こんにちは。ジーエルエム・インスティチュートの井村です。ただいま56%まで来ました。皆さまのご支援に厚く御礼申し上げます。あと2週間で60万、まだまだ頑張ります。

 

本日はマサイ族の生活について書きたいと思います。「マサイ族」部族の名前自体は以外と知れていると思います。友人に「マサイ族って知ってる?」と聞いても、「槍を持って、赤い民族衣装を着て、ジャンプするあの民族の事でしょ?」と多くの人から言ってきます。で実際はどうかと言うと、実際にそうです。ただ全員がそうではないのです。遊牧しているマサイ族と定住しているマサイ族でその生活は大きく違うのです。

 

まず遊牧しているマサイ族ですが、彼らこそが皆さんが印象を持っているままの民族です。

 

伝統的マサイ族の集会

写真のように赤い布を衣服として纏い、槍や弓矢を持ち、強さの証としてジャンプし、ヤギや牛などの家畜と共に雨を求めて遊牧しています。家畜の数は家庭により様々ですが、多い家庭では100を超えています。雨を求めて移動を続けるのは、主に水と家畜を養う草を求めてなのです。携帯電話を持っている人は多いですが、自分たちの生活に誇りを持っており、文明に必要以上に頼る事はしません。ある時彼らに職業を聞いた所、「俺の職業は戦士だ」との答えが返ってきました。ただし、文明から距離を置く生活は貧しさとの戦いでもあります。約半数のマサイ族が遊牧生活を続けていると言われていますが、絶対貧困層に位置する人たちが多いのも事実です。

 

続いて、定住しているマサイ族ですが、彼らと遊牧を続けている人たちとの明確な差は生活様式です。定住しているマサイ族は決まった場所に自分たちの家を持ち、ある程度安定した職を持っています。僕の知っている中でも自分で商売をしたり、ホテルを経営、タクシーやバイクドライバー等、規模や質の差はあれど、我々と同じような収入源を持っています。僕たちのパートナーNGOの職員であるラバンは同NGOの役員ですが、そちらは無給。宿屋(ホテルというは規模が小さすぎる)や農業で生計を立てています。また服装についても赤い布は行事の時のみで、通常はチノパンやスラックスにワイシャツを来て、仕事に従事しています。

 

民族衣装を纏ったラバン

 

通常時のファッション(ラバン(左))

 

近年では定住化政策の影響で、遊牧するマサイ族は数を減らしているといわれていますが、ロイトクトクではまだ多くの遊牧マサイ族が残っています。遊牧しかり早婚しかり、マサイ族の伝統的生活様式には、貧困撲滅に向けた今の国際認識を基に述べるならば辞めるべきものが多くあるかも知れません。ただしそれが彼らが培ってきた伝統と歴史であり、先進国の一方的な価値観でそれを否定することは出来ないのです。それ故に彼らの伝統を尊重する中で改善出来る点を見出していく視点と行動が大切なのです。今回の僕たちのプロジェクトも、そのような位置づけにあり、マサイ族の脱貧困につながる一つの有効策だと考えています。

 

あと2週間で60万。最後まで頑張りますので、皆さまご支援の程宜しくお願いします。

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