山から学べる”豊かさ”を体験する場とコミュニティを作りたい。

 

みなさまへのお礼とネクストゴールについて

このたび、みなさまのご支援のおかげさまで120万円という目標を達成することができました。ありがとうございます！

 

目標を達成した後もありがたいことに、プロジェクトについてのお問い合わせや応援の声をいただいております。そこで“ネクストゴール”として150万円の目標を設定いたします。

 

この設定の意図としましては以下のふたつがあります。

 

①さらに多くの方々に_____にまつわるエトセトラの活動について知ってもらうこと 
実は今回ご支援はほぼ100％、私たちのまわりにいてくれている方々。これは裏を返すと、まだまだ私たちのことを知らない方々に届いていないということ。そのため残りの期間を使って、さらに多くの方々に私たちの活動を知っていただくことで、その幅を広げていきたいと考えております。

 

②貸出用の備品を追加で用意し、WONDER TREKをより充実した内容にすること
元々の資金の使い道としてもWONDER TREK貸出用の備品の購入は含まれていましたが、もう少し貸出用の備品を追加で用意することで、より沢山の方々に山での体験を提供したいと考えております。グループでのご利用についてのお問い合わせや、子ども会などの団体でのご利用のご相談をお受けすることがあったためです。

 

ここまでご支援いただいた方々には改めてお礼申し上げます。そしてあともう少し、シェアも含めてご協力いただければ非常にありがたいです。

私たちも引き続き考えながら動いて参りますので、どうぞご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

2020年7月13日(月)追記

_____にまつわるエトセトラ

三宅・池上
 

 

“_____にまつわるエトセトラ”（エトセトラと呼んでください）の三宅康太（みやけこうた）と池上慶行（いけがみよしゆき）です。

 

私たちは2020年3月より、アウトドア体験の提供とものづくりを中心に活動を始めました。

 

このたび、山での体験ツアー「WONDER TREK」の提供と、その体験ツアーをさらに楽しむためのアイテム「mountain coat」の制作、そしてアウトドア・コミュニティの形成を行うべく、クラウドファンディングに挑戦します。

 

ツアーとアイテムの紹介に入る前に、少しだけ私たちの話にお付き合いください。

 

 

ふたりの出会い

 

突然ですがみなさんは、自分の人生について考えることはあるでしょうか。

 

常日頃から考えていることもあれば、何かのきっかけで考えることもあるのだろうと思います。

 

私たちふたりは、出会って2度目のタイミングにはお互いの人生観やこれからしたいことについての話をしていました。

 

そして偶然か必然か、似たような社会人経験をしていたのです。

 

 

それぞれの地で一度就職したものの、働きながらどこか違和感を覚える。

違和感とはなんなのか。自分の本当の気持ちとは。

悩みながらも、よくよく考えてみる。

 

その結果、岡山へと移住。

移住先の地域で自分にできることを考え、行動していく。

そうやって自分の人生に責任を持ちながらも楽しんでいく。

 

その先で私たちは出会いました。

 

自分の人生について真面目に考え、行動した結果の出会いだったからこそ”_____にまつわるエトセトラ”は生まれたのだと思います。

 

 

 

名前に込めた想い

 

”_____にまつわるエトセトラ”の”_____”にはあらゆるものが当てはまります。

 

山だったり、海だったり、ゴミだったり。

 

その”_____”（＝なにか）について、時間をかけてでも本質を探ろうとすること

 

_____にまつわるあれやこれやを、手足を動かしながら感じること

 

そうした行為自体が楽しいものであり、暮らしを豊かにするきっかけなのではないでしょうか。


そんな想いから、私たちの取り組みに”_____にまつわるエトセトラ”という名前をつけました。

 

 

大切にしたいこと

 

ではエトセトラの活動を通じて実現したいことはなんなのか。

 

広い意味でいうと、より多くの人に人生を豊かに送ってほしいということです。

もちろん、自分たちも含めて。

 

しかし、なにが”豊か”なのかは人それぞれだと思います。

 

 

その価値観に正解などなく、自分で判断し、選択することでしかたどり着けないもの。

 

こう言うと難しいことのようですが、自分の価値観について人との関わりの中で気づくことができるならば、それはとても楽しいことでしょう。

 

たったひとりきりで生きていくことは難しいのですから。

 

