摂食障害の女の子へ勇気を。修学旅行のリベンジを応援したい!

摂食障害の女の子へ勇気を。修学旅行のリベンジを応援したい!

支援総額

1,288,000

目標金額 1,000,000円

支援者
214人
募集終了日
2018年7月31日

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目標金額に達成しました!

あたたかく力強いご支援 本当にありがとうございました。

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7月27日 午前9時40分、目標金額の100万円を達成することができました。皆さま、本当にありがとうございました。

 

これだけ多くの方から応援の言葉を目に見えるカタチで受け取れることは、人生の中でもそうない機会だと思います。 クラウドファンディングをやるかどうか本当に迷って、何度も議論を重ね、修学旅行に来ていただく女の子たちにとって、どんな方法が一番ベストなのか考えた上で、今回のクラウドファンディングをスタートしました。
「摂食障害」とても分かりにくい病気だと思います。

「修学旅行」うまく伝わらない企画だと思います。
だけど、そこに一生懸命寄り添い、私たちを信じて下ったみなさんに、本当に心からの感謝を申し上げます。

 

7月27日 修学旅行実行委員長 野邊まほろ

 

 

“食べること” だけの悩みだけでなく、

”人との関わり”さえも遠ざけてしまう、摂食障害。

 

友達と「ごはん美味しかったね」と言い別れた後、大量の下剤を飲み、痛みで気を失う。 人前にいる『普通のわたし』とひとり先の見えない不安と戦う『過食症のわたし』の狭間で6年間苦しみました。

 

過去の私のように、人知れず悩みを抱え込んでしまっている、同世代の女の子たちのための拠り所になれる場所をつくりたい、完治した今、そんな想いに駆られるようになりました。

 

日常と離れ “食べること” は意識せず、誰にも言えなかった悩みを彼女たちのペースで打ち明け、前に進むキッカケを作りたい。その想いで今回の修学旅行を企画しました。

 

この3年間、自分のお金で全国を周り、女の子たちと一緒にごはんを食べ、自分を好きになれるアクセサリーやメイク道具をプレゼントしてきました。

 

私一人の力では届けきれない数の女の子たちに、修学旅行という機会を届けるためには、どうしてもみなさんのお力が必要です。 そして、皆さんからのたくさんの応援の声をしっかりとカタチにし、心強い仲間とともに、一人でも多くの女の子の背中を押してあげたい。

 

皆さんの応援の声を、後10日間。 最後まで集め、届けていきます。 応援をどうぞよろしくお願いします

 

 

 

 

 

下剤90粒を1度に飲む毎日。高校1年生から6年間続いた過食症を完治しました。

 

はじめまして。「○○ 修学旅行〜わたしだって、変われる〜」を企画・運営している、修学旅行実行委員長の野邉(のべ)まほろと申します。

私は、島根県の離島・隠岐の島で生まれ育ちました。高校の時から島を出て、進学校へ入学。部活や慣れない寮生活、難しい勉強。始めは新しい環境にワクワクしていましたが、疲れが出たのか、突然1週間にわたり原因不明の高熱に悩まされました。復帰したときには授業の内容が全く分からなくなっていて、焦りや不安から、やけ食いをするように。成長期と重なり体重は一気に増えました。

 

インターネットで「簡単」「すぐ痩せる」「ダイエット」と調べると、下剤が良いと書いてある記事を見つけました。軽い気持ちで下剤を手にし、最終的には1度に90粒を飲むように。激痛によりトイレの床で気絶をして朝を迎えることも度々ありました。

そんな日々から6年。大学4年生の夏に、私は過食症を完治しました。そして現在は社会人になり、毎日楽しく働いています。もう完治して3年経ちますが、過食も、下剤も、今日まで1度もありません。人と一緒にごはんを食べて、笑って「ごちそうさま」と言える毎日が、今の私には当たり前に訪れています。

 

 

そんな私は、今回7人のメンバーと一緒に「 ○○ 修学旅行〜わたしだって、変われる〜」という企画を実現するため、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

過去の私自身と、今同じように摂食障害に悩む女の子のために。少し長くはなりますが、今回の企画に対する想いを文章にしたので、ご一読いただけると幸いです。

 

 

 

見た目では分からない。「普通の自分」と「過食症のわたし」、2つの自分を使い分ける日々に居場所はなかった。

 

「摂食障害患者」と聞いて、周りの人の顔を思い浮かべる人は少ないかもしれません。

 

ですが、かつての私のように、誰にも気づかれないところで、摂食障害であることを隠しながら生活している子たちが、実はたくさんいるんです。見た目は「普通の女の子」。自分から名乗り出なければ、一緒にご飯を食べている彼女たちが、「ご飯おいしかったね」と言い別れたあと、自分の指やフォーク、医療用のチューブを使って、食べたものを全て吐き出しているなんて、気づかないと思います。

この3年間、100人弱の摂食障害の女の子たちに直接会い、毎日全国各地の摂食障害の女の子たちとSNSを通して連絡をとり続けてきました。ほとんどの子が、学級委員長をしていたり、ダンスをしていたり、モデルをしていたり。今日も「普通の女の子」として過ごしている子たちばかりです。

髪の毛は綺麗に染められていて、お化粧もしている。instagramだって、綺麗に並べられた食事の様子がたくさん並んでいます。でも見えないところでは、家に帰って一人で嘔吐したり、下剤を飲んでいるんです。

 

友人や家族には、この苦しさを共感してもらえないと勝手に決めつけて、自分一人で殻に閉じこもって。同じ悩みをもつはずの「摂食障害患者」にお会いしても、なんだか違うと思ってしまう。誰にも相談できず、いつも一人で大量に過食し、一人で泣き、先の見えない現実に、ただただ、絶望する毎日。摂食障害だった当時の私も、どこにも居場所を感じることができませんでした。

 

 

過去はやり直せない。だけど、「普通に食べる」ができない私たちが失ったものを「修学旅行」という形で取り返したい。

 

高校生の頃の私がいつも思っていた、「同じように、摂食障害で悩みながらも、前向きに頑張っている同世代の子に会いたい」という願い。今回、この企画を通じて当時の私が欲しかった「友達」に、私がなろうと考えました。それが、「○○ 修学旅行〜わたしだって、変われる〜」です。

 

修学旅行企画を行う さる小 

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実施時期:2018年10月7日(日)〜8日(月)

会場  :泊まれる学校 さる小 

参加者 :摂食障害の当事者及び完治者の女性50名


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◆ 修学旅行に込めた想い。

 

一見「摂食障害」と聞くと、「食べること」だけが難しくなる病気だと認識されます。ですが、「食べる」ができないと、人との関わりさえ遠ざけてしまいます。

 

例えば女の子同士で遊びにいく際も、カフェに行ったり、旅行をしたり、必ずそこに「食べる」は付きまとってきます。摂食障害のときは、食事にいっても体重ばかりに集中して楽しむことができませんし、食事をすると、結果的に吐いたり下剤を飲むことになります。そのため、徐々に人と会うことを避け、孤立していきます。そんな彼女たちに、友達と一緒に食べたり遊んだりする楽しみ、ワクワク・どきどきを思い出してほしい。

 

そう思った時に、どんなイベントがいいのかとても悩みました。ただ、当時の私が来たいと思えるのは、「摂食障害患者」であることをできるだけ意識せずに、「同世代の女の子と同じ悩みについて話せる空間」でした。

 

そこで考えついたのが、今回の「修学旅行」です。料理教室や食事会ではなく旅行にすることで、「食べる」に集中しなくてもいい空間にする。1泊2日という時間の中でゆっくり友達になってもらい、夜寝る前に「悩みのひとつ」として摂食障害について相談しあう。そういうイベントにしたいという思いから修学旅行を企画しました。

 

◆ クラウドファンディングに挑戦する意味。

 

今回は、その修学旅行の運営費をクラウドファンディングで集めます。

 

私自身、島根という場所で摂食障害を経験したからこそ、地方の女の子たちに今回の機会を届けたい気持ちがとても強いです。医療機関も少なく、自助グループ(当事者同士が集まる会)も多くはありません。何より、周りに同じ病気の子が少ないからこそ、自分が摂食障害だと気づかない子や、周りに相談できない子も多くいます。私自身もそうでした。

 

同じように苦しんでいる地方の女の子たちが少しでも来やすいように、支援金は交通費負担にも一部使わせていただきます。

 

また、今回参加してくださる女の子の多くが、両親や友人にも摂食障害であることを言えず、一人で抱え込んでいます。今回、みなさんから支援をいただく際のコメント欄には、女の子に向けたメッセージを書いていただこうと思っています。

 

当日修学旅行のしおりなどにみなさんからいただいたコメントを記載し、彼女たちに届けたいと思っています。応援してくれる人の多さを伝えることで、修学旅行が終わってから、周りの人たちへ相談できる一歩を踏み出すきっかけを作りたいです。

 

 

治療方法は教えられない。だけど、同じ悩みを抱える友達と一緒に少しだけ前に踏み出す勇気を届けたい。

 

この修学旅行では、摂食障害のワークショップや、講演会は一切しません。キャンプファイヤー、運動会、温泉。朝はヨガをして、メイクもします。

今回のイベントは、治療をするためのイベントではありません。私たちが目指すのは、ただただ、楽しい修学旅行です。

 

私たち摂食障害に苦しむ女の子たちは、摂食障害になったことで、たくさんのものを失ってきました。諦めたものもたっくさんあります。「体重」「体型」に囚われてきたせいで、見えなくなったものだって、本当はたくさんあるんです。

 

だからこの日だけは、「摂食障害」を自分から脱ぎ捨てて、全力で「女の子としての自分」を友達と一緒に楽しんでほしい。そして、「友達と遊ぶのってこんなに楽しかったんだ」「私ってこんなに笑うんだ」という、忘れてしまった気持ちを思い出して欲しいと思っています。

 

3年前にも、わたしは摂食障害の子を集めた「女子会」を開催しました。コンセプトは、「お気に入りの服をきて、世界で一番イケてる女子会をしよう」。


イベントの参加が確定した女の子たちのSNSの内容は、日に日に変わっていきました。イベントに向けて新しい服を買った。ネイルをした。マッサージにいった。今まで、嘔吐の報告や過食の嘆きに使われていたタイムラインが、自分自身を楽しむ彼女たちのキラキラとした投稿で埋め尽くされました。


今まで体重や体型に囚われ、痩せることでしか自分を好きになれない、自信がもてないと思っていた子たちに、新しい「自分の楽しみ方」「好きなこと」「自信のつくり方」を見つけてもらうきっかけにもなってほしいです。

 

 

今回修学旅行の告知をしたところ、摂食障害で悩む女の子たちから、本当に多くの声をいただきました。

 

「もう治らないんじゃないかと諦めていた。だけどやっぱり諦めたくないから、もう一度頑張るきっかけがほしい。けじめの修学旅行にしたい。」

「摂食障害のことが頭から離れなくて、学校のイベントはどれも楽しめなかった。今回はおもいっきり楽しみたい。」

「人と食べることが難しくて修学旅行に行けなかった。もう一度修学旅行があればとずっと思っていた。修学旅行にリベンジしたい。」

 

そんな声から、修学旅行の名前は「○○修学旅行〜わたしだって、変われる〜」としました。「○○」の中には、ひとりひとり言葉を埋めてもらおうと思っています。そして、「そんなあなたにちゃんと変われるよ」って、背中を押したい。

 

今、本当に多くの女の子が大きな大きな一歩を踏み出そうとしています。それぞれにいろんな過去があって、この修学旅行へ覚悟と勇気を持って参加してくれようとしています。その勇気を、私は応援したい。彼女たちが、大切な人たちと一緒に笑いながらごちそうさまと言える日が一日でも早く訪れることを願って。

 

みなさまからの温かいご支援をお待ちしています。

 

運営チーム8人で頑張ります!

