プロジェクト概要

ダンスカンパニーeltanin、初の単独公演。

 

振付家・ダンサーの鈴木竜です。

 

2018年にダンスカンパニーeltanin(エルタニン)を設立し、カンパニーとしての活動をスタートさせました。

 

そのeltaninが、201962830日の3日間、三軒茶屋のシアタートラムで新作『White Space.』を上演することが決定しました。eltanin初の単独公演です。

 

上演にあたって、演出費や衣装費、美術費などで320万円ほどかかる見込みです。みなさまからご支援をいただき、その一部に充てさせていただきたいと考えています。

 

 

日本の舞台制作の現場を変える。

 

舞台芸術において、公的な補助の少ない日本。

 

ヨーロッパとの比較だけではなく、日本はアジアの先進国の中で見ても圧倒的に行政によるサポートが少ない国です。

 

まるで「商業的な利益を生まないものは無駄」と言わんばかりの日本の現代社会において、芸術の居場所はほとんどありません。「芸術」と「人」の間には大きな隔たりがあるように感じます。

 

今回のクラウドファンディングプロジェクトは、もっと身近な「社会の一部」であるべき芸術作品が社会に存在する意義を東京、そして日本の方々に再認識していただくための挑戦です。

 

皆さんの生活の中に舞台芸術をはじめとした様々なアートやダンスが溢れる社会を目指す、そのための一歩だと考えています。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

支援者と観客。それも合わせて、僕の作品になる。

 

僕がクラウドファンディングに挑戦するのは、今回で3回目です。前回はお陰様で120名を超える方々にご支援をいただくことができました。本当にありがとうございます!

 

昨年12月には芸術監督を務めるジュニアカンパニーの
L.A.B.(ラボ)の若手ダンサーたちもクラウドファンディングに挑戦しました。

 

 

クラウドファンディングを利用した作品を制作し、それらを世界各地で踊って感じるのは、芸術に対する感覚の違いです。

 

特にヨーロッパ、その中でもフランスは顕著ですが、芸術が一般の人たちの生活の中に溶け込んでいます。

 

昨年フランス滞在中に訪れた劇場でも、老若男女、いろいろな人たちが劇場に週末の夜を過ごしにきていました。たくさんの人たちが芸術を日常的に「楽しむ心」を持っているように感じました。

 

日本でもこんな風に、劇場での時間を楽しむことが普通になったら…! 

 

『AFTER RUST』舞台風景

 

 

僕は、芸術作品は一旦作者の手を離れたらそれは「みんなのもの」になると思っています。

 

特に僕の専門としているような舞台芸術は、観客のみなさんそれぞれが見終わった後に抱く感想や感情そのものも「僕の作品の一部」です。

 

その観点からも、僕の活動に興味を持ってくれた方々と直接繋がることができるクラウドファンディングは、普段の活動の中では出会うことができない方々とのつながりを構築することができ、我々アーティストの可能性を広げる上でもとても価値のある方法だと思っています。

 

クラウドファンディングを通して直接制作段階から関わっていただくことで、より芸術を身近に、実感を持って感じていただたら嬉しいです。

 

「この作品は私も関わっているんだよ!」と言っていただける方を今後も増やしていきたいと思っています。

 

 

 

新作『White Space.』について。
 

今回上演する新作『White Space.』では、東京を拠点に活動するカンパニーの第1回公演として東京という街をテーマにしようと考えました。

 

世界中のいろいろな国と都市を訪れましたが、他の大都市と比べても東京という場所はなぜかとても特殊だと感じるのです。そしてその違和感を生んでいるのが「人と人の距離感」であることに気がつきました。

 

東京という街は、無数の点で白い紙を埋め尽くしたような場所だと思います。人も物も、とにかく余白(ホワイトスペース)を恐れるかのように埋まっていく。そんな中で人は"人間"でいられるのだろうか?そんな疑問をコンセプトに作品づくりをする予定です。

 

▶︎新作『White Space.』

 

・日程:2019年6月28日、29日、30日(3日間)

・場所:シアタートラム(自由席) 

・アクセス:三軒茶屋駅より直結

 

・チケットのお問い合わせ:NPO alfalfa

※メールでのお問い合わせはこちら

※お電話でのお問い合わせは:080-4670-4520(平日10:00 –16:00)

 

ダンサーは安心院かな、上田舞香、河内優太郎、そして大宮大奨。それに僕を加えた5名。音楽は平本正宏さん、衣装は武田久美子さんが力を貸してくださいます。

 

安心院かな
上田舞香
河内優太郎
大宮大奨
平本正宏
武田久美子

 

 

制作スタッフも一流のプロにお願いをします。

 

