小児病棟の子どもたちにVRで世界旅行をしてもらいたい！ by医学生

入院したことのある人はもちろん、そうでない人も入院生活と聞いて、“明るい”“楽しそう”とは思わないですよね。

私には入院・手術経験があります。中学1年生の終盤を迎えた時、イワシのつみれ汁を食べました。すると、お腹を壊したため、一応、病院へ行くことに。担当の先生がお腹を触って「あれ？なにかあるね」と気づき、エコーを撮ってみたら、なんと膵臓に大きな腫瘍がありました…。

そのまま入院となりました。入院期間は検査、手術、リハビリと合わせて1-2か月間でした。検査がつらかったり、手術した部位が痛かったり、リハビリは大変とかいろいろありましたが、なにより楽しいことがないことが一番いやでした。明日も検査、明後日も検査、その後、手術して、リハビリして・・・・・、となると、毎日が楽しくありません。

子供時代の私にとって、なにもしない時間は休憩でもなんでもなく、ただただ苦痛な時間でした。さらに、そこに検査や手術などが重なって、入院中はずっと苦痛です。大学病院に入院中の子供たちも、そう感じている気がします。

入院していた頃の私は、すこしでも楽しいことがあればいいな、とずっと思っていました。医学生になったいまだからこそ、あのとき自分が望んでいたような、明日、明後日が少しでも楽しくなることを入院中の子どもたちに体験してほしいと思い、このプロジェクトに参加しています。

また、子どもたちの保護者にも少しでも楽しんでほしいです。今だからこそ思いますが、自分が入院しているとき、つまらなそうにしている、つらそうにしている自分を日がな一日ずっとみていた父母はしんどかったと思います。そのため、保護者の方々にもこのプロジェクトに参加してもらって、すこしでも楽しそうな子どもの姿をみて、心を軽くしてほしいです。

皆様のご支援を子どもたちや保護者の方々の笑顔に繋げていきたいと思います。

私達のプロジェクトへぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。

旭川医科大学　医eスポーツ大会部　出口貴祥

↑退院後の私になります。たしか入院前と比較して、10キロ以上痩せてました。

動画などで活動を確認したい方は、是非Instagram(igakuesportsで検索)や、Twitter(＠VRhospita)を見ていただけますと幸いです。お問い合わせはこちらまで。医eスポーツ大会部vr.bettersometimes@gmail.com