1人1人の強みを大切に。不登校で悩む子どもたちの自立を応援！

 

長男の不登校を乗り越えて。
不登校に悩むお子さん、保護者の方をサポートしたい

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。後藤勝巳と申します。心理学がとても好きな3児の父親です。これまで愛知県で約20年間、サラリーマンとして仕事をしてきました。

私は長男の不登校がきっかけで、多くの方が同じようにお子さんの不登校に悩んでおられることを知り、社会に出るために必要な学校生活を経験できないまま成長していってしまう現実があることを知りました。

 

 

幸い長男は再び学校に通うことができましたが、その後も不登校の子どもたちをサポートする団体のボランティア活動に参加しているうちに、私自身も子どもたちが社会で自立して生きていくための力をつけるお手伝いをする事業をしたい、同じように悩む保護者の方の力になりたいと考えるようになりました。

 

チャイルドカウンセラーの資格も無事取得し、カウンセリングを中心においたサポート事業をいよいよ始めようと考えましたが、ゆっくり落ち着いた環境で話してもらうために必要なカウンセリングルーム費用をはじめ、その他運営を軌道に載せるまでに必要な資金が、自己資金だけでは足りない状況になっています。

 

 

そこで、多くの皆様に不登校の子どもたちや保護者の方を一緒に支えていっていただけないか、また子どもたちの成長を地域で支えていけるようなつながりをつくるきっかけにしたいと考え、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

お子さんだけでなく、保護者の方にも丁寧なカウンセリングを通して、一人ひとりが自ら自分の強みを見出し、生きていくことの楽しさを再発見してもらう、そんなサポートをしたいと思っています。

 

また、これを機に不登校が社会で大きな問題になっていることをたくさんの人に知って欲しいと思っています。一人でも多くの子どもたちの未来が明るくなるようにみなさまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

まさか自分の子が…。たくさんの方に支えられながら変化した親子関係。
悩んだ経験があるからこそ伝えられること。

 

私の長男は、小学校5年生の3学期から中学2年生の1学期まで不登校でした。ある日学校を休み、そこから通えなくなってしまいました。何があったのか、どうしたのか。長男に話を聞いてみるものの、これだという答えは返ってこず、どうしたらいいのかわからない状態でした。

 

「まさか自分の子どもが…でも、すぐに学校に行けるようになるだろう…」と思っていましたが、日が経つにつれ状況は悪くなっていきました。起きてくるのは弟や妹が学校へ行った後。朝から晩までゲームをし、人に会うことが嫌になっている様子でした。

 

当初息子に対し、「ゲームばかりしてないで、学校に行きなさい！」とばかり言っていました。息子は徐々に外出もできなくなり、家族との会話も少なくなり、部屋に閉じこもってしまう生活になっていきました。

 

 

不登校が長期化するにつれ、私自身も表情が暗くなり、子どもとの距離もできはじめ、毎日悩んでおりました。夫婦共々今まで経験したことのない「不登校」に、自分達ではどうしていいのか分かりませんでした。

 

学校生活を送ることができなければ、子どもは自立ができず、勉強についていけず友達もいなくなってしまい、将来社会から孤立してしまうのではないか......私自身も徐々に仕事が手につかなくなり、また少しでも息子と接する時間が必要だと感じ、息子が中学1年生の3学期の時に、朝早く始まり夕方までには帰ってこれる仕事に転職しました。

 

解決の糸口をつかめないかと、同じように不登校を経験された保護者の方や学校の先生、不登校支援をされている団体の方々にお会いし、たくさんご相談をさせていただきました。「親がダメになってしまったらもっと悪い方向へ行ってしまう。もう少し気楽にいきましょう！」という励ましの言葉に、とても気が楽になりました。

 

 

いろいろな方と接しお話をお聞きする中で、自分たち親にも原因があることに気づきました。例えば息子に対して叱る時、なぜ叱っているのか、その目的をうまく伝えられていなかったこと。息子からすれば、ただ感情的に怒っているだけのように伝わっていたようです。

 

他にも、何度言ってもいうことを聞かない時にだんだんと強い命令口調になってしまっていたりして、もっと息子の立場に立って、目線を下げて話をしなければならないと気づくことができました。

 

