福祉施設と地域子ども会の共生を目指せ！友達みんなで遊園地へ

さて今日は、いつもこの会を支えてくださっている、子ども会の役員さんについてご紹介しましょう。

 

私たちの会には

 

・会長
・書記
・会計

 

の３役が置かれていて、他に児童福祉施設の職員の先生が１～２名ほど常時、打合せ等に顔を出していただいています。
この中でずば抜けて忙しいのはもちろん会長です。でも２年前に初めて経験した会計も、最初は慣れないことだらけで困ったものでした。

 

幸い前任の会計さんがたいへん美しい引継書類を残していらっしゃったので、引継ぎの時に「何かあったらいつでも聞いてね」と優しい声を掛けていただいたにも関わらず、何と！一度もお尋ねすることは無かったのです。

 

私がものすごくラッキーだったのは、２年前の会計もそうでしたし今回の会長もそうで、引継書類がものすごく見やすくできていたことです。それでも会長職の方はどんなに分かりやすい引継書類があっても、実際の業務は本当に「？？？」だらけで、こちらはかなりしょっちゅう前会長さんに電話やメールで質問をさせていただきました。

 

前代も前々代も、夏祭りに顔を出せば「何か手伝いましょうか？」と声を掛けてくださる親切な方ばかりです！

私がこの８北子ども会をすごく楽しいと感じているのは、この役員さん方との相性？のようなものもあるのではないか、と思うことが良くあります。

 

子ども会の役員は、私が知る限りくじ引きで決まったことはありません。
この数年のことしか知りませんが、こじんまりした人数の中で「じゃぁ私が、、じゃぁ僕が・・」となって決まっている光景を見ています。

（ＰＴＡ役員の方はなかなかに負担が大きいものが多いので、簡単には決まらなかったりするんですよね）

 

なので、そもそも子ども会に入っていらっしゃる時点で、また役員を引き受けていただいている時点で、そりゃもちろん「しょうがないなぁ他に居ないもんね」の後ろ向きな？スタートはあったかもしれません（私がそうでしたから）が、やはり子ども好きであったり何かしらのボランティア精神がある方々なんですよね。

 

今年私が会長になって、書記さんも会計さんもとても仕事が早くて（！）協力的なんですよね、それでずいぶん助かっています。

話は３年前にさかのぼるのですが、もともと私はフルタイムで働いていて家庭の事情も色々あり、基本的にはＰＴＡ等の役は最小限に留めたいと思っていました。

ところが、です。

ウチの小学校では各係（学校によって委員長とか変わるようですが、数十人１単位の、広報係とかバザー係とかベルマーク係とか、そういうものの「長」です）の長を選出する方法がくじ引きなんですよね。
３２人も座っていらっしゃった中から、次年度の係長は

 

「〇番のクジの方」

と呼ばれた瞬間。

えっ？えっ？
手元の番号を何度見ても、確かにいま呼ばれた番号ではありませんか。

文字通り血の気が引くような音が、サーッと、、、

かっ、かっ、係長ですか？！
あの有名な？あれですよ一回やったら長子在学の間、全部「長」の役職が免除になるってくらい、二度とはやりたくない（いやゴメンなさい当時は本気でそう思ってました）あの

係長ですか？！

 

ええええっ！と素っ頓狂な声を出した挙句、その場にへたり込んでしまったのを、今でもはっきりと覚えています。

どうしよう、、人生終わった、、（ほんとですって当時は本気でそう思ってました）

 

担当で来ていらした選出委員の方？でしょうか、ニコっと私をご覧になって

 

「断れませんからね！」

 

 

ですって！
きゃあああああ怖いＰＴＡええええええ見透かされてるううううう！！！！！
断りたいいいいいいい！！！

 

何かちょっともう、無理・・
へなへなになった私に、当時の係長さんが慰めるように「大丈夫ですよ、私がついてますからね」と肩を撫でてくれて、天使に見えましたですたい、ハイ。前係長が次の年も残るという（任意？なのか分からないのですが）システムがあり、前代の係長さんが残ってくださったのです。

 

                       

とりあえずこの前係長さんのお蔭で、不安ながらも何とかスタートしたＰＴＡの係長でしたが、早速初日の副係長２名選出でつまずきます。
誰も手を挙げてくれない！そりゃそうだよ！気持ち分かるよ！俺だって挙げないよ！黙って下向いてたクチだよ、ちくしょーーーーー！！！

 

とヤケクソな気分になっていたところ

 

「じゃぁ、私、やりましょうか」と手を挙げてくださったここにも天使がああああ！何という徳の高いお方！そしてそれに続くように「じゃぁ私も・・」とあと一人！

 

「絶対この二人、前世は私より２ランクステージ上⤴⤴よね」

 

とか訳の分からん事を考えながら、めでたくお引き受け頂いたのですが、またこの二人が素晴らしい！！

頼んでないことまで先回りしてやってくださる、招集かければ１５分前で既に仕事終わってる、とにかく！このお二人のお蔭で私の係長人生、何とか大変な思いをしなくて無事に１年任期をまっとうすることが出来たのです！（ほんと言うと最後に大ポカやらかしましたが、当時のＰＴＡ役員の皆さんに優しくフォローしていただきましたさ・・）

 

天使のように優しい前代係長と、何しろ仕事が捌け過ぎて困る勢いの副係長さんのお蔭で。
1年が終わる頃には何だかすっかりＰＴＡの仕事が楽しくなってしまいました。

 

 

時々聞くことがあるんですけど、あれ皆さん本音だと思うんですよね。
「私、ＰＴＡの役員をやって良かったと思ってます」という言葉。

そもそも「良かったと思ってます」なんて言いまわしに既に、何かちょっと遠吠え的な（もちろん心からボランティア活動が大好きで積極的に取り組んでいらっしゃる方も多いるのですから、これはあくまで私の主観ということで）ニュアンスが感じられるじゃないですか。
大多数の方はみんなそうなんじゃないかと思うんですよ、引き受ける前までのイメージが悪すぎると言いますか。

ＰＴＡって響き、私だけですかね、あのザーマス口調の吊り上がった眼鏡で「ウチのお坊ちゃまはね、そんな低俗なテレビ番組は見ませんのよ！」な感じのティピカルなイメージ。

あれ絶対違いますからね、私の知る限り、前の保育園・幼稚園・引っ越してくる前の小学校、保護者会やＰＴＡは全くそういうイメージではなく、にぎやかなサークルのイメージです。

その年、私は役員ではなく係長でしたが、こんなに楽しいなら色々やってみても良いものだな、と思えるものではありました。

 

とにかく私はきっとラッキーