ゴミがエネルギーに!地域社会で取り組むゴミゼロ×創エネ活動

寄付総額

2,180,000

目標金額 1,500,000円

寄付者
28人
募集終了日
2020年6月30日

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このプロジェクトはREADYFOR SDGsに参加しています

SDGsの達成を目指し、マッチングギフトの仕組みを通じて企業からも支援を届ける仕組みです。

マッチングギフトとは

支援者のみなさまからお預かりしたお金を、企業の力を借り倍にして届ける仕組み

(目標額と同額が企業から支払われます)

支援者のみなさまからお預かりしたお金を、企業の力を借り倍にして届ける仕組み(目標額と同額が企業から支払われます)
大和リース
GOAL 11

"経済、社会、環境面を支援し、持続可能なまちづくりに寄与する"活動を応援しています。

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プロジェクト本文

終了報告を読む

持続可能な社会に貢献。
ゴミ問題とエネルギー問題の同時解決を目指す!

 

はじめまして。名古屋大学大学院環境学研究科は、環境問題の解決を目指して2001年に理学、工学、人文社会科学が結集して設立された文理融合の大学院です。

 

持続可能な社会の構築を目指して「持続性学」という学問体系の構築を進め、地球規模課題の解決に取り組んでいます。

 

私たちは、2000年代から「リサイクルエネルギー」に関する研究を進めており、2年ほど前から水素燃料電池の研究をヒントに、家庭や地域の可燃ごみから電気を作る研究を進めています。ゴミ問題とエネルギー問題、この二つの課題の同時解決を目指します。

 

もし家庭ゴミから電気を作ることができれば、
・廃棄物の再利用化及びリサイクルエネルギーの推進の実現
・災害時の重要な電力供給(各家庭での発電に加え、震災で排出される大量の震災ゴミの活用など)
など、持続可能な社会の実現に向けた画期的な仕組みになることが考えられます。

 

特別な技術を使うことなく、家庭や地域から出るゴミで発電し、その電気をエリア内で消費する電気の地産地消モデルを構築し、災害時にも強い持続可能なまちづくりに貢献します。

 

今回のクラウドファウンディングでは、”可燃ゴミから電気を作る燃料電池”のプロトタイプの製作を目指します。そして、多くの方々にゴミはエネルギーとして有効利用できることを知っていただくきっかけにしたいと思っています。

 

 

 

高カロリーなゴミ?
家庭ゴミは廃棄物でなく、エネルギーの塊!

 

私たちは、これまでに水素や化石燃料を使って発電が可能な燃料電池の研究に取り組んできました。

 

従来の燃料電池は、水素と酸素を電気化学反応させ電気を作り出しています。しかし、水素ガスはどこにでもあるものではなく、現状では天然ガス等の化石燃料を化学反応させて水素を取り出しています。その意味では、火力発電と同様に化石燃料に頼っていることに変わりありません。

 

ところが最近になり、燃料電池は、燃えるものなら何でも燃料にして発電できることが分かってきました。家庭から出る可燃ゴミもその一つです。可燃ゴミは細かく分類をすると、電気変換が可能な物質とそうでない物質に分類することができます。

 

例えば、食品残渣や紙、プラスチック、草、木、枝、落ち葉などは電気変換が可能な「高カロリーなゴミ」です。これらに含まれる水素、炭素や窒素からエネルギーを取り出すことが可能なのです。

 

そこで私たちは、可燃ゴミを燃料とした燃料電池を開発し、家庭や会社で使えるレベルまで性能を高めるチャレンジをしています。

 

 

私たちは限りある資源を利用しながら日々の生活を送っています。そのような生活からはどうしても不要なゴミが出てきます。これらをゴミとして廃棄するのではなく、エネルギー源として再利用できれば、ゴミの排出量を減らしていくことに繋がります。

 

一方、私たちの生活には多くの電気を必要としています。私たちが電気を消費すればするほど、化石燃料が発電所で多く使用されます。もしこの電気をゴミから作り出すことができれば、化石燃料の使用量が減り、資源・エネルギー問題の解決に役立ちます。

 

このように、もしゴミから電気を作り出し、地域社会で活用できるようになれば、ゴミとエネルギー双方の問題に貢献できるのです。

 

 

 

家庭への普及を目指して。
可燃ゴミから電気を作る燃料電池を開発。

 

家庭ゴミからの発電で鍵となる成分はセルロースです。

 

セルロースは草や木、紙、食物の繊維などを構成している主成分で、グルコース(簡単に言うと砂糖)がつながった高分子です。人間が砂糖からエネルギーを得ているように、砂糖を成分とするセルロースにも多くのエネルギー(カロリー)があります。ただ、残念なことに人間はセルロースを分解できないので、草や木を食べても消化できず、エネルギーを得ることはできません。

