活動報告⑳｜ジャーキー試作レポート！ジャージー仔牛肉の旨味を閉じ込めた試作品が出来上がりました！

こんにちは！プロジェクトメンバーのミズタです。

 

支援者の皆様、いつも温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

今回は、現在開発中の「ジャージー仔牛のジャーキー」について、その開発の様子をレポートいたします！

 

乾燥を手掛ける食品会社様に依頼

私たちドットわんは自社工場を持っていません。

食品の加工に長けた、全国の食品加工会社様に委託をして様々な商品を製造していただいています。

 

今回はジャーキーということで、いつも「ドットわんササミジャーキー」を製造いただいている食品会社様に試作の依頼をすることに。

長年食品乾燥一筋で取り組まれており、技術レベルが高く、私たちのモノづくりに欠かせない大切なパートナー企業様です。

 

一旦、開発のベースを整えるため、いつものササミジャーキーと同じ作り方で、お肉をスライス・乾燥していただくことにしました。

 

ドットわんササミジャーキーを製造している様子

 

無駄なく仔牛肉を使い切るため5パターンで試作

私たちのミッションは愛犬用おやつとして仔牛肉を使い切ること。

全ての部位を無駄なく使用するため、スジがほとんどない5つの部位を選定し、試作品を作りました。

※スジがある部位は、やわらか煮などの別商品に使用します。

 

試作用の原料を食品会社様に送って約2週間後...

5種類の部位で作ったジャーキーを届けていただきました！

出来上がったジャーキー

 

いざ実食！牛の甘味が感じられる上品な香り

封を開けた瞬間、ほんのりとした干し肉の美味しそうな香りが漂ってきました。

炭火焼きのような強烈な香りではありませんが、食欲を刺激する上品な香りです。

ジャーキー単体で嗅ぐと香りは控えめですが、これは愛犬の鋭い嗅覚にはしっかりと届くはず。

人間にはかすかに香る程度でも、ワンちゃんにとってはたまらない魅力となることでしょう。

 

モモ肉のジャーキー

 

噛み応えと満足感のある食感

ジャーキーを手に取ると、肉の繊維に沿って簡単に裂ける部分と、かなり力を入れないと裂けない部分があることに気づきました。これは肉の繊維の向きによるもののようです。

 

「もしかして硬すぎる？」と思われるかもしれませんが、触った感じはスルメのような質感です。

ただし、子犬や高齢犬、または飲み込み癖のあるワンちゃんには、小さくちぎって与えるなど、飼い主さんの配慮が大切かもしれません。

 

小さな欠片をつまんで食べてみると、低温乾燥によって閉じ込められた旨みが滲み出し、唾液と混ざり合うことで旨みだけでなく香りまで引き立ちます。

「硬いのでよく噛む→旨みが滲み出す→唾液と混ざり、旨みと香りが引き立つことでもっと食べたくなる→硬いのでよく噛む」という美味しさのループが口内で発生します。

 

※ドットわんは試作品の安全性を確かめるために、開発スタッフ全員で実際に食べています。

 

ジャーキーを手で割く様子

 

唯一無二のジャーキーを目指して：こだわり抜いた「原料」と「加工」

 

牛肉のジャーキーは、シンプルなおやつだからこそ「原料」と「加工」が重要です。今回の試作品は、その両方にこだわりました。

 

最高の「原料」：低脂質・低カロリーのジャージー仔牛肉

自然豊かな環境で育ったジャージー仔牛肉は、一般的な牛肉に比べて脂質が少なく、カロリーも控えめ。一般的な牛肉を使用したジャーキーよりもヘルシーです。

 

旨みを最大限に引き出す「加工」：低温乾燥

高温で一気に乾燥させるのではなく、低温でじっくりと時間をかけることで、肉の組織をできるだけ壊さずに栄養素や風味を損なうことなく凝縮させました。これにより、ジャージー仔牛肉本来の旨みを余すことなく愛犬の口へと届けることができます。

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今回は、初回の試作にもかかわらずかなり理想に近い試作品を作ることができました。

このおやつをより良い形で皆様のお手元に届けられるように、ジャーキーの大きさなど細かい改良に取り組んでいきます。

 

今回の試作レポートは以上です。

試作・試食のレポートはまだ続きますのでお楽しみに！

 

プロジェクトメンバー　ミズタ