乳幼児期の発達障害に対応する療育用ロボットアプリ開発に挑戦!

支援総額

2,030,000

目標金額 2,000,000円

支援者
23人
募集終了日
2019年3月29日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

17,282

 

この数字は療育の専門的知識を求めている

障がい児通所施設の数です。

 

例えば、言語聴覚士にフォーカスしてみましょう。

言語聴覚士は発語、言語、コミュニケーションに関して

専門的な知識と技術をもっています。

 

しかし、実際に福祉業界に就職している言語聴覚士は1,274人

 

知識不足による障がい児へのサポートの質の低下

知識・アドバイスを求める親御さんの不安感

 

この課題をエコルド・グループは、ロボットアプリの力で解決を目指します。

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます!エコルド・グループ創業者の北村耕太郎です。2018年4月に設立したエコルド・グループは「二次障がいにさせない社会をつくる」をビジョンに、大阪で障がい児が療育訓練などを行う施設を5ヶ所運営しています。

 

現在、言語聴覚士など療育の専門的な知識を有する医療専門職員は、病院等へ就職を希望されるケースが多く、小児の小規模な療育施設には入ってもらいにくいという問題があります。その状況は子どもとその家族にとって、悪循環を招くのです。

 

例えば、言葉は出せないが心で言葉を話している子どもの場合、周りはしっかり声をかけていくことが重要になります。しかし、専門的な知識がないと「どうせ、わからない」と誤解し、雑な対応をとってしまったりします。それ以外にも月齢などに応じた訓練や療育を提供できないと、療育施設そのものに通うことを拒否してしまったり、療育の機会を失わせてしまう場合もあります。

 

そこで私たちは、その専門的な知識や訓練、相談の一部分をロボットに担ってもらい、人材不足の問題を解決することにしました。そこで、今回皆さまにそのロボットアプリの開発資金の一部をご支援していただきたく、クラウドファンディングを立ち上げました。どうか今の子どもたち、そして未来の子どもたちのためにご支援をよろしくお願いいたします。

 

二次障がいとは

「子どもたちの発達特性に不適切な養育環境や、適切な療育環境を得られないなどの後天的要因が合わさることで生じる可能性があるもの」と私たちは定義しています。つまり、子どもたちの養育環境、療育環境によって日常生活や集団生活がより困難になることがあるのです。

 

 

エコルド・グループを設立するまで

 

私の息子は、障がいを持って生まれました。親としての責任を果たすべく、11年間続けていた刑事を辞め、子どもと一緒に多くの病院を回りました。そこで療育園にたどり着き、療育に出会ったのです。

 

専門家の集まる療育園は、病院併設の大きな施設で、様々な訓練や療育、専門的な保育の機会を与えていただきました。そして、何より障がい児の親にたくさんのアドバイスをくださり、知識をつけることができました。

 

しかし、そのような恵まれた施設は限りなく少なく、アドバイスをもらえる機会がない親子も多く存在するのです。

 

そこで、私はまず最初に大阪府箕面市で発達障がい児の親の会をつくりました。

そこには専門家や同じ境遇の先輩お母さんからアドバイスをもらいたいとたくさんのお母さんが集まりました。

 

それが私たちエコルド・グループの原点といってもいいでしょう。

そして、発達障がい児の親の会で大きく取り上げられたのが質の高い療育施設、専門家のいる療育施設はどこにあるのか・・・ということでした。

 

私たちは新しいビジネスモデルのもと、私が通っていた療育施設と同じような施設をたくさんつくり、そこに通う障がい児たちに専門的な療育の機会を与えることを決意し、小規模療育施設の管理者を経てエコルド・グループを設立しました。
 

ICT療育を実際に行っている様子

 

専門的な知識を有する職員と出会う機会が限りなく少ない現実

 

現在5ヵ所の療育施設を運営していますが、専門的な知識を有する職員が集まらず、採用が困窮しています。

 

12,615もの障がい児通所施設に専門的な知識を有する職員がいません。

 

乳幼児期の早期療育で最も保護者が気にされている「発語」について、専門的見地から言語訓練・言語療育を行う言語聴覚士の場合、日本全国に16,990人います。その中で、福祉業界に在職している方は1,274人(7.5%)しかおらず、さらに全体で小児や認知領域に対応できるのは4,018人(23.6%)のみです。※平成30年3月時点(日本言語聴覚士会ホームページ参照)

 

