カンボジア「明日を生きる力向上プロジェクト!」お礼と報告です
「明日を生きる力向上プロジェクト!カンボジア障害児とお母さんに教育を」へのご支援をお寄せいただきました皆様に心より御礼申し上げます。
皆さんからいただいた力強い応援・ご支援もあり、障害がある子どもたちが通い学ぶチャイルド・スタディ・クラブは3ヵ所とも設立、運営されています。
子どもたちからは、「こんなにたくさんの日本の人たちが自分たちのことを気にかけてくれることに驚いた」「心を寄せていただいて嬉しい」という声が届いています。
寄付だけではなく、一人ひとりの子どもたちに、勇気をいただきました。そして、独りぼっちではないという、自信を届けていただきました。
心より御礼申し上げます。
皆さんからのご支援で実施した活動についてご報告します。
活動報告
■チルドレン・スタディ・クラブの設置・運営
アングマクプリアング村、トラピアング・タミアス村、ダムナック・アンピル村の3か所にチルドレン・スタディ・クラブを設置しました。
去年の仮オープンのときは、御座を敷いてそこに座り勉強していましたが、クラウドファンディングで机やいすを買うことが買うことができました。
チルドレン・スタディ・クラブは村の方のご厚意で、家の軒先を貸してもらっています。
牛もいます。
算数の勉強
チルドレン・スタディ・クラブには学校で使う教科書も置かれています。これで、カバンに重い教科書を入れなくてもよくなりました。
■図書室をつくりました
好きな時に本が読める図書室をつくりました。
本だけではなくタブレットも置いています。目が不自由な子どもは音声を楽しんだり、地を大きくして読んだりし知恵ます。
図書室で勉強する子どもたちもいます。
■自転車の貸出
家からチルドレン・スタディ・クラブまで距離がある子どもたち、遠くまで移動が困難な子どもたちは親の送り迎えが必須でした。
4月より、自転車の配布ではなく貸出しを行っています。そのための自転車を30台購入しました。必要に応じて補助輪をつけています。
■トレーニングの実施
子どもの権利条約、公衆衛生、家庭菜園づくりのトレーニング研修会を各チルドレン・スタディ・クラブで開催しました。
子どもだけではなく、一緒に学びに来る保護者もたくさんいました。
■協働
現状やニーズに即した事業を展開するために、学校や役場はもちろん、お母さん方や子どもたち本人に話を聞きながら事業を行っています。
今後の計画
■チルドレン・スタディ・クラブの運営
今後もチルドレン・スタディ・クラブの運営していきます。
■教材開発
市場で絵本は購入できますが、障害児に向けた教材は見当たりません。
今回設置した図書室に障害があっても楽しめる、学べる教材を置くために、開発を進めます。
■カウンターパートとの連携強化
カンポット州教育局、福祉局だけではなく、他のNGO・NPOや教育省、福祉省との連携を強化していきます。
リターンについて
オンライン報告会、チルドレン・スタディ・クラブのツアーなどについては、スタッフのカンボジア出張に合わせて7月末から8月のいずれかの日に実施します。
詳細はメッセージでお伝えいたします。
お待たせしてしまい申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。
私たちチルドレン・スタディ・クラブの挑戦はまだまだ続きます。
教材開発など、道なき道を行く事業です。ぜひ、今後ともご一緒いただけると幸いです。
改めまして、心温まるご支援、ありがとうございました!