を負担することが厳しい状況であることから、今回のプロジェクトを立ち上げる運びとなりました。

　　　　

 

 

▼プロジェクトの内容

リサイクルフライングディスク「DOLPHINPAPAPDISC」の世界的公認取得申請を行う申請費用を募りたい。「DOLPHINPAPADISC」」の形状から競技用公認については、PDGA（Professional Disc Golf Association）への申請が必要であり、申請には申請書の提出はもちろん、申請料、テスト用ディスクの提出、ディスクの送料、その他手数料などが必要となります。

テスト用ディスクの提出は最低３枚と示されており、最終何枚のディスクが必要になるのかわからない状況のため、日本製アルティメット競技用ディスクの公認を取得した時に提出したテスト用ディスクの枚数を参考にすると、80枚程度の提出が必要になる可能性があり、その分の費用が必要になりるため、それを基に目標金額を設定しました。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

「DOLPHINPAPADISC」は、子供の小さい手でも投げやすい設計にしており、独自の飛行テストではありますが、安定した飛行性能を確認しています。何人かのフライングディスク競技経験者からも、飛行性について高評価をいただきました。

試しに滞空時間（M.T.A.）のテストスローをしたところ、最高到達点でホバリングし、上昇気流に乗った後に流れはじめ、100m以上の飛行を確認しました。キャッチすることも追い付くこともできませんでしたので滞空時間の計測はできませんでした(笑) 

M.T.A.(滞空時間)やT.R C.（滞空距離）の練習にはもちろん、小・中学生のフライングディスク授業の導入やアルティメット競技の導入に適した形状で、フリスビードッグの練習用としても使用してもらえるディスクになります。子供達と、愛犬と、一緒にリサイクルディスクを使用していただくことで海洋プラスチック削減活動にも参加していただけことになります。

「DOLPHINPAPADISC」は、ディスクのリサイクルだけではなく「対馬漂着海洋プラスチック再利用活動」にも参加させていただくディスクですので、運動場で、体育館で、スポーツとして身体を動かす授業に使用していただけることはもちろん、環境問題への取り組み実例として紹介していただければ環境活動授業にも活用していただけます。

 

更に既に活動としては始まっているのですが、学校も無く、学ぶ機会すら十分に与えらない地域の子供たちに、学ぶことの楽しさ、素晴らしさを実感してもらえるよう、現地に出向き様々な授業を実施している方々に協力し、「DOLPHINPAPADISC」を現地に持込んでいただき、スポーツする楽しさを伝え子供達を笑顔にし、審判を必要としないセルフジャッジ制のフライングディスク競技「アルティメット」を題材に、フェアープレーの精神「S.O.T.G.(Sprit Of The Game)」を説明し、争いをしない平和な世界に繋げる活動に参加しています。

　　

　　

今回のプロジェクトが成功すれば、世界的な公認を取得できるため、我々が取り組む活動において、公式の記録会や大会が可能となるうえ、リサイクルディスクを使用いただく意味も大きくなり、様々な地域で、人種も性別も年齢も関係なくフライングディスクを通して笑顔をひろげる活動を大きく展開できるようになると信じています。

 

これらにより微力ではありますがSDGs

【No.3】すべての人に健康と福祉を

【No.4】質の高い教育をみんなに

【No.5】ジェンダー平等を実現しよう

【No.10】人や国の不平等をなくそう

【No.12】つくる責任、つかう責任

【No.14】海の豊かさを守ろう

【No.15】陸の豊かさも守ろう

【No.16】平和と公正をすべての人に

【No.17】パートナーシップで目標を達成しよう

ついての具体的な取り組み活動に参加できるようになります。