 

 ご支援の使い道 

 

◆参加者・運営交通費

 440,000円

◆バス代

 201,000円

◆コンテンツ費

 69,560円

 (BBQ、キャンプファイヤー、プロジェクター、運動会グッズ、マイクなど)

◆運営参加費

 80,293円

◆手数料

 183,600円

◆備品・税金など

 50,746円

 

合計 1,025,199円

 

 

 お問い合わせ先


本プロジェクトにご協力いただける方、取材希望の方、ご質問がある方はお気軽にお問い合わせください。


「○○修学旅行〜わたしだって、変われる〜」実行委員
Mail:syugakuryoko.fordgirls★gmail.com
(★を@に変えてご連絡ください)

ご参加を希望の方は以下の応募フォームよりお申し込みください。
https://goo.gl/forms/4O7BKyJB0Wdjourv1

 

+  公式サイト

  

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プロフィール

今回の修学旅行は、「摂食障害の女の子を応援したい」という気持ちのもと集まったメンバーで企画・運営をしています。 ◆修学旅行実行委員 井上いとよ 小西里奈 富澤由佳 野邉まほろ 橋谷帆稀 松野恵利香 水田真綾 河合志帆 ◆イラスト協力  グラフィックレコーダー/上園海 ◆イベントに関する取材・お問い合わせ先  修学旅行実行委員:syugakuryoko.fordgirls@gmail.com

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リターン

10,000


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【女の子の背中をグッとひと押し】1万円全額ご支援

■お礼のメール
 実行委員から感謝の気持ちをお届けします
■活動報告
 活動報告書で修学旅行についてご報告します

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

3,000


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【女の子の背中をひと押し】3千円全額ご支援

■お礼のメール
 実行委員から感謝の気持ちをお届けします
■活動報告
 活動報告書で修学旅行についてご報告します

支援者
153人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

10,000


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【女の子の背中をグッとひと押し】報告会にご招待

■お礼のメール
■活動報告
■報告会(2018年10月27日@東京都内)
 皆さまをお招きし、活動についてご報告します

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

30,000


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【女の子の背中をもうひと押し】報告会+お礼のお手紙

■お礼のメール
■活動報告
■報告会(2018年10月27日@東京都内)
■女の子からのお手紙
 参加した女の子からのお礼のお手紙をお届けします

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

50,000


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【女の子の背中をもうふた押し】報告会+手紙+HP掲載

■お礼のメール
■活動報告
■報告会(2018年10月27日@東京都内)
■女の子からのお手紙
■HPへのロゴ・お名前掲載
 イベントサイト上にロゴやお名前を掲載いたします

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

150,000


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【スポンサー15万円枠】サイト上にロゴ掲載

■お礼のメール
■活動報告
■報告会(2018年10月27日@東京都内)
■HPへのロゴ掲載
 サイト上にロゴをご掲載いたします

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

150,000


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【出張イベント】野邉まほろ全力トーク会

■お礼のメール
■活動報告
■報告会(2018年10月27日@東京都内)
■HPへのロゴ掲載
■野邉まほろが全力トーク会をお届けします
 *日時、場所はご相談させてください
 *交通費はご負担頂きますようお願い致します

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年1月

プロフィール

今回の修学旅行は、「摂食障害の女の子を応援したい」という気持ちのもと集まったメンバーで企画・運営をしています。 ◆修学旅行実行委員 井上いとよ 小西里奈 富澤由佳 野邉まほろ 橋谷帆稀 松野恵利香 水田真綾 河合志帆 ◆イラスト協力  グラフィックレコーダー/上園海 ◆イベントに関する取材・お問い合わせ先  修学旅行実行委員:syugakuryoko.fordgirls@gmail.com

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