ありがとうございました! -太陽光発電システム設置のご報告-
ご支援いただいた皆さま
この度は、一般社団法人エミアス・ジャパン、Emiyus Philippines Foundation Inc.(以下、エミアス)が企画した太陽光発電システム寄贈プロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございました。
皆さまのご支援・ご協力により、システム設置を無事完了することができたことをここにご報告させていただきます。新型コロナウィルスの影響拡大を受け、当初の予定より大幅に遅れてしまい、申し訳ありません。
皆さまにご支援をいただいた以降、プロジェクトがどの様に進められたのか、下記にご報告させていただきます。
■ プロジェクトの推移
- 2019年12月26日
プロジェクト成立!
101名(組)もの方々より、目標金額を超えるご支援(1,607,000円)をいただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございました。
- 2020年1月
機器購入先と契約を結びました。最終機器確認・設置方法確認・スケジュール確認・契約のため、中国に足を運んでまいりました。
- 2020年2月
中国での打合せ内容を基に、プンタブリを訪問し、今後のプロジェクトの進め方・スケジュールの確認を学校関係者の方々と行いました。また、アホイ町中心部にて、町長・役所の方々とも同様に打合せを行いました。
この際、男の子をご出産されたプンタブリ小学校の先生から、男の子のゴッドファーザー(後見人)になるよう、浅野がご依頼をいただき、その洗礼式に出席をさせていただきました。アホイ町の方々・多くの子どもたちと親睦を深めることができた大変良い時間でした。
- 2020年3月
フィリピンでも新型コロナウィルスの影響が一気に拡大し、幅広い措置が取られ始めました。3月に予定していたEmiyus Philippines主催のボランティアツアーは、中止の判断をせざるを得ない状況でした。また、機器の輸送がストップし、太陽光発電システムの設置は延期になりました。
- 2020年5月
マニラ港で長らく止まってしまっていた機器の輸送が再開され、機器がアホイ町中心部に到着致しました。アホイ町中心部(パナイ島)から、プンタブリ小学校(タグバンハン島)への輸送・現地での設置は、エミアスのメンバーが現地を訪問可能なタイミングで実施することと致しました。
- 2020年7月・8月
しかし、その後も新型コロナウィルス感染拡大を防ぐための措置は続き、エミアスのメンバーが現地を訪れることは難しい状況が続きます。このことから、プンタブリ小学校への輸送・現地での設置は、アホイ町の方々にお願いをするという判断をさせていただき、現地の方々とオンラインにて打合せを重ねました。
このプロジェクト全体を通じ言うことができることですが、新型コロナウィルスの影響拡大があったとは言え、より早く判断・行動をすることで、プロジェクトを早く進めることができたはずであったと反省しております。
皆さまには、この難しい期間中も、温かく見守っていただき、お声を掛けていただきました。本当にありがとうございました。
(写真は現地の方々による打合せの様子。)
- 2020年9月
ボランティアの方々を含むアホイ町の方々の手により、機器がプンタブリ小学校に届けられました。フィリピンは雨期の最中であり、大雨が突然降り出すことも少なくありません。写真のような小さなボートのみが着岸できる環境であり、天候と波が安定している日を選び、運び込みが行われました。
- 2020年9月・10月
現地の方々と連絡を取りながら、設置作業が進められました。DepEd(Department of Education, フィリピンの教育省)にもご協力いただき、各教室への配線も今回のこのタイミングで実施することができました。
- 2020年10月23日
設置が無事完了し、学校関係者の方々により、記念セレモニーが行われました。フィリピンでは2020年10月30日現在も、教室での授業は許可されておらず、生徒は代表の生徒のみが出席をしました。代表の生徒、先生方、アホイ町の方々によるスピーチでは、ご支援いただいた皆さまへの感謝の思いが述べられました。
エミアスのメンバーからは、下記のメッセージを届けさせていただきました。
電気を使用する際、皆さまがどうしてご支援をしてくださったのか想像していただきたい、そして、生徒が勉強を楽しみ、友達をつくり、大きな多くの夢を持つことを望んでいます、という内容が含まれております。
今後、どの様に電気が使われるのかを見届けさせていただき、私たちにできることを続けてまいりたいと考えております。
- 2020年10月30日 (こちらのレポート作成日)
教室での授業が許可されていない現在、プンタブリ小学校では、先生方が学校で宿題を印刷し、生徒へ配布しております。そのプリンターを使うためにも、早速この太陽光発電システムが活躍しております。
■ リターンに関しまして
ご支援いただいた皆さまへのリターンの準備を進めております。時間が掛かっており、申し訳ありません。2020年内には皆さまにお届けしたいと考えております。恐れ入りますが、もう少々お待ちいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
■ ご支援金に関しまして
皆さまからのご支援金1,607,000円は、太陽光発電システムの機器購入・輸送・設置、こちらのクラウドファンディング実施のために使わせていただきました。
2020年10月30日現在、194,086円の残金があります。このお金は、太陽光発電システムの保守費・本プロジェクト関連の活動費として、今後大切に使用させていただきます。
■ 今後のエミアスの活動
皆さまにご支援いただき、太陽光発電システムの設置を無事完了することができました。エミアスは、今後もプンタブリ小学校の運営サポートを継続してまいります。
今回中止とせざるを得なかったボランティアツアーや、エミアスのメンバーが中心となり運営する浅野家(国際交流・雇用創出を目的としてアホイ町で運営されるアンテナショップ兼日本食レストラン)も再開を検討しております。また、新しいプロジェクトも打ち出してまいりたいと考えております。
■ エミアスのVision・Mission
今後も下記Vision・Missionを実現すべく、微力ではありますが、活動を続けてまいります。今後も、各プロジェクトにご支援・ご参加いただけたら、大変有難く存じます。
Vision (未来の姿)
フィリピン人、日本人、世界の人々にとっての「笑顔の架け橋」になる。
Mission (使命)
フィリピン人、日本人、世界の人々が、信頼関係を築きながら共に活動する機会を創り出し、持続可能な社会の基礎づくりという考え方の基、フィリピンと日本における課題解決を行う。
■ 最後に
太陽光発電システム寄贈プロジェクト・エミアスの活動内容に関しまして、ご不明点等がございましたら、メンバーまでお問い合わせください。
今、プンタブリ小学校の教室には明かりが灯っています。
状況が早く落ち着き、この明るい教室で、子どもたちが楽しく勉強をできるようになることを願っております。
皆さまの温かいご支援・ご協力に、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!
一般社団法人エミアス・ジャパン
Emiyus Philippines Foundation Inc.
太陽光発電システム寄贈プロジェクト担当: 中津・黒川・吉井・浅野
Website: https://emiyus.com/
Email: info@emiyus.com