 

そこで_____にまつわるエトセトラは、コミュニケーションを大切にしていきます。

 

それぞれの暮らしのなかに問いを立てることを私たちの役割とし、お互いに豊かな人生を送る手助けができる存在になりたいからです。

 

 

なぜアウトドアか

 

もうひとつ、私たちが大切にしたいことに「アウトドア」があります。

_____にまつわるエトセトラにとってのアウトドアは、外でなにかをする「行為」ではなく自然をいかに楽しむかという「心」に宿るものであると考えます。

 

そもそも私たちの暮らしは、街であれ田舎であれ、自然の上に成り立っています。

 

自然を楽しむ心を日常に持ち合わせることができれば、より私たちの暮らしを楽しむことができるというもの。

 

豊かな人生を送る上でも、アウトドアは重要な基盤なのです。

 

 

 

”暮らしのなかに問いを立てること”と”自然を楽しむ心”

そのふたつが合わさったものが私たちの活動の軸。

 

それが「THE SENSE OF WONDER」です。

 

 

”「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない。

自然を通して何かに出会い、それに対して強く感じるとき、

その先に確固たる知識や知恵が生まれ、生き生きとした精神力が生まれる。”

 -Rachel Louise Carson

 

 

こちらはRachel Carson氏の著書『The Sense of Wonder』から一部抜粋した言葉。
この言葉は私たちに対しての問いかけでもあります。

 

 

見聞きしただけで知ったつもりになっていないか

 

自然のなかで感じること（＝体験）を忘れていないか

 

そこから得たこと（＝知識や知恵）を活かすことができているか

 

 

そんな問いかけをいつも自分たちにすることで、私たちは”豊かさ”にたどり着こうとしています。

 

 

なぜTHE SENSE OF WONDERが大切か

 

少しだけ私、三宅の経験をお話しします。

 

現在、岡山県美作市の上山（うえやま）という地域にて棚田の再生を行ったり、大芦高原キャンプ場-Oh!Ashi Forest-を営んだりと、山での暮らしを楽しんでいます。

 

この暮らしも今年で4年。

 

上山に来る前は大阪の中心地で会社に勤めていました。

大阪での暮らしも、会社での仕事も上司や先輩も、嫌いだったわけではなくむしろ楽しかったくらいです。

 

 

でも、どこかに違和感があった。

 

 

自分の人生ってこれでよかったんだっけ。

 

本当にしたいことは…？

 

 

ただただ考え続け、探し続けた先に上山と出会いました。

 

いろんな年代の移住者たちが自分の生きかたを模索し、実現しようとする暮らし。

自然の恩恵やたくましさを間近に感じる暮らし。

 

思わず私は、初めて上山を訪れたその日に移住を決意したのでした。

 

 

それは「ここで努力していくことができれば、自分の人生を生きていくことができる」と強く感じたからです。いま思えばまさに、THE SENSE OF WONDERを実感した瞬間でした。

 

いま私は、移住してくることができてよかったと心から思います。

 

それは決して大阪での暮らしを否定するわけではなく、むしろその暮らしもきっと楽しいだろうと肯定的に捉えながらもなお、そう思うのです。

 

それはきっと、自分が感じたことを無視することなく向き合い続けたから。

よければ皆さんの中にも”THE SENSE OF WONDER”を掲げてみてください。

 

 

山の暮らしから感じること

 

こうして上山での暮らしにたどり着いたわけですが、新たに気づいたことがあります。

 

それは、私たちは山から多くのことを与えられているということ。

 

 

例えばお米や野菜などの食べ物を収穫することができるだけでなく、絹や綿の衣服を手にすることができるのも、豊かな山があればこそ。

 

しかしそういった事実は、自然から離れて過ごしすぎると見えづらくなることもあるでしょう。

 

そうした大切なことを知ってもらうためにも、WONDER TREKとmountain coatの制作、そしてアウトドアコミュニティの形成に私たちは取り組みます。

 

 

 

もうお気づきかと思いますが、私たちがはじめに注目した_____（＝なにか）は”山”です。

 

 

今回はエトセトラの顧問でもあり、上山にて棚田再生を行う蟻正敏雅（ありまさとしまさ）さんとの共同開発。

 

