築100年の古民家を、ゲストハウス兼ヨガスタジオとして蘇らせたい！

>>（English）How to Support by Credit Card

 

 

 

 

 

 

■はじめに

 

ページをご覧いただきありがとうございます！山梨県北杜市（ほくとし）で古民家再生プロジェクトを進めている齊藤美香と申します。

空き家になっていた築100年の古民家を夫婦でリノベーションし、様々な人が集うゲストハウス兼ヨガスタジオに蘇らせるべく、全力で準備を進めています。2024年秋オープンに向けて、現在改装工事真っ只中です。

 

プロジェクトオーナー　齊藤美香

 

この度、本プロジェクトを応援してくださる皆様と一緒にこの場所を作り上げるべく、初めて夫婦でクラウドファンディングに挑戦します！私たちのチャレンジに、皆様の力を貸してください。ぜひ応援よろしくお願いいたします！

旦那さんのポールと私

 

 

■プロジェクトの経緯 

 

東京で生活していた頃コロナに遭い、スーパーマーケットに行列ができて食べ物がなくなるという経験をした2年前。自分が生きていくために必要な食を全て誰かに頼っている状態にすごく危機感を感じ、家族で食べる分だけでも自給できるようになりたいと思うようになりました。”消費者”であり続ける今の暮らし方に疑問を持ち、会社勤めをやめて、自分で暮らしをつくる生き方に変えていこうと、2021年7月に旦那さんと2人で山梨県北杜市に移住しました。    

 

我が家の畑で自給農に取り組む様子

 

移住してすぐ、住む場所の物件探しのために北杜市の不動産を全て見て周りましたが、移住者に人気の北杜市はほとんど中古物件は売れてしまっていて、あっても手が出ない金額でした。移住当時の私は北杜市に友達も知り合いもいなかったため、唯一できたことは北杜市内を自転車で周り自分の足で空き家を探すこと。アップダウンの激しい北杜市を滝汗をかきながらクロスバイクで駆け回っていた時、ぽつんと佇む平家の古民家を見つけました。これが今回のプロジェクトの舞台です。    

 

今回の舞台の築100年を超える古民家

 

その場所に立った時、将来の暮らしが見え、ここに人が集う未来が見え、”私が探していたのはこれだ”という直感とともに、この古民家と出会いました。この場所に住みながら、ここに集まる人々と共に、自然と共にある暮らしがしたいと思い、誰にでも開かれた場所に蘇らせようと、購入を決めました。   

 

 

 

■夫婦と仲間達で取り組んだ古民家再生

 

 古民家は雨漏れをしていて、増築部は全て朽ちている状態で、決して良い状態ではありませんでした。大規模な改修が必要な物件でしたが、全て大工さんにお任せするのではなく、できる限り自分たちの手で古民家を蘇らせることを決断し、大規模改修が始まりました。とはいえ、大工道具すら持ったことがない完全素人夫婦の私たち。まずは道具を一から揃えるところからのスタートでした。    

 

キッチンの解体中

 

古民家再生は気力と体力と持久力が求められる仕事で、途方に暮れてしまいそうな作業量でしたが、自力で調べて手足を動かしているうちに、少しずつ出来ることが増え、知識が増え、駆けつけてくれる仲間が増え、一歩一歩古民家が蘇り進化していきました。その過程が何よりも楽しくて、古民家再生は家を完成させることだけでなく、その過程にこそ価値があると実感しています。 

 

古民家再生に取り組んでくれた仲間たち

（他にもたくさんの仲間にサポートいただきました。本当にありがとう。）

 

 

■古民家再生の楽しさの裏側にある苦労

 

こうやって文章で書くと、トントン拍子に事が進んでいるようですが、実際は終わりの見えない日々に疲れ果て、思うように出来ない自分への苛立ちや不安に襲われる日が山ほどありました。 

 

 

いつ出来上がるの？という周りの言葉に焦り、私たちの取り組みがなんだか無意味に思えてきて、いっそのことやめてしまいたいと思う日もあって。ただただ涙が溢れてくる無気力な弱い自分にも何度も出会いました。 

