先生徒授業システムを全国に広めたい！

▼自己紹介

【英語と私】早稲田大学政経学部（卒）および東京大学法学部（中）。英検１級。在学中から個人指導塾を開き、吉祥寺で20年、自由が丘で10年、中高生と奥様方400人以上に、英語をはじめ、国語、古文、数学、日本史、世界史の個人指導を続けてきました。テキストは数学以外すべて自作、オリジナルです。2023年、対面授業から、Zoomを使ったリモート授業に完全移行しましたが、テキスト・授業方法は全く同じです。今後は狭い地域を飛び越えて、日本全国どこからでもご参加が可能になりました。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

「理想の授業」を求めていくつもの発見と進化を経験しました。

第１の発見は勉強の本質。勉強の本質は講義（お話し）ではなく暗記・くり返しにあることを発見しました。それまではよくある「マンツーマン・１時間」という授業でしたが、自習が勉強の中心だと分かってからは教室のレイアウト自体を作り変えて、「テキストを暗記したらすぐマンツーマンでテスト・４時間」へと進化しました。

第２の発見は、古文を品詞に分解しているときに起こりました。文をいくつもの要素に区切る方法は英語にも適用できることを発見しました。言い換えると、言語の一般法則（＝文とは要素の集合である）が発見できたんです。そこから翻訳ソフトを作って売り込む、とかいろいろありましたが、最終的には、日本語から英語を作る方法すなわち「要素英作文法」に到達できました。

第３の発見は日々の授業で起こりました。10分の暗記 ⇒ マンツーマンテスト ⇒ 10分の暗記 ⇒ テスト ．．．このサイクルのうち、「テスト」の部分は「私」以外の誰でもできることに気がつきました。もともと暗記しやすいよう、テキストは問いと答えにきっちり分けています。だから「私」対「生徒」ではなく、「生徒」対「生徒」でいい。むしろ生徒同士、お互いが先生になることで別の角度からテキストを眺められる。復習ができる。いっぽうで、つねに10分後にテストする・される環境に置かれるため、「責任」が生まれる。だから勉強が仕事になる。「作業」になる。作業なら誰でもできますよね？　勉強に偏差値なんて関係なかったんです。偏差値は条件ではなくただの「結果」!　大切なことなので繰り返します。作業だから誰でもできる。「誰でも」です。アルバイトと同じ。その結果、４時間の途中で脱落する人が、みごとにひとりもいなくなりました。「先生徒授業システム」の完成です。　

第４の発見は、このシステムなら対面授業はいらないこと。2023年から全面的にリモートに切り替えた結果、「家賃」が不要になりました。すでに第３の進化の時点で、従来の学習塾や英語教室で定番だった、「高学歴」の先生や、「ネイティブ」講師の出番はなくなりました。だから「人件費」も不要。不要になった分は生徒さんに還元します。一番大切な「勉強時間」に還元します。数字で表現しましょう。授業料固定￥24,000（月）で、４時間授業が週５回受けられることになったんです。もう夜遅く、小学生・中学生が出歩く必要はなくなりました。しかも日本全国どこでも。海外でも。

今はここが理想の到達点です。どなたでも分かりやすいように、その進化のことを「偏差値50から医学部・早慶」と表現しています。

▼プロジェクトの内容

ひとりでも多くの方に、ホームページ、YouTube動画をご紹介して、体験授業をご自分が受けてみたい、あるいは勉強意欲のある小中高生、奥様方、お勤めの方に勧めてみたい、と思って頂くことです。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

経営側にとっては家賃と人件費、つまり固定費がかかりません。生徒側にとっては安価な固定授業料で大量の勉強時間（＝自習時間）が確保できます。だからこのシステムは、従来の塾・予備校、英語教室に対して圧倒的な優位に立つことができます。実際、その成果はすさまじいもので、Zoomに移行以来の１年間をともに過ごした高校生たちは、最初の１か月で中学英語を通過、３カ月で正しい英語が自分で作れるようになって会話を開始、半年で大学受験レベルの長文和訳に進みました。さらに英語に余裕が出てきたころ、数学・世界史・古文・現代文も始めました。この１年で、ひとりも脱落することなく４時間×週５日の先生徒授業を完全にやり切ったんです。同じことが、これから「誰にでも」起こります。

とはいえ全く新しいシステムがすぐに受け入れられるはずもなく、YouTube動画をせっせと作り続けながら、2023年は経営面では苦戦の年、雌伏の年になりました。このプロジェクトを機に、ひとりでも多くの理解者、賛同者の方、またそのお子様が、彼らの後に続いてくれる日を待ち望んでおります。