自分自身も悪い部分は改善し、子どもと直接向き合い、子どもが本音で話せる環境をつくっていくことに努めました。その後、学校の先生と一緒に外でテニスをするようになるなど、少しづつ変化が見られ、前向きな言葉を自分から発するようになり、笑顔が戻ってきました。そして無事に復学することができました。

 

 

この2年弱の間いろいろな方と出会い、たくさんの方に支えていただいた一方で、不登校の子どもが増えていること、同じように悩まれている方が多くおられることを知りました。

 

息子が復学した後は、同じような不安を抱え、悩んだ経験があるからこそ力になれることがあるのではないかと考え、不登校の相談をさせていただいたNPOが地域で実施している子どもたち向けの無料食事デーのお手伝いや不登校児を持つ親の会、不登校の子どもたちが集まるイベントに参加するようになりました。

 

また、不登校をはじめ、問題や悩みを抱える子どもへの対応に必要な専門的知識・心理援助技術を備えるチャイルドカウンセラーの資格も取得しました。不登校で悩む保護者の方や子どもたちのお話を聞いていると、自分の体験がよみがえってきて、放っておけず、どうか将来を悲観せず、先を見据えて希望を持ってほしいと感じます。

 

私の経験を活かして、いま同じように悩んでいる保護者の方、子どもたちの力になれないか。そんな思いから、不登校からの復帰を支援する「自立型不登校支援プロジェクト」事業を始めたいと思い立ちました。

 

 

自立型不登校支援プロジェクトについて

 

今回立ち上げる「自立型不登校支援プロジェクト」では、不登校のお子さん、その保護者の方に向けて①カウンセリング②個別プラン作成③個別対応実施 （訪問、イベント参加、職業体験、趣味の時間など）の3点を行います。

 

 

カウンセリングでは、保護者の方、お子さんの現状把握および問題解決策の提案、親として今後どうしていきたいのか？お子さんにどうなってほしいのか？など、お子さんの将来についてお話させていただきます。

 

不登校の理由はお子さん一人ひとりによって異なるからこそ、特に個別対応に重点を置きたいと考えています。お子さんのことを知り、お子さんにも自分自身のことを知ってもらいながら、本音で話してもらえるような信頼関係を築いていきます。

 

 

対話を重ねる中でお子さんの強みややりたいことを見つけていき、強みに合わせてイベントや職業体験、ひたすら趣味に没頭する体験など、いろいろな体験をしてもらいながらその強みを最大限に伸ばし、自信を持つためのサポートをします。強みで自信をつけることができれば、苦手なことに向き合うこともできるようになります。

 

不登校で悩んでいるお子さんへの接し方は大きな悩みの一つだと思います。お子さんを傷つけないようにしなければという思いの一方で、なんでも「いいよいいよ」と伝え何も言えないままになってしまうのも、その場しのぎの解決策にしかならず、状況が変わらないままなのではないか…...私自身もそのように悩んでいました。

 

そんなお悩みに対しても、カウンセリング、個別対応を踏まえ、将来を見据えてお子さんに対してどのように接しお話していくのか、アドバイスさせていただきます。このサービスを通じて、お子さんにはもちろん、保護者の方にも、「生きていて楽しいことはたくさんあるよ、希望を持っていいんだよ」と寄り添い、その子の強みを最大限に発揮させ、自信を持って再び学校に通えるようにサポートできたらと思います。

 

 

 

「あの時は大変だったけど、大切な時間だったね」と言える未来へ

 

お子さんが不登校になってしまった時、お子さんが辛いのはもちろんですが、お子さんを支える保護者の方も、将来への大きな不安で辛くなってしまうのは当然です。そんな大変な時期を、一人ひとりにあったサポートをしながら一緒に乗り越えていくことができたらと思っています。

 

あの時は大変だったけど、大切な時間だったね、と親子で笑って振り返ることができるように。サポートを通じて、お子さんの強みを引き出し、一歩一歩その子のペースで自信をつけ、社会で生きていくために必要な力を身につけるお手伝いをしていきます。

 

また、今後は他の不登校支援団体や地域の皆様を巻き込みながら、より幅広いサポートができるようにしていきたいと考えています。子どもたちの明るい未来が実現できるよう、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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