 

 

ただ今振り返ると、あの時期は全く無駄ではなく、あのとき無力に思えた自分自身を信じて進んだからこそ、今こうして自分の夢が近づいているんだと実感しています。”この道を歩んでいくんだ”と決断し、行動した先にしか見られない景色があることをこのプロジェクトで学びました。 

 

旦那さんと縁側で一休み

 

 

 ■ゲストハウスの開業を決めた理由 

 

22歳の時、”世界をこの目で見てみたい”という理由から、大学院合格を機に1年間休学し世界一周をしようとひとりで旅に出ました。世界16カ国62都市をバックパッカーとして放浪していた時、滞在していたのがゲストハウスでした。一人旅で不安な日もゲストハウスに行けば、人と出会い、その土地の魅力に出会い、自分の居場所がある安心感をすごく感じたのを覚えています。  

 

ボリビアにて、22歳の私  

 

その宿での記憶が訪れた土地のイメージをつくっているなと感じたとき、私も自分の大好きなこの北杜市という土地で、あらゆる境界線を超えてコミュニケーションが生まれる宿を作りたいと思うようになりました。国内外の人が入り混じり、人がオープンに出会える”街のハブ”となる宿ができたら、北杜市がもっと面白くなると思ったからです。  

 

ペルー　マチュピチュにて  

 

 

 

 ■ヨガとの出会い

 

 世界一周をしていた時、北インドのリシュケシュという場所に偶然たどり着きました。ここはヨガの聖地らしいというのを聞いていたので、ちょっとやってみようかなくらいの意識で１ヶ月くらいの間、毎日４時間マンツーマンのレッスンを受けたんです。その時本当に心と体が整うという経験をしました。 

 

インドのコルカタにて  

 

社会人になって忙しい毎日の中で、自分を見失い心が荒れている時、私は何度もヨガに救われました。マットの上で身体を動かして、呼吸を整えていると、マットの外に出た後も、よりポジティブに心地良く生きられるようになり、心身共にヨガで進化する経験をしてきました。  

 

 

 自分の内側に意識を戻したとき、自分がどうありたくて、何をしたいのか、自分の内なる声に耳を傾け、自分に嘘をつかずに日々の選択ができるようになる。

 

私にとってヨガは、自分を心地よく生きやすくするためのツールの一つです。私は、そんなツールを誰もが使いこなし、マットの上だけでなく、マットの外に出た後の皆さんの人生が少しでも豊かになればと、ヨガをお伝えしています。 

 

 

  今までは拠点を持たず、北杜市内のカフェやお寺などでイベント形式でヨガクラスを開催していましたが、今後はイベントだけでなく、もっと気軽にヨガを暮らしに取り入れられるように、ヨガスタジオとしてもこの場所を開放していきます。 

 

 

 

  ■プロジェクトの内容

 

築100年の平屋の古民家を改装し、ゲストハウスと、ヨガスタジオを作ります。

この場所を”ëighten（エイテン）”と名付けました。

 

 

 

 

■ëighten(エイテン)の紹介 

 

私たちの活動の拠点である八ヶ岳と、世の中に存在する全てのモノに宿っている八百万の神（生命）を大切にする暮らしを表す、”eight"。また、自然と人の繋がりや、人と人との縁（en）が生まれる場所になりますようにと願いをこめて、この場所を"ëighten"と名付けました。

 

  

 

 

■ëightenゲストハウス&ヨガスタジオの楽しみ方

 

 畑で採れた新鮮な野菜(栽培期間中農薬不使用)を使ったお料理や、地元のカフェやレストランとも連携し、北杜市の美味しさを宿で味わうことができます。素泊まりの方は、快適に調理していただける共有キッチンをご用意しているので、地元の食材を料理して、ご家族やお友達と自由にお過ごしいただけます。   

 

畑で採れた新鮮な野菜たち

北杜市にあるカフェ”engawa cafe”のお食事

 

