金沢大学に洋服が循環するシステムを作りたい。

 

 

 

 

e-swapプロジェクトとは、主に金沢大学内の大ホールや小スペースで開催される、回収した洋服を必要としている人にお渡しするイベントです。

 

このイベントは、事前に大学内に設置された回収ボックスに衣服を寄付しただき、服1着につき1枚の引換券を受け取っていただくことで成り立っています。

 

 

 

 

 

イベント当日は、会場でこれらの引換券を使用して、他の学生から回収された衣服と交換することができます。

　　

　　　

　　回収BOX 解説　　　　　　　　　　　　　　　　引換券（見本）

 

 

 

また、イベント内では洋服が抱える社会問題に関するパネル展示やコミュニケーションスペースの設置を行っており、学生たちの衣服の抱える問題やエシカル消費への意識を高める機会を提供しています。

 

 

 

 

 

私たちはこのイベントで、衣服の交換だけでなく、ファッションによる環境や社会への影響についても伝えていくことで、持続可能なファッションの普及を目指しています。

 

 

 

e-swapプロジェクトは、ファストファッションの普及に伴う深刻な社会的、環境的問題を背景に始まりました。今日、衣服の購入が容易になり、誰もが手頃な価格で最新のファッションを楽しめるようになりました。

　　　　　　　　　　

その一方で、大量生産・大量消費のサイクルが作られたことにより、地球の自然資源を過度に消費し、廃棄物の増加を引き起こすなど、環境への負荷が深刻化しています。

 

 

 

この状況はファッションを持続可能な形で楽しむ未来を脅かすのではないかと考え、私たちは「e-swapプロジェクト」を立ち上げました。

 

消費者は、素材や生産過程に直接関与することは難しいかもしれませんが、自分たちの消費行動を見直すことにより、大きな変化をもたらすことができます。

 

私たちは、洋服を着る1人1人の意識を変えていくことで「洋服の循環」を実現することができると信じてこのプロジェクトを運営しています。

 

「洋服の循環」を実現するためには、1着の服を大切に長く着続けることで消費量を抑えつつ、次の人に渡すという文化を根付かせることが重要です。この文化を創り出せれば、廃棄量を減らし生産をスローダウンさせることで、現在の産業構造を変革できると私たちは考えます。

 

このイベントは、そのための一歩として企画されました。

 

 

改めまして、皆さまはじめまして「e-sic」です！私たちは、エシカル消費が人々にとって当たり前の行動になる持続的な社会を作ることを目的に活動しています。

 

エシカル消費とは人・食・地球のことを思いやる消費行動のことで、まさに、古着の購入や必要ないものを買わないという選択、環境に配慮した商品を選択することがエシカル消費の具体的な行動例です。

 

e-sicは、こうした消費行動が浸透することで持続的な社会を実現できると考えています。

 

2050年には世界の廃棄量は現在より70％も増加するといわれており、これによる地球環境や労働環境の悪化で、私たちは今までのような生活を送れなくなってしまいます。

 

この問題を解決するためには、より多くの消費者が意識を変えるほかないと感じており、私たちe-sicは、特に問題に直面する若い世代に向けてエシカル消費を広めることで、持続的な社会の実現を目指しています！

 

 

いただいた支援金はプロジェクトのために大切に使わせていただきます。

 

備品費(30万)

-ハンガーラック

-平机

-簡易更衣室

-展示版

-全身鏡

-その他備品。

 

管理費（5万）

 

に使用させていただきます。

備品は、木の端材を使って日用品などを作っているbibibi woodworking様に制作をお願いする予定です。

 

 

「e-swapプロジェクト」の重要な目標は、1年間で金沢大学生の30%に相当する2400人以上の来場者を迎えることと、イベントの交換券使用率を50%以上に達成することです。

 

 

 

私たちは、これらの目標達成により、イベントの認知度を高め、持続可能なファッションに対する関心を広めることができると考えています。

 

現在はこれらの目標に向けて、金沢大学内でe-swapを拡大していますが、目標達成後は学内だけでなく周辺地域から金沢市内に範囲を広げていくことを考えております。また、石川県内でe-swapを開催し、同時に古着を用いたワークショップを開催することで洋服の新しい使い道などを提示して、エシカル消費をもっと広めていきたいと考えております。

 

 

プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情（緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む）により4月中旬開催予定のイベントが開催できなかった場合、5月のイベント開催の備品として資金を使用します。また、それ以降のイベントの備品としても利用させていただきます。