ご報告
・はじめに
インドの低カースト民、不可触民が安心して学べる学校をとスタートしたこのプロジェクトも多くの人々に支えられ、間もなく2年になります。
クラウドファンディングに様々な形で協力して下さった方々のお陰です。
本当に感謝しています。
学校に関係する全ての人々を代表してお礼申し上げます。
ありがとうございます。
「みなさまからお預かりしたお気持ちをインドに届ける」という、シンプルですが最も大切な事をこれからもしっかりと続けていく所存です。
今後ともよろしくお願い致します。
・学校の状況
今年も、特に大きな問題もなく、今月までいつも通り順調に教育を提供できています。
もう全ての子供がヒンディー語のアルファベットを習得し、現在は、語彙の増強と、少しずつですが長文にも挑戦しています。
話せる事と読み書きができる事は全然別物です。
読み書きができるようになると、可能性が広がります。
進学、就職にも不可欠であるからこそ、今じっくりと時間をかけて学んでもらっています。
彼らにとって、算数も、簡単な足し算や引き算は、もう問題ではありません。
かけ算だって、九九程度なら朝飯前です。
年長の児童だと、2の10乗だって計算できます。
とにかく、学習能力が高く、新しいこともどんどんと覚えます。
さらに、自学自習の習慣が身につきはじめている児童もおり、この年でそれができる事に感心すると同時に、将来がとても楽しみになってきました。
それだけではありません。
お絵描きだってみんな上手なんです。
学びたいという気持ちが強いと、本当に何でもすぐに吸収するのですね。
・学校の運営
今年の6月から10月までで約8万円を運営資金として活用させて頂きました。
教員の給与と教室のレンタル代です。
5ヶ月間の給与として3名の教員にそれぞれ約2万円支払い、教室費としても約2万円支払いました。
学習効果を見る限り、かなりのコストパフォーマンスを実現できていると思います。
今後も有効活用に努めて参ります。
・リターンの発送状況
本日、全てのリターンの発送が完了しました。
ご登録頂いているメールアドレスをご確認下さい。
来年1月にも、ニュースレターを送付予定です。
・今後の予定
これまで、多くの支援者様が、学校の、そして母体である笑顔の先にある世界の持続可能性を心配して下さっていました。
いろいろと可能性を模索し、ついに1つの道を見つけました。
いよいよ、持続可能な学校運営を目指して動き出す時がきました。
50年、100年と続く学校を目指して基盤を固めます。
詳細は、近日中にお知らせ致します。
これからも、応援、ご支援、よろしくお願い致します。