そこで、私たちが利用できていないセルロース(他にもヘミセルロースやリグニンがあります)を、燃料電池の燃料として用い、電気や水素としてエネルギーを取り出すことを考え出しました。


同様のことはプラスチックにもあてはまります。プラスチックの多くは石油由来の原料を使って合成されており、炭素と水素でできた鎖が骨格になっています。この点ではセルロースと似ています。

私たちが開発した発電セル(燃料電池)は、セルロースやプラスチックなど水素や炭素を主成分とする燃料から、電気や水素を取り出すことができる、画期的な装置です。

今回のプロジェクトでは、皆様からご寄付いただき、私たちが開発した可燃ゴミを燃料とした燃料電池の大きさを10倍以上にして、プロトタイプを試作します。

 

現在は、5cm×5cmのコインサイズの燃料電池で、発電される電気量は小さなプロペラが回るほどのものです。電気量(発電量)と燃料電池の大きさは比例しており、大きくすればするほど発電量も増えます。

 

今までは小さなプロペラを回すことしかできませんでしたが、今後家庭での普及を目指すにあたり、高電圧化・高電流化により、もっと大きなものを動かすのに十分な発電量を確保できないか、性能をあげることができないか改良を行っていきたいと考えています。


 食物廃棄物(でんぷん系とセルロース系)と、プラスチック(ポリアミド系、ポリウレタン系、PET等)での発電を行います。

 

 

 

資金使途

 

いただいたご寄付は、可燃ゴミを燃料とした燃料電池の開発・研究費に充てさせていただきます。

【クラウドファンディング第一目標:150万円】+【マッチングギフト:150万円】=合計300万円

(内訳)
<クラウドファンディング第一目標分:150万円分>

可燃ゴミを燃料とした燃料電池の開発・研究費

<大和リースマッチングギフト分:150万円分>

可燃ゴミを燃料とした燃料電池の開発・研究費

 

 

家庭ゴミのエネルギー利用で
クールアースさらにはクリーンアースを実現

 

家庭ゴミは焼却炉で高温にして処理しなければならない厄介者です。

 

ところが、それを使って発電し電気を作って、私たちの生活に役立てられれば、たちまち貢献者に変わります。もしこの仕組みが実現すれば、ゴミはクリーンで環境に優しく、しかも再生可能な資源として新たに生まれ変わるのです。

最初は電球一つしか灯せませんが、将来的には家電製品の電源さらにはクルマの充電まで担います。

私たちが家庭ごみのエネルギー利用を進めていけば、豊かで安定なエネルギーに支えられた生活環境が得られるだけでなく、ゴミの排出量や単純な焼却量を減らすことができます。

 

このような利用が広がれば、エネルギーを有効利用しながら温暖化ガスや海洋プラスチックゴミの排出を減らすことに繋がると信じています。

今回のプロジェクトはクールアースとクリーンアースを実現するための第一歩であると同時に、新たな循環型社会を構築するきっかけにしたいと思います。

 

皆様のご寄付をよろしくお願いいたします。

 

 

ギフトについて

 

毎年、名古屋大学では10月第3週にホームカミングデイを開催し、OB・OGだけでなく、ご家族や地域住民の方々をお迎えし、名古屋大学の今を紹介するイベントを開催しております。本年は10月17日土曜日に開催される予定です。

そのイベントの一つとして「発電セル公開イベント」を開催します。イベントでは、発電セルのプロトタイプをお披露目するとともに、実際にゴミから発電を行うデモも実施します。

また、上記イベントの開催の様子も含めた活動報告書を作成し、寄付者の皆様に送付いたします。

さらに高額のご寄付をいただいた方には、私たち大学教員による燃料電池に関する技術相談や出張講義をご利用いただけます。燃料電池に関する技術や動向、本研究にご興味をお持ちの方や団体の皆様は、ぜひこの機会をご活用ください。

 

*「ご芳名記載」のギフトに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

 

税制の控除につきまして

 

名古屋大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。
※PDFを開けない方は、Adobeのヘルプページ(外部リンク)をご参照ください。

 

- 個人の皆様-

■所得税(所得控除)
 寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。

 

 寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額

 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)

 

■住民税
 本学を「寄附金税額控除対象法人等」として指定している都道府県・市区町村にお住まいの寄附者の皆様は、所得控除に加えて、翌年の個人住民税が軽減されます。控除対象の地方自治体については、愛知県内の条例指定状況(外部リンク PDF)よりご確認ください。

 

 (寄附金額 - 2,000円) × 4~10% = 住民税控除額

 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)

 

