2,000頭の「さくらねこ」からありがとう!
2019年8月1日にスタートした「広げたい、愛され猫のしるし。殺処分0の裏側を見逃さないために」プロジェクトは、約20日で目標金額の500万円を達成!ネクストゴールにも挑戦し、最終的に589名の皆様から目標金額を大きく上回る689万円のご支援をいただきました。
どうぶつ基金の活動に共感いただいたこと、また、小さな命に心をお寄せいただいたこと、この場を借りて支援者の皆様に深くお礼を申し上げます。
皆様からのご支援は、全額「さくらねこ無料不妊手術」に使用させていただき、2,000頭を超える「さくらねこ」を誕生させることができました。
耳先がさくらの花びらの形にカットされた「さくらねこ」を見かけたら、ぜひその子に話しかけてみてください。きっと「ありがとうにゃ!」という顔をして見つめ返してくれるはずです!
もし振り向きもせず行ってしまったら…
そこは気まぐれな猫のこと、笑ってお許しいただければ幸いです。
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日本では今もなお犬猫の殺処分が行われ、年間約3万頭の猫がヒトの都合によって命を奪われています。そして、保健所に持ち込まれる所有者不明猫の74%が離乳前の子猫であるという悲しい事実があります。
殺されるために生まれてくる命を減らし、殺処分ゼロを実現する-。
まさに「言うは易く行うは難し」の難題。
この難題を解決するために、どうぶつ基金が長年取り組んできた活動が、猫の無料不妊手術「さくらねこTNR」です。子猫を産まなければ殖えることはなく、殺処分も必要ありません。
そして、「さくらねこTNR」の成果は着実にあがっています。
ボランティアの方や自治体と協力して地道に活動を続けてきた結果、2019年度にどうぶつ基金が行った猫の無料不妊手術数はついに10万頭を超えました。かつて約30万頭だった猫の殺処分数は約3万頭にまで減少し、あと一歩のところまできています。
今回のご縁をきっかけに「継続して応援したい」と思っていただけたなら、どうか皆様、どうぶつ基金の「さくらねこサポーター」への参加をご検討ください。
ヒトの都合で命を奪われる動物たちのために立ち止まっている時間はありません。どうぶつ基金は今後も「殺処分ゼロ」を目指して走り続けます。
ご支援いただいた皆様、この度は本当にありがとうございました。
※「さくらねこTNR」の活動状況やその他事業につきましては、下記、どうぶつ基金HPにて公開しております。ぜひご覧ください。