7月まで行なっていた公開日「結のファブ」の様子:               トレーニングを終えた学生たちが、週代わりのFABマスターとなり来られた方をサポートしながらものづくりをしていく

 

 

9月6日
ファブラボ鎌倉が毎週金曜日に行なっている大切な活動として、「結のファブ」と名付けたコミュニティー単位で「ものづくり」をする日があります。この日は、地域に対して施設を公開し一緒にものづくりをしていた。参加方法は、直接こちらに来て頂き予約をする街医者スタイルで行なっていました。その理由として、地域に根ざしたラボのあり方を提示するためだったのと、お互いに充実感や学びを得られる丁寧なものづくりをしたかったからです。初期の頃は私が対応していたのですが、トレーニングを受けた学生がいて、かつ彼らはそれぞれ豊かな才能を持っていた。であれば私は一歩さがり、彼らに前に出てもらうことにした。持ち込まれたアイデアを一緒に来場者と考え、案を練り、つくりながら試行錯誤するシステムを導入してから、彼らがどんどん頼もしくなっていくのをみるのが楽しかった。学生には、普段大学では出逢えないような幅広い年齢層やジャンルの人とモノをつくる体験や、ファブラボの社会的な可能性や役割を肌で感じてもらいたかった。いつも使用していた機材は、実はレーザーカッターだけだった。そして、彼らの研究をサポートするという意味で、彼らが使用したい機材もレーザーカッターだった。なので、FabLabKamakuraのプロジェクトで使用していない時はレーザーカッターを決められた時間内なら使用可能にしていた。思う存分機材に触れられる事で届く領域があるからこそ、出来る限りサポートしていきたいと思っていた。それはそれでとてもよく機能していた。



9月7日
金曜日に手伝ってくれていた6名の学生に、今の状況を正直に知らせた。これからは、もう蔵ではレーザーカッターが使用できないこと。それまでのコミュニティーラボとは全く違うやり方を考えていること。卒業を控えている学生、就職の準備、学業との両立、それぞれがそれぞれの事情を抱えていることも知っている。レーザーカッターが利用できるメリットもなくなったし、それで離れてしまう学生がいるかもしれない。それはそれでしょうがない。一から出直すのだから、みんな離れていっても一人でやるくらいの決心のつもりでいた。そして、下記のように彼らに伝えた。



---- 蔵におけるレーザー封印を受け、いままでの「結のファブ」を根本的に変えて、「結のファブ2.0」を行います。それは、いままでのように持ち込まれた案を立体化するのではなく、こちらから積極的に情報発信し、ファブラボの可能性を提示するスタイルにします。一回限りの「結のファブ」体験ではなく、地域や世界的なネットワークを活かしたプロジェクトベースにしていきます。それは関わる皆さんも同様です。これからはFabLabKamakuraで行なうプロジェクトを手伝うか、もしくは自発的なプロジェクトを行なってもらいたい。コミットするのが難しいようであれば、それはそれで全然構わない。無理をしなくていいから大丈夫だから、これからの関係性をよく考えてほしい。と

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