処分される衣料品を有効活用できるサービスを立ち上げたい！

 

はじめまして、鷲見和彦です。これまで私は、工場や現場仕事をしてきました。今は個人事業主として、主に洋服の販売をしています。

　　　　　　　　　　　　　　

その中で、ファッション業界での焼却処分問題を知りました。それは、メーカーが新製品をつくる際、一着あたりのコストを下げるために大量生産することに伴って発生した余剰在庫を捨ててしまうことです。それを聞いて、この問題を緩和することがどうにかできないものかと考えるようになりました。

 

その衣料品たちも処分されるのではなく、有効活用されるように、売り手にとっても買い手にとっても望ましい価格で取引できる仕組みを実現できないかと思いました。そうすることで、少しでも世の中の無駄を減らすことができればと願っています。

 

そこで今回は、知人の業者さんとも協力して廃棄処分品を販売するためのプラットフォームを立ち上げます。そこではダッチオークション方式を採用し、時間経過に伴い売値が下がっていく仕組みを搭載します。この企画を実現するには、多くの人に知ってもらい協力してもらう必要があると考え、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。どうか応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

「いっぱい作って、余ったから捨てる」というサイクルをなくしたい。

 

昨今、日本でも1年間で約30億着（約100万トン）の新品衣料品が処分されていると言われています。それは、長らく「大量生産・大量消費・大量廃棄」という時流がいまだにあるかだとも考えられます。ただ、いっぱい作って、余ったから捨てるというのはナンセンスだと思うのです。もちろん、使えるものが無駄に捨てられるのは、ファッション業界だけが特別に抱えている問題というわけではないはずです。

 

それに、その多くは焼却廃棄されていることがほとんどです。その結果、処分時に発生するCO2によって地球環境への負荷もうまれてしまいます。この問題を緩和する手立てが少しずつでもつくることができれば、ファッション業界が地球環境にやさしいものになっていくのではないかと信じています。

 

このような問題は、今夏にもさまざまなメディアで有名ブランドのニュースも出ていたほどでした。（例：BBCニュース https://www.bbc.com/japanese/44895854）

 

今回の挑戦を通して、ユーザーさんにもワクワクしながら使っていただけるサービスをつくり、大好きな洋服を通して気づかせてもらえた社会課題を解決に導ける努力を、微力ながらも続けていきます。

 

 

 

ダッチオークションを通して、衣類を格安でお届け！

 

店舗では、季節物とか売れ残るリスクがある商品には店頭に並べられる期限を設定して、徐々に値段が下げられます。その単純なシステムが導入されたサービスは、まだ少ないのではないかと考えています。そこで、皆さまからいただいたご支援で、今夏を目処にそのようなサイトを立ち上げさます。

 

このサービスを通して、焼却処分される予定だったモノを救出し、皆様の元へ届けます。また、業者さんだけではなく、個々人が不要になったモノも自由に出品できるような仕組みをつくり、値段の下がり方も自由に設定できるようにすることで、誰でも使いやすいサービスを実現します。世の中からできるだけ不用品をなくし、皆様一人ひとりの力で、地球環境を守っていきましょう！

 

 

もう、ゴミとは呼ばせない。モノを大切にできる社会を目指して。

 

このプラットフォームを通して、本来であれば、焼却処分されるはずだったモノたちから、皆様のお手元にあるいらなくなってしまったモノまで、もう一度、活用していただけるチャンスをつくりたいと考えています。そのためにも、今後は衣類以外も自由に出品できる形にします。そうして、みんなでまだ使えるモノたちを大切に使い続けていただきたいです。

 

そして、より多くの人たちがこの問題を意識するようになるだけでも、今よりは少しずつ課題解決の糸口が見つかっていくのではないかと思っています。そのためにも、まずはサービスの開発を完了させ、いろんな方々に使っていただけるようにしていきたいです。

 

今回の挑戦は、その「はじめの一歩」です。どうか、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。