●専門的知識のある職員が必要な日本の障がい児通所施設数

児童発達支援事業所数(乳幼児向け療育施設):5,981事業所
放課後等デイサービス(小学生~高校生向け療育施設):11,301事業所

※「専門的知識を有する」職員を言語聴覚士と仮定した場合、圧倒的に不足。

※事業所ニーズとして様々な有資格者を想定しているものの、言語聴覚士をはじめとする一定レベルの専門的知識を有する職員が不足しており、それによって質の低下が社会問題化しています。

 

このように、言語聴覚士にフォーカスすると放課後等デイサービスを含む全事業所17,282事業所中の充足率は7.3% 。小児に対応できる言語聴覚士の数から検討すると、仮に全員が障がい児通所支援事業に就業したとしても、23%しかカバーできない状況にあります。(厚生労働省平成29年社会福祉施設等調査の概況参照)

実際には事業所によって必要とされる専門職員の資格ニーズも異なれば、事業所に1人ではなく、3人以上の言語聴覚士を必要とする事業所もあるため、あくまでも各事業所に1人ずつ言語聴覚士を配置すると仮定した場合となります。

 

 

専門的な知識を有する職員と出会えない場合に起こる悪影響

 

言葉は出せない子どもには、周りはしっかり声をかけていくことが重要になりますが、専門的な知識がついていないと、周りの大人は「どうせ、わかっていないから」と誤解してしまい、声をかける機会を減らしたり、雑な対応をしてしまったりと悪い強化因子を与えすぎてしまい、子どもの自己肯定感が低くなってしまう場合があります。そうなると、子どもが困ったときに大人に頼ることができず、また子ども同士の関わり方や自分の意思表示をうまく第三者に伝えることができない状態になってしまうこともあります。

 

また、療育施設の職員が適切な発達段階を理解していないと目の前にいる子どもが健常の発達に比較して、どこがどの程度困難かの判断やむつかしさを持っているのかの理解ができないこともあります。それにより月齢などに応じた療育を提供できずに、本人に合わない訓練や指導をしてしまうことで、療育施設そのものに通うことを拒否してしまったり、療育の機会を失わせてしまう場合もあるのです。

 

そこで、私たちはその専門的な知識や訓練、相談の一部分をロボットが担い、障がい児通所施設にロボットが当たり前にいる社会をつくることにしました。
 

 

世界的に先進的な技術を使い、療育相談ロボットアプリを開発します!

 

私たちの「Technology✖療育」の挑戦として、第1弾は療育相談アプリを搭載した人型ロボットPepperを世に送り出すことです。

 

2018年10月から株式会社ロゴスの協力の元、プロジェクトを進めてきました。ソフトバンク株式会社の人型ロボットPepper を活用し、特別なプログラムを組み込むことで、障がい児やその親御さんに寄り添える仕様にしていきます。

 

プログラムには障がい児を育てる親御さんに寄り添ってきたエコルド・グループ各施設メンバーの言語聴覚士・理学療法士・看護師・保育士に監修協力してもらい、開発にはPepper に使用するロボットアプリ開発を専門にする株式会社ロゴスに協力をいただきます。

 

療育相談アプリのイメージ 

開発画像になります。

 

2019年5月1日から、大阪府箕面市にある関連施設に私たちの作ったアプリを搭載したPepper を配置し、様々な親御さんが相談できるようにします。また、同時期に大阪府内のエコルド・グループの事業所に療育スタッフ、来所した保護者が使用できるようにするために同じく私たちが作ったアプリを搭載したPepper を試験導入します。

 

その後、データ分析しながら改良を進めていき、次のステージとなる療育訓練用ロボットアプリの開発を行います。そして、ニーズのある児童発達支援事業所などに3年契約で設置していく方針です。

 

子どもたちにとって最も重要な「早期療育」の機会が決して失われないように、Technologyを活用して全国の障がい児通所施設で、質の高い療育訓練や相談が受けられる体制をつくっていきます。

 

 

全国の障がい児通所施設でロボットがいることが当たり前になる社会へ

 

今回のプロジェクトは、全国の障がい児通所施設でロボットが専門性の一部分を担うことが大きな目的です。子どもたちはロボット技術やIoT技術が進化した未来に向かって生きています。

 

ロボットが学校や学習塾、あらゆる場面で活躍する姿は非現実的な話ではないと思っています。だからこそ、私たちは障がい児通所施設でもロボットが活躍する社会であってほしいのです。今回のプロジェクトはその大きな一歩です。