カンパニーを立ち上げてから、自分のソロ作品やデュオ作品を発表しましたが、カンパニーとしての公演はまだ行うことができていませんでした。

 

「2019年中には単独公演を!」と考え、企画を練っていたところ、お声をかけてくださったのが、東京でも有数の劇場であるシアタートラムです。

このシアタートラム、三軒茶屋にある東京の中でも名門中の名門である世田谷パブリックシアターと併設された小劇場です。野村萬斎さんが芸術監督をされており、この劇場で公演をすることを夢見て活動をしている若手アーティストもいます。

 

「いつかここでやりたいな…」と僕自身も考えていましたが、まさか第1回公演からこんな素晴らしい劇場からお声がけいただくと思っていませんでした。とても嬉しかったと同時に最初に聞いたときは「これは大変な話だぞ…」と血の気が引いたのを覚えています。

 

そして、これだけの劇場でやらせてもらえるなら、作品制作の過程やスタッフも一流のプロの方々にお願いしたいと思い、これまでにない素晴らしいメンバーが集まってくれています。

そのほか技術スタッフや制作陣も、僕が信頼しているプロの職人さんたちにお願いをしました。このチームでの作品制作、そして上演を行うには、最低300万円が必要です。

 

今回は助成金をある程度確保することができ、単独公演なのでチケット収入を経費に充てることもできますが、それでも約120万円が不足しています。これを、今回のクラウドファンディングでみなさんにご支援をいただきたいと考えています。
 

 

 

クラウドファンディングを利用した作品制作をより身近に。

 

クラウドファンディングに成功することで、今回の作品『White Space.』は、僕と実際に見てくださった観客の方々だけのものではなく、たくさんの方々が関わった「社会の一部」にすることができます。

 

例えば僕がこの作品制作のための資金を自分の貯金や借金で賄ってしまっては意味がないのです。なぜなら、それは「趣味」だからです。

 

公共の場でやる必要はなく、仲間内や極端な話家でやればいいことです。そうなってしまうと、アートが趣味以上の意味で社会に存在する必要があるでしょうか?

 

僕にとって芸術とは、社会の中で人と人が繋がり、そして分かり合うためのツールであり、僕の作品もそうあってほしいと思っています。

 

そのためには、この作品に、「皆さんのにとっての芸術の存在意義」を込めていただくことが、本当に大切なことなのです。

 

また、僕のクラウドファンディングを活用した作品づくりが継続的に成功することでこの作品制作の方法をもっと広げることができ、日本の芸術活動の一つの形にできるのではないかと思っています。

 

これまで同様、このクラウドファンディング活動は今回の企画のためだけにやるのではありません。

 

僕のような若手がクラウドファンディングによってしっかりと予算を確保できることを示すことができれば、我々若手の活動への見方は大きく変わるはずです。

 

特に我々若手アーティストを取り巻く現状は本当に厳しく、満足な環境で作品づくりができることはほとんどありません。僕は、この現状に風穴をあけたいのです。そして、それをみなさんと一緒にやりたいのです。

 

この先、次に続く世代がより良い環境で芸術を楽しむことができる社会を作るための挑戦です。

 

この未来への一歩に、どうか皆様のお力を貸してください。よろしくお願いいたします!

 

 <鈴木竜>

 英国ランベール・スクール卒。在学中、ランベール・   ダンス・カンパニーの全英ツアーに抜擢されイツィッ   ク・ガリーリの作品を踊る。卒業後、フェニックス・   ダンス・シアタ   ー、アクラム・カーン、シディ・ラ   ルビ・シェルカウイ、フ   ィリップ・デュクフレ、テ   ロ・サーリネン、インバル・ピン   ト/アブシャロム・ポラック、トリスタン・シャープス、平山素子、近藤良平、小尻健太、キミホ・ハルバート、夏木マリ、西島千博、舘形比呂一などの作品に参加。振付家としても第3回セッションベスト賞を受賞したほか、横浜ダンスコレクション2017コンペⅠにおいて、「若手振付家のためのフランス大使館賞」「MASDANZA賞」「シビウ国際演劇祭賞」を史上初のトリプル受賞。

 

帰国後にダンサーとして出演した主な舞台

・夏木マリさん演出/主演の『灰かぶりのシンデレラ』・『不思議の国の白雪姫』

・森山未來さん主演の舞台『PLUTO -プルートゥ-』

・深田恭子さん主演のミュージカル『100万回生きたねこ』

・高畑充希さん、門脇麦さんダブル主演のミュージカル『わたしは真悟』

 

【資金使途】

みなさまからいただいたご支援は、2019年6月30日までに、ダンスカンパニーeltaninの第1回本公演上演のための費用に充てさせていただきます。

 


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