ありがとうございました。 そして進行状況です。
こんにちは
皆様、昨年はこのプロジェクトへの応援いただきありがとうございました。
Earthship MIMAゲストハウス建設の進行状況をお知らせさせていただきます。
現在、アメリカのEarthship建築家マイケル レイノルズ氏と連絡を取り合いながら建設のための設計図面を進めています。
また、日本の基準に合わせ、建築の申請許可がおりるための図面の調整等を日本人の建築士さん3名にもご協力いただいています。
アースシップはご存知の様にタイヤに土を詰め積み上げたものを壁面に使用したり、雨水をろ過し使用するなど様々な部分で通常の日本の建物の概念とは異なる仕様のため、オリジナルのマイケル氏の提案そのままでは建築許可がおりないので、日本の基準をクリアする図面作成にとりかかっているというのが現在のところです。
とは言っても、かなりはっきりとした図面は上がってきており、あとは細かな調整を加えていくという状況です。
上の図面が、上から俯瞰した図面です。
3つの丸いスペースがゲストハウスの客室となります。
当初は2部屋の予定でいたのですが、ゲストハウス運営をするための採算上3部屋での計画に変更になりました。
ちなみに、この図面をマイケル氏が提案してくれた時、私が「円だと家具が置きづらいので四角が良いです」と言ったところ、「日本は地震の国、耐震に一番優れているのは円形だから」と強く言われその様になりました。
今では、私もこの仕様がとても気に入っています。
3つの部屋の前面がガラス張りのサンルームの様なスペースで、ここに宿泊者が共同で仕様していただくキッチンや浴室、トイレが配置されます。
もちろんここで植物(野菜や果物)も育てられます。
まだ、この図面が最終決定ではなく、現在進行形で色々調整されていっている最中です。
そして、皆様からご支援いただいた金額についてです。
■達成金額 2,124,000円のうち
・Readyforへの仲介手数料 298,366円を差し引き
・マイケル レイノルズ氏への建設設計図面依頼料 $10,000
2回に分けて送金 1回目 $5,000=573,300円(国際送金手数料含)
2回目 $5,000=551,900円(上記同様)
※レートが異なったため差額が生じています。
・リターン送付費用 224,160円(郵送料含)
を支払い残り476,274円となっています。
この金額は建設費用のうちの太陽光パネル設置部分に充てさせていただく予定です。
皆様のおかげで、アースシップ建設のためマイケル氏への依頼をすることができ、正式にアースシップゲストハウス建設のためのスタートを切ることができました。
本当にありがとうございます。
現在のタイムスケジュールは、マイケル氏やアースシップインストラクターチームのスケジュールの兼ね合いもあり今年の秋11月に1ヶ月間かけてワークショップ形式の建設を、徳島県美馬市の三頭山でアメリカからアースシップインストラクター数名とマイケル氏が来日滞在し、各地からのワークショップ参加者と一緒に建設する予定ですすめています。
ワークショップは1ヶ月間で建設地近くの宿泊施設「山人の里」に滞在していただく形です。 具体的な参加募集は、Earthship 本拠地のアメリカのEarthship Biotectureがホームページにて呼びかける方向です。
ただ、私からも日本向けの告知等していくのでご興味のある方がいらっしゃいましたら、私のメール宛 (tomobird@gmail.com)へもお問い合わせください。
そして今回のプロジェクトページへのアクセスは今後も可能で、新着情報も引き続き更新し、進行状況をお伝えしてまいりますので、ぜひこれからもご覧いただけたらと思います。
最後になりますが、ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました。
きっとこのアースシップの様なオフグリッドハウスへご支援いただいた方々、それぞれの中に私たちがこれからどんな地球環境の中で暮らしていきたいのかというたくさんの思いが詰まっているのだと思います。
このゲストハウスが、そんな未来へのビジョンや可能性をのせた地球の船の一つになれることを思い描きつつ、完成に向けて進んで行きますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そしてゲストハウスEarthship MIMA がオープンしましたら、ぜひ現地へもいつかお越しください。
本当に本当に本当に!ありがとうございました。
倉科 智子