蟻正さんも三宅と同様に、山での暮らしに豊さや心地よさを感じています。その暮らしから感じることをなんとか共有できないかという想いから「山にまつわるエトセトラ」は動き出しました。

 

「山にまつわるエトセトラ」を皆さんに知ってもらうこと

 

あるいはそれぞれに「山にまつわるエトセトラ」に思いを馳せてみてもらうこと

 

そして「山にまつわるエトセトラ」から、豊かに生きるヒントを自分なりに見つけてもらうこと

 

それが今回の企画を通じて私たちが挑戦することです。

 

 

WONDER TREK

 

では、みなさんにとって”山”はどんな存在でしょうか。

 

”WONDER TREK”は山の中での体験ツアー。

 

自然の中でいつもとは違う時間を過ごし、

自分にとっての内側の世界、外側の世界の両方の気づきを得られるきっかけになると嬉しいです。

 

 

WONDER TREKについて少し想像してみてください。

 

 

まずは道具をバックパックに詰め込み、山の中へと入る準備から。

 

火を焚き、煙を浴びることで山を楽しむ気持ちを整えます。

 

 

山に入ったら自然の音を感じながら歩みを進める。
焚火に使う薪を歩きながら拾い集めることも楽しみのひとつ。

 

いい場所が見つかったら、そこでテントを張って焚火の準備を。

 

自分で火を熾（おこ）してその火で食事の用意。

日が暮れた後は、星がひとつひとつ顔を出すのを待つ。

 

そして夜が明ければ全身で朝日を浴び、体が目覚めていくのを実感する。

 

 

このような体験を安全にかつ心から楽しめるよう、

参加者のみなさんに合わせて、私たちがツアーをコーディネートしていきます。

 

お好きな時間の過ごし方を、一緒に作っていきましょう。

 

※テントや寝袋、焚火台など、山を楽しむための道具はすべてこちらで用意します。

また「日帰り（short stay）」と「宿泊」の2種類がございますので、お気軽に始めることができます。

※体験内容は事前の打ち合わせで組み合わせることができます。

コンテンツ例は、下図をご覧ください。

 

 

 

mountain coat

 

mountain coatはその名の通り山で過ごす時間のために作られたコートで、この1着を上から羽織るだけで気軽に山へと繰り出すことができます。

 

 

はじめは自分たちで帆布を切り取り、ミシンで縫い付けたものを身につけて山の中へと入っていくことから始まりました。

 

 

着丈はどれくらいがいいのか

 

このポケットは必要か

 

襟元の高さはどうだろうか

 

 

いろんなことを話しながら、山を楽しみながら制作は進みました。

 

 

そして最終的には岡山県倉敷市児島の老舗帆布メーカーである「株式会社タケヤリ」の帆布を、同じく児島の「株式会社グロワール」にて縫製していただくことで完成しました。

 

帆布ならではの撥水性と難燃性と強度により、山での歩行や休憩時の焚火でも安心して過ごすことができます。

 

また前後の身ごろと襟元についた調整紐により簡単な体温調整ができるので、秋冬のアウトドア体験にも向いています。

 

あるいは街中でも着ることで、山を思い出して次の冒険へと思いを馳せることもできるでしょう。

 

 

この1着が暮らしを豊かにする助けとなればという願いを込めて作りました。

 

 

エトセトラにとってのものづくり

 

アウトドア体験の提供とものづくりを中心に活動をしていると冒頭でお伝えしましたが、
_____にまつわるエトセトラは、メーカーやブランドではありません。

 

ただモノを作って売ることが目的ではなく”_____”（＝なにか）について考え、動くことが目的。

 

結果、モノが必要であればその作り方や届け方まで考える。

 

それがエトセトラにとってのものづくりです。

 

 

 

_____にまつわるエトセトラはアウトドア体験の提供とものづくりを通じて、これからの時代のアウトドア文化、そしてコミュニティを作っていきます。

 

 

もはや言うまでもなく、様々な価値観が考え直されるべき時代に入りました。

 

そんなときだからこそ”豊かさ”について改めて考えるべきではないでしょうか。

 

 

私たちはより多くの人に自分の人生を豊かに送ってほしいという思いから活動しています。

 

そしてその実現のための私たちの役割は「暮らしのなかに問いを投げかけること」

 

 

