大阪の水なす農家の挑戦。生産者から消費者へ美味しさを届けたい

大阪・岸和田に生まれた私は、物心ついた頃から、全国でも有名な、だんじり祭りが行われていました。

私も、「いつかは自分も団長になる！」という想いがあり、周りの後押しのおかげで、26歳の頃には、異例の大抜擢で団長という大役を仰せつかるようになりました。

自分が団長になった年、試験曳き中に大事故が発生。

けが人を出してしまった事もあり、自分が団長を務めていた町のだんじりは、その年、解散となってしまいました。

けが人を出してしまった事、町の歴史を自分が止めてしまった事、今でも、その出来事を思い返すと苦しく思います。

しかし、下を向いてばかりでは、何もできない。

私が町に貢献できる事は、自分が志す農業で町の活性化をすること。

だんじりでは成し遂げれなかった町おこしを、農業を通して実現する。

そして、地域だけではなく、農業業界の活性化することを目的に農業を日々精進しております。

皆様なにとぞよろしくお願い致します！

(※だんじり祭…江戸の初期、元禄１６年（１７０３年）、時の岸和田城主が五穀豊穣を祈願して行われたのが始まりです。）