頑張れ、永寿総合病院:地域医療の砦を守ろう

寄付総額

49,462,000

目標金額 20,000,000円

寄付者
4,639人
募集終了日
2020年7月31日

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プロジェクト本文

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《達成のお礼とご報告》

 

6月29日(月)12時からスタートしたこのプロジェクトですが多くの方々からご支援をいただき、開始1週間という早さで第一目標としていた2,000万円を達成、第2目標であった4,000万円も11日目で達成することができました。


たくさんの応援コメントとともに多くのご支援をいただけたことは、医療従事者の励みになると思っています。

 

ご支援いただきました皆さまに、改めまして心より厚くお礼申し上げます。

 

いただいたご支援は、予定通り約800名の全職員に1人5万円ずつ手当てとして支給されます。


これ以上集まった資金は、不足している人件費や感染症対策費として使用される予定です。

 

引き続き、皆さまと力を合わせて、地域医療を支えていきたいと考えております。ご協力・応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2020.7.10 追記
永寿総合病院を応援する会 一同

 

 

4月4日、日本中が混乱する状況の中で『頑張れ、永寿病院 地元有志一同』の横断幕が掲げられました。それを目にして、「まだ私たちはここにいてもいいんだ。」と思えました。

 

ー 永寿総合病院  職員の声

 

 

 

「永寿病院は、この街に必要です。」

 

ー「永寿総合病院を応援する会」共同代表 阪口真之より

 

このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。また、罹患された方々およびそのご家族、関係者の皆様、感染拡大により日常生活に影響を受けられている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。新型コロナウイルス感染症の一刻も早い終息をお祈り申し上げます。

「永寿総合病院を応援する会」一同より

 

 

「永寿総合病院を応援する会」共同代表の阪口真之と申します。私は以前、永寿総合病院で勤務しており、現在は台東区浅草エリアでクリニックを経営しております。

 

3月に起きた新型コロナウイルスの院内感染の影響で、永寿総合病院はいま運営継続の危機を迎えています。永寿総合病院に関わる身として、日々情報交換し、現場の情報を得て、私たちにできることをと活動してまいりましたが、新型コロナウイルスの影響は私の想像をはるかに超えるものでした。

 

当時、コロナ最前線で闘ってくれていた医療従事者は、家にも帰れずホテルに寝泊まりし、家族とも会うことができない中、懸命に医療に専念していました。

 

そんな医療現場のために私たちができることは多くはありません。ただ、せめて、あの期間中、身の危険も顧みずに最前線で闘ってくれた医療従事者の方へ、いま私たちが協力してできることをしたい。少しでも彼らの働く場所、働いた対価を守りたい。

 

そんな思いから、この局面を乗り切るために、過去に永寿総合病院で働いていたOBOGの医師、今現在も働いている職員を含め任意団体を立ち上げました。

 

いつ第2波、第3波がくるかわかりません。皆で力を合わせ医療崩壊に歯止めをかけなければ、永寿総合病院をはじめ新型コロナウイルスが院内感染した医療機関は運営困難になり、医療崩壊が起きかねません。これはafterコロナの時代に社会全体で向き合うべき問題です。

 

皆様の支援・応援は現場関係者全ての励みになります。応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

2020.06.29

「永寿総合病院を応援する会」共同代表

 あさくさ田原町内科クリニック 院長 阪口真之

上野なかのクリニック 院長 中野邦夫

医療法人社団KDE上野浅草通りクリニック 院長 鴫原寿一

 

永寿総合病院の状況 および 日本の新型コロナウイルス感染症の動向


 

2月1日:クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の乗客で新型コロナウイルスの感染を確認。

2月14日:東京都内の屋形船で新型コロナウイルス感染症の集団感染が発覚。

3月2日:全国の小中学校、高校で一斉休業要請。

 

3月23日:入院患者2名がPCR検査にて、新型コロナウイルス感染症の陽性と判明。

 

3月24日:東京オリンピック延期決定。

3月25日:東京都の小池知事が緊急会見を開催し、週末の外出自粛要請。国内感染者は1,268名※1

 