宿内にカフェバーラウンジを作るため、ëightenの自家焙煎珈琲や、地元のクラフトビールなど、お飲み物もお楽しみいただけます。ヨガクラスの後の憩いの場に使ってもらったり、ただふらっと立ち寄ってもOK。新たな出会いが生まれる空間をお楽しみください。      

 

古民家の目の前の広大な畑からは、南アルプス、八ヶ岳、富士山を一望できるので、ガーデンでの畑ヨガや、夜は畑に寝そべって、星空を眺めながら仲間と語り合えるのも、大自然あふれるëightenならではの過ごし方。

 

大自然の中で、周りの美しさを観察し、ただここに存在しているだけで価値のある、唯一無二の自分自身を労わる時間にしてもらえたら嬉しいです。  

畑から見える八ヶ岳   

 

ヨガクラスは、曜日毎に異なる講師がクラスを開催していく予定です。（ëightenで一緒に働きたい講師陣を近日中に募集します！）ヨガや瞑想、ピラティスクラスや、外部の様々な講師陣をお招きし、心と身体を整え自分と向き合うWorkshopなども開催していく予定です。    

 

 

 

■今後の事業展開 

 

今後は、古民家と広大なガーデンを完全貸切にしたウェディングパーティーなど、パーティー会場としてもオープンしていく予定です。

 

 

大切な人と家族の歩みを始める日

仲間の門出を祝い合う日

ただのんびりと今日という一日を味わう日

 

誰かにとってのそんな大切な一日を、皆様の人生に温かく寄り添うëightenでお過ごしください。

 

 

築100年を超えたこの古民家は、ここに訪れる皆さんにとって、いつでも帰ってこられる「我が家」でありたいと願っています。

 

 

■資金の使い道

 

今回のプロジェクトの費用は600万円で、その内の150万円をクラウドファンディングで支援を募らせていただきます。（残りは自己資金で対応）皆さまからご支援いただく資金は全て、ゲストハウスとヨガスタジオ開業資金に充てさせていただきます。

 

＜予算内訳＞

基礎工事費：300万円

内装工事費：230万円

設備導入費：50万

readyfor手数料：18万円

 

 

 

■最後に 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます！このプロジェクトを通して、未知で先が見えない不安を乗り越えて、夢に挑戦する素晴らしさを経験しました。今後はこの場所に訪れる一人ひとりが、より豊かに、よりチャレンジングでワクワクする人生を送るきっかけを創っていきます。

 

今回のクラウドファンディングは、資金集めだけが目的ではありません。

私たちを応援してくださる皆様と共にこの場所を作り上げ、仲間と力を合わせて挑戦するエネルギーを皆さんと共有し、お互いに助け合える力強いコミュニティを作りたいという想いがあります。

 

今回のプロジェクトは、私たち夫婦二人の力だけでは達成できません。皆様のご支援が必要です。どうか温かい応援よろしくお願いいたします！

 

Thank you so much in advance.

Mika & Paul

 

 

※1「食べて応援！」のリターンを履行するためには、食品衛生法野菜果物営業届出が必要となる。現在、既に手続きを進めており、リターン返礼期間である2024年7月1日までに取得見込み。（2023年9月21日現在）

 

■店舗情報 

店舗名：ëighten 

オープン日：2024年9月予定

住所：山梨県北杜市

駐車場：10台程度

 

 

 ■協賛ブランド紹介

 Vivobarefoot

 

 

@vivobarefootjapan

Vivobarefoot Japan director 小峯秀行（@hideyukikomine）

 

『Re Connect』(足と再びつながる)、『Re Nature』（自然と再びつながる）の理念のもと、ベアフットシューズを生み出すイギリスのブランド「Vivobarefoot(ビボベアフット)」。足本来の機能を妨げない靴により、足が強化され私たち人間が生まれ持った強さを取り戻す。一度履いたら他の靴に戻れなくなるほど心地良いvivobarefoot。私も毎日愛用しています。今回のリターンにも登場しているのでこの機会にぜひお試しください！