 

私たちエコルド・グループは国内だけではなく、世界中の子どもたちが通う施設や教育施設で療育訓練、相談が可能なロボットが活躍してほしいと願っています。

 

療育訓練をエビデンスをもって実施する職員が不足しているため、専門職員が行う療育訓練の一部をロボットが担える訓練型ロボットアプリも早急に着手する予定です。その次には療育施設で働く職員教育ができる教養ロボットアプリも作っていきたいと思います。また他にも、療育施設に通う重い障がいのある子どもたちがロボットを活用してプログラミングの理解を進めていけるような仕組みも作ります。

 

障がいをもつ子どもたちやその親御さんが、より生きやすい社会を作るために皆様どうぞご支援の程よろしくお願いいたします!
 

 

リターンについて

 

個人の方に向けたもの、障がい児通所支援事業者の方に向けたもの、2パターンをご用意しました。特に療育の質やICTに関する取り組みを共有させて頂きたい思いを込めたリターンをご用意しました!

 

今回のプロジェクトはロボット技術を主として取り上げたものですが、私たちは現場の力の底上げも必要だと思っています。そのためにReadyfor限定に特別研修プログラムやICTの導入サービスを特別価格としてリリースします。

 

特に研修プログラムに関してはエコルド・グループとして最も大切にしている「基本の徹底」をきっちり指導させていただき、特にガイドライン、報酬算定構造の解説、電話応対、身だしなみなどに関するサービスの質の向上を目指したものを本気で指導していきます。

 

資金使途

ロボット実装アプリ開発委託費:1,080,000円
開発関連費:552,800円

Readyfor手数料(税込) : 367,200円
Readyforオプション手数料(税込) : 32,400円

 

お問い合わせ先

メール:kotaro.kitamura@ecold.jp

お問い合わせ先担当:北村

 

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プロフィール

広島県警、大阪府警で刑事警察を担当、在職中、障害をもつ長男が生まれ、退職し、療育に付き添う。その後、起業し、NPO法人を設立。 発達障害児の親の会を主宰、発達障害と犯罪に関する研究、講演等をおこなう。 2018年4月療育施設運営グループ「エコルド・グループ」を立ち上げ、ICT療育、言語療育を主とする事業所を5ヵ所運営中。

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リターン

25,000


療育用ロボットアプリでお名前をご紹介(個人)

療育用ロボットアプリでお名前をご紹介(個人)

◇Pepper に使われる療育用ロボットアプリ内にお名前(ニックネームも可)を掲載します。

ロボットアプリ開発に参加されたからこそ可能な特別なリターンとなります。開発者の一員として今回の療育用ロボットアプリが存在する限り、お名前が永遠に残り続けます。

◆感謝の気持ちを込めたお礼のメールをお送りいたします。

◇◆◇リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください◇◆◇
手数料を差し引いた全額をプロジェクトの実行資金として使用させていただきます。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

10,000


療育施設の管理職向けWEB研修会(約6時間)

療育施設の管理職向けWEB研修会(約6時間)

◇エコルド・グループ代表者・研修担当講師である北村耕太郎がWEB研修を行います。
エコルド・グループで毎週実施されているWEB研修会の方式を採用した療育施設の管理職向け(実際に勤務されていない将来検討中の方でも参加可)の研修です。

持ち物:パソコン又はタブレット+ヘッドセット
実施内容:①ガイドライン解説②障害者権利条約③マネジメント基礎④ストレスマネジメント等
※参加人数が50名を超えた場合、別日程で2回に分けて実施することもあります。
※世界中、どこでも受講して頂けます!

◆感謝の気持ちを込めたお礼のメール

◇◆◇リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください◇◆◇
手数料を差し引いた全額をプロジェクトの実行資金として使用させていただきます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

5,000


サンクスメール

サンクスメール

◇感謝の気持ちを込めたお礼のメールをお送りいたします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

100,000


療育用ロボットアプリでお名前をご紹介(事業者)

療育用ロボットアプリでお名前をご紹介(事業者)

◇Pepper に使われる療育用ロボットアプリ内に会社名、事業所名(ニックネームも可。例:「アプリ応援団」等)を掲載します。

ロボットアプリ開発に事業者として参加されたからこそ可能な特別なリターンとなります。開発者の一員として今回の療育用ロボットアプリが存在する限り、会社名、事業所名が永遠に残り続けます。