3月25日:院内感染に伴い、外来診療と新規入院の受入を停止。

3月26日:相談窓口の開設や、かかりつけ患者様への電話診療、入院中の患者様の治療やケアなど出来うる対策を行う。

3月28日:ほぼ全ての病棟で防護服を着用。

 

4月7日:首相が緊急事態宣言を発表。

 

4月12日:院内消毒を実施。

4月16日:基幹病院として必要な医療体制は確保しつつ、安全面、健康面、メンタル面を考慮し、大多数の職員が交代制で休暇をとる措置が講じられる。

 

5月25日:緊急事態宣言解除。

 

5月26日:一部外来診療の再開。

6月8日:新規入院の受入の再開。

 

※1 厚生労働省「新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について」3/25

- - - -

 

2月以降の医業収入は減少し、院内感染拡大による約2ヶ月間にわたる外来診療、新規入院の受け入れを停止したことにより収入は、これまでと比べて半分以下になっています。結果として大幅な赤字となり、相当額の運営資金が必要となっている状況です。

 

 

病院の運営費用は約6割を人件費が占めています。そのため、いまは出勤調整が行われ、なんとか運営が維持されている状況かと思われます。特に看護師については、入院患者様とのバランスを考え大幅に出勤調整の協力が必要な状況で、出勤調整の結果、満額の給与を受け取れない職員もいると聞いています。


5月26日より一部外来診療を再開し、6月8日より新規入院の受け入れも再開したとのことですが、以前のように機能が回復するまではしばらく時間を要し、出勤調整の協力はしばらく続くと思われます。

 

収入減少の影響は病院の努力だけでは解決が難しいこともあり、既に台東区や東京都からの感染対策費用などの支援をいただいているようですが、当面金融機関からの融資を受けながらの運営が必要だと、病院側から伺っています。それでも、運営を継続し医療従事者を守り切れるかどうか厳しい現状だと想像しております。

 

新型コロナウイルス感染症への対応による精神的・肉体的疲労。
収入の減少による経済的ダメージ。

 

このままでは、医療従事者が先に倒れてしまいます。患者様の“命”を守るのはもちろんのことですが、それ以前に医療現場で働く職員の生活を守らなければなりません。

 

 

 

このプロジェクトで実現できること。

 

今回、皆さまのご協力のもと集めたい最低限の必要資金は2,000万円です。

 

看護師など医療スタッフの皆さまは、新型コロナウイルス感染症と最前線で闘っていた上に、出勤調整にも積極的に協力しているにも関わらず、新型コロナウイルスの影響で、満足に給与を受け取ることができていない状況です。

 

今回のプロジェクトで集まった2,000万円の資金は、全看護師約400名への1人5万円ずつ手当てとして、充当させていただきます。4,000万円まで集まりましたら、看護師職員以外の約400名に1人5万円ずつ手当てを支給し、看護師を含めた全職員合計約800名に手当てが行き届くようにしたいと考えております。

 

それ以上集まった場合は、不足している人件費や感染対策費として使用させていただきます。

なお資金は、10月頃には職員の元へ届くように病院内部の担当者と調整いたします。

 

 

医療従事者の生活を守ることができなければ、万が一、新型コロナウイルス感染症の第2波がきてしまった時、地域の医療を守り私たちの安全を確保することができなくなってしまいます。

 

今回集まった資金は、永寿総合病院の口座へお振込いたします。今回のプロジェクトは、永寿総合病院に関わる外部のメンバーで立ち上げましたが、支援金を届けるという観点から、資金は直接永寿総合病院へ流れるようにいたしました。

 

 

 

 

本プロジェクトへのお礼

現場職員の声

 

●廣橋 猛(永寿総合病院 緩和ケア科医師)

私は永寿総合病院に勤務している医師です。新型コロナウイルスの院内感染により、多くの患者さんにご迷惑をおかけしてきました。そして、院内のスタッフは、感染の危険と隣り合わせの中、厳しくつらい時期をどうにか乗り越えてきました。いまは感染対策を徹底した上で、外来・入院診療ともに再開することができました。


