貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり！継続支援のお願い

9月も猛暑が続きましたが、各拠点ではゆるやかに若者が増えてきました。夏を超え、気持ちを新たにがんばろうとする若者との出会いが各所から伝わってきます。

今回も実際に交通費を補填した方の事例をご報告します。

※個人情報の特定を避けるため、年齢・性別・支援拠点など一部改変している部分がありますことご了承ください。

―――ダイキさん（20代・男性）―――

「クリニックで就労許可もらってきました」と慣れたように来所されました。ダイキさんは学校を卒業して入った会社があわず、うつ病の診断をうけしばらくクリニックに通いながら支援機関を利用されていたでそうです。ただその支援機関があまり合わずに他を探していて問い合わせをくださいました。

体調と相談しながら時間をかけて前に進んでいたのですが、傷病者手当の支給期限が近づいてきていました。生活費で精いっぱいで支援継続を悩まれていると話してくれました。

――支援スタッフの声―――

家族にこれ以上迷惑をかけたくないから…と負担を避けたいというダイキさんに交通費のサポートをしていることをお伝えしたところ、申し訳なさそうではありましたが受け入れてくださいました。

体調が整ってきていよいよ就活を再開する…という時期だったので歩みを止めることなく進められたので私たちも安心して支援ができました。

交通費は私たちの支援機関だけでなく、クリニックやハローワークへの移動も含みました。活動的になるほどかさんでいく交通費ですから、その心配をしなくてよい環境を用意できてありがたかったです。

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