◆感謝の気持ちを込めたお礼のメールをお送りいたします。

◇◆◇リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください◇◆◇
手数料を差し引いた全額をプロジェクトの実行資金として使用させていただきます。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

150,000


療育施設の管理職向け1日研修無料(交通費別)

療育施設の管理職向け1日研修無料(交通費別)

◇エコルド・グループ代表者・研修担当講師である北村耕太郎が直接支援事業者さまの元へお伺いさせていただき研修を実施いたします。

実施内容:①ガイドライン解説②障害者権利条約③報酬算定構造と配置基準等④マネジメント基礎⑤ストレスマネジメント等
日程:後日メールにて調整させていただきます。
※別途交通費は頂戴いたしますので予めご了承ください。

◇◆◇リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください◇◆◇
手数料を差し引いた全額をプロジェクトの実行資金として使用させていただきます。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2019年9月

250,000


療育施設向け2日研修無料(交通費別)

療育施設向け2日研修無料(交通費別)

◇エコルド・グループ代表者・研修担当講師である北村耕太郎と指導マネージャー中山のぞみが直接支援事業者さまの元へお伺いさせていただき研修を実施いたします。

実施内容:①ガイドライン解説②障害者権利条約③報酬算定構造と配置基準等④ストレスマネジメント⑤職員マネジメント⑥マネジメント基礎⑦安全管理⑧電話応対⑨送迎実施要領など
※ご希望の内容があれば、メールにてご相談くださいませ。
日程:後日メールにて調整させていただきます。
※別途交通費は頂戴いたしますので予めご了承ください。

◇◆◇リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください◇◆◇
手数料を差し引いた全額をプロジェクトの実行資金として使用させていただきます。

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2019年9月

350,000


【Readyfor限定価格】プログラミング教育プログラム導入費、月額費用の初年度割引提供

【Readyfor限定価格】プログラミング教育プログラム導入費、月額費用の初年度割引提供

♢プログラミング教室と開発中の支援児向けプログラミング教育教材を格安でご提供します

【入会金70%オフ+月会費50%引】
(1年間/入会金100万円、年間会費48万円相当(売上の約20%)で約148万円のところ、入会金30万円+年間会費24万円(売上に関係なく月額2万円固定/初年度)の合計54万円で提供)
※初回導入費、月額必要経費が支援金を合わせても1年間約40%以上の割引サービスです。

◇◆◇リターンが不要な方は選択項目で「リターン不要」をご選択ください◇◆◇
手数料を差し引いた全額をプロジェクトの実行資金として使用させていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月

500,000


療育施設向けコンサルティングサービス(6カ月)

療育施設向けコンサルティングサービス(6カ月)

◇なかなか集客できない!なかなか管理できない!そんな「既存店舗の経営者向けサービス」をご提供。

サービス内容:管理ツールはもちろん、集客・営業・採用・教育などあらゆるツールを取り揃えています。(管理能力の向上、集客力がUPを見込めます)

支援者
0人
在庫数
3
発送完了予定月
2019年9月

500,000


療育施設立ち上げコンサルティングサービス(6カ月)

療育施設立ち上げコンサルティングサービス(6カ月)

◇新規参入!業態リニューアルを目指す!そんな「新規立ち上げ店舗の経営者向けサービス」をご提供。

サービス内容:まったくツールがないところから、施設の立ち上げ、費用算出、マーケティングサポート、集客・営業・採用・教育などあらゆるツールで新規参入をサポートします。(エコルドブランドにこだわりませんので、自社独自ブランドでの新規参入も可能です)

支援者
0人
在庫数
3
発送完了予定月
2019年9月

1,000,000


エコルド・グループへの加盟

エコルド・グループへの加盟

◇エコルド・グループ加盟費用と新規参入コンサルティング費用をセットでご提供。
(新規参入をご検討の経営者様、新規参入コンサルティングを検討されている方向けです。)

まったくノウハウがない状態からエコルド・グループの一員になるまでの必要なサポートを全面バックアップします。

支援者
1人
在庫数
2
発送完了予定月
2019年9月

プロフィール

広島県警、大阪府警で刑事警察を担当、在職中、障害をもつ長男が生まれ、退職し、療育に付き添う。その後、起業し、NPO法人を設立。 発達障害児の親の会を主宰、発達障害と犯罪に関する研究、講演等をおこなう。 2018年4月療育施設運営グループ「エコルド・グループ」を立ち上げ、ICT療育、言語療育を主とする事業所を5ヵ所運営中。

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