さて、今回、かつての同僚であり、また私にとっては先輩でもあるOBの先生方が、当院を支援するためのクラウドファンディングを立ち上げてくださると聞きました。当院は長期にわたって新規の患者さんの受け入れができず、経営的に厳しい状況に置かれており、職員は給与が無事に支給されるか心配しています。そこへ今回企画してくださった先生方から「特に、新型コロナウイルス感染症患者さんのケアにあたってきた看護師さんに対して、そのがんばりが報われるようにしてもらいたい」という声があり、私は本当に胸が熱くなりました。多くの看護師さんたちも、おそらく先生方のお気持ちを嬉しく感じ、そしてまた前向きにがんばる勇気を持つことができたのではないでしょうか。


当院には今回の件のみならず、多くのご支援が届いています。ここに皆さまに厚く御礼申し上げるとともに、今回のクラウドファンディングへのご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

永寿総合病院 緩和ケア科医師
廣橋 猛

 

 

永寿総合病院へ寄せられた応援メッセージ

 

主に台東区の小中学生がメンバーである「まつばチアリーディングクラブ CUPIES(キューピーズ)」が、新型コロナウイルス感染症と最前線で闘う医療従事者へ向け、応援メッセージを動画で送ってくれました。

 

 

 

税制上の優遇について

 

◆当財団への寄附金について
当法人に対する個人の方の寄附については、公益増進法人に対して寄附した場合に適用される「所得控除」を受けることができます。


また、法人様の寄附については、一般の企業等(普通法人)については、一般寄附金の損金算入限度額に、特定公益増進法人に対する寄附金の特別損金算入額が加算される特例があります。

 

 

<個人の場合>
その年中に寄付した合計額(総所得金額の 40%を限度)から 2,000 円を差し引いた額について、所得控除を受けることができます。(所得税法第 78 条)


※なお、個人住民税に対する住民税控除、相続財産寄付に対する相続税非課税についても、それぞれ特例措置があります。詳しくは、お近くの税務署、税務相談室等へご相談下さい。

 

 

<法人の場合>
一般寄附金の損金算入限度額及び特別損金算入限度額は以下の通りです。


・一般寄付金の損金算入限度額
{(資本金等の額×その事業年度の月数/12)×0.25%+所得の金額×2.5%}×1/4


・特別損金算入限度額
{(資本金等の額×その事業年度の月数/12)×0.375%+所得の金額×6.25%}×1/2
※資本金又は出資金のない法人等についても、法人の区分によって別途規定があります。詳しくは、お近くの税務署、税務相談室等へご確認下さい。

 

※ご寄付を頂きました際には、当法人の領収書と、控除を受けられる法人である旨の証明書(認定書)の写しをお渡ししますので、税務署への手続き(確定申告、相続税申告書提出等)の際にご利用下さい。

 

 

◆お願いとご注意
税制は、毎年のように改正されますので、最新の状況については、税務署にお尋ねになるか、国税庁のホームページ(http://www.nta.go.jp/)でご確認のほどお願いいたします。ここに記載されている情報は、必ずしも最新のものでない可能性がございます。

 

 

注意事項について

 

●本プロジェクトはALL IN形式のため、目標金額の到達有無にかかわらず集まった金額に応じて当該活動を行います。

 

●ご寄付確定後の返金やキャンセルは、対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

 

●寄付金領収書の名義・発送先は、原則としてご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所となります。

 

●なお、ご寄付後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

 

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

私達は、永寿総合病院の勤務医を経て、現在、台東区内でそれぞれクリニックを開業しております。 新型コロナウイルスの院内感染の影響により、2ヵ月半にわたり患者様の紹介ができなくなりました。 改めてこの地域の医療を守るために永寿総合病院が必要と感じ、プロジェクトを発足しました。

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プロフィール

私達は、永寿総合病院の勤務医を経て、現在、台東区内でそれぞれクリニックを開業しております。 新型コロナウイルスの院内感染の影響により、2ヵ月半にわたり患者様の紹介ができなくなりました。 改めてこの地域の医療を守るために永寿総合病院が必要と感じ、プロジェクトを発足しました。

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