問いを投げかけながら、話し合い、一緒になって考えていくことがこれからの時代の文化を作っていくのだと思います。

そうしてコミュニティの輪を広げることが、これからエトセトラの目指す先です。

 

 

Online焚火Talk

 

アウトドアコミュニティの形成のためにこれから試していきたいことのひとつが、Online焚火Talk。

 

名前の通り、オンラインツールを使って焚火を囲んだコミュニケーションを楽しむというものです。

 

 

実際に本物の焚火ではないため火の暖かさや煙の香り、木のはぜる音などを直接感じられないのは非常に残念なことです。

しかしオンラインであることでの利点も多くあると考えています。

 

好きな場所で、好きな格好で楽しむことができるということ。

 

ただ眺めることも、積極的にコミュニケーションをとることも。

 

遠く離れていても、同じ炎を共有することができる。

 

 

きっとまだまだあるのでしょう。

 

私たちはそんなOnline焚火Talkを、新たな楽しむべき体験として育てていきます。

 

 

 

今回のご支援いただいた資金はWONDER TREKの準備としてmountain coatの生産に充てます。

 

自然の中で過ごすとき、適切な道具があることは重要です。

みなさんに心地の良い時間を過ごしていただくためにWONDER TREK用のテントや寝袋などの購入することも含まれています。

 

mountain coatの販売方法もクラウドファンディングからスタートし、今後は受注販売へと移行していくことで必要なものを必要なだけ作ってお届けいたします。

 

 

 

_____にまつわるエトセトラはより多くの人に自分の人生を豊かに送ってもらうために活動しています。

 

そして「暮らしのなかに問いを投げかけること」が役割だと考えます。

 

ですが私たちがこれからの暮らしかたについて、全ての答えを持っているとは到底思いません。

 

だからこそ、ご支援いただけるみなさまにはぜひ、
ともに考えていっていただきたいのです。
ともに動いていっていただきたいのです。

これからの暮らしをつくっていきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

‖池上 慶行(いけがみ よしゆき)
_____にまつわるエトセトラ共同代表

1993年生まれ。東京都出身。大学院卒業後、新卒で大手アパレル企業を経て、地域おこし協力隊として倉敷市児島に赴任。2019年に発起人としてゲストハウス兼カフェの複合施設の立ち上げに関わり、オープン後は運営にも携わる。2020年4月より現職、そして自宅の住み開きも徐々に始めている。

学生を対象に繊維産地について講義する「SEN-I LAB」の企画や、高校の授業にコーディネーターとして関わる。

 

‖三宅 康太(みやけ こうた)
_____にまつわるエトセトラ共同代表

1993年生まれ。香川生まれ岡山育ち。大学卒業後、新卒で金融業界へと。本当に価値あるものは何なのかということを考えた結果、上山へと移住。棚田再生と地域行事の継承に取り組みつつ、大芦高原キャンプ場の再建へと取り組む。

同世代の地域コミュニティ「ヘイセイウマレ オカヤマ」の企画や、高校地域コーディネーターも務める。

 

‖蟻正 敏雅(ありまさ としまさ)
_____にまつわるエトセトラ顧問

1982年生まれ。岡山県瀬戸内市出身。 10代後半からアメリカへの古着買付け、ヴィンテージのリメイクなどを行う。その後、国内外のアパレルブランドやヴィンテージ、リメイクアイテムなどとカフェを併設したショップ立ち上げ、運営に携わる。 令和元年より、岡山県美作市の上山集楽にて棚田の再生とお米作りを学んでいる。

 

ーSize Chartー

 

ーリターン早見表ー

 

ーACCESSー

大芦高原キャンプ場 〒701-2614 岡山県美作市上山2350-1

 

現在、上山地区への公共交通機関の乗り入れはございません。 自動車でお越しいただくことをお勧めします。

 

自動車の場合

・岡山市より　約1時間（中国自動車道美作インターから約30分）

・津山市より　約40分 ・兵庫県相生市より　約1時間

 

自力でのキャンプ場集合が困難な場合、別途ご相談ください。

 

ーCreditー
文章・写真 / 三宅康太

グラフィック / 池上慶行

 

ーContactー

リターン詳細など本プロジェクトに関するお問い合わせは、下記メールアドレスまでご連絡ください。

ni.matsuwaru@gmail.com

 

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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。