 ※上記の計算式の4~10%について
 ・都道府県が指定した寄附金は4%
 ・市区町村が指定した寄附金は6%

  (都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)

 

- 法人様-

 寄附金の全額を損金算入することができます。

 

 

家庭ゴミは焼却による環境汚染や埋め立て地不足などの問題が年々深刻化している中で、誰も実現したことのない家庭ゴミを再生可能エネルギーに変える研究を応援したいと思いました。将来各家庭でゴミをエネルギーに変え、そのエネルギーで生活できる日を望んでいます。

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プロフィール

私たちが所属する名古屋大学大学院環境学研究科は、2001年に理学、工学、人文社会科学が結集して設立された文理融合の大学院です。持続可能な社会の構築を目指して「持続性学」「安全・安心学」という学問体系の構築を進め、地球規模課題の解決に取り組んでいます。そのなかで私たちの研究グループでは、2004年から「リサイクルエネルギー」に関する研究を開始し、ここ2年ほどは水素燃料電池の研究をヒントに、家庭や地域の可燃ゴミから電気を作る研究を進めています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

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ギフト

5,000


alt

活動報告の送付とホームページにお名前を記載いたします

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)

寄付者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


alt

活動報告会へご招待いたします

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)
④活動報告会へ招待(希望者のみ)*

*本プロジェクトの報告会を開催します(名古屋大学ホームカミングデイと同時開催の予定)

寄付者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

30,000


alt

活動報告会へご招待と燃料電池技術相談(1時間)

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)
④活動報告会へ招待(希望者のみ)*
⑤燃料電池技術相談(1時間、希望者のみ)**

*本プロジェクトの報告会を開催します(名古屋大学ホームカミングデイと同時開催の予定)
** 燃料電池に関するご質問やご相談を個別に対応します。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

50,000


alt

活動報告会へご招待と燃料電池技術相談(2時間)

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)
④活動報告会へ招待(希望者のみ)*
⑤'燃料電池技術相談(2時間、希望者のみ)**

*本プロジェクトの報告会を開催します(名古屋大学ホームカミングデイと同時開催の予定)
** 燃料電池に関するご質問やご相談を個別に対応します。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

100,000


alt

活動報告会へご招待と燃料電池技術相談(4時間)

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)
④活動報告会へ招待(希望者のみ)*
⑤”燃料電池技術相談(4時間、希望者のみ)**

*本プロジェクトの報告会を開催します(名古屋大学ホームカミングデイと同時開催の予定)
** 燃料電池に関するご質問やご相談を個別に対応します。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

200,000


alt

研究科エントランスホール銘板にご芳名を刻印いたします

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)
④活動報告会へ招待(希望者のみ)*
⑤”燃料電池技術相談(4時間、希望者のみ)**
⑥研究科エントランスホール銘板にご芳名を刻印(希望者のみ)

*本プロジェクトの報告会を開催します(名古屋大学ホームカミングデイと同時開催の予定)
** 燃料電池に関するご質問やご相談を個別に対応します。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

300,000


alt

出張講義を行います

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)
④活動報告会へ招待(希望者のみ)*
⑤”燃料電池技術相談(4時間、希望者のみ)**
⑥研究科エントランスホール銘板にご芳名を刻印(希望者のみ)
⑦出張講義(希望者のみ)

*本プロジェクトの報告会を開催します(名古屋大学ホームカミングデイと同時開催の予定)
** 燃料電池に関するご質問やご相談を個別に対応します。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

500,000


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研究科エントランスホール銘板と広報誌にご芳名記載と出張講義を行います

①寄付受領証明書とお礼状の送付
②活動報告冊子の送付(希望者のみ)
③ホームページ芳名録(PDF)に記載(プロジェクト期間中、希望者のみ)
④活動報告会へ招待(希望者のみ)*
⑤”燃料電池技術相談(4時間、希望者のみ)**
⑥研究科エントランスホール銘板にご芳名を刻印(希望者のみ)
⑦出張講義(希望者のみ)
⑧研究科広報誌「環」にてご芳名を記載(希望者のみ)

*本プロジェクトの報告会を開催します(名古屋大学ホームカミングデイと同時開催の予定)
** 燃料電池に関するご質問やご相談を個別に対応します。

寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

プロフィール

私たちが所属する名古屋大学大学院環境学研究科は、2001年に理学、工学、人文社会科学が結集して設立された文理融合の大学院です。持続可能な社会の構築を目指して「持続性学」「安全・安心学」という学問体系の構築を進め、地球規模課題の解決に取り組んでいます。そのなかで私たちの研究グループでは、2004年から「リサイクルエネルギー」に関する研究を開始し、ここ2年ほどは水素燃料電池の研究をヒントに、家庭や地域の可燃ゴミから電気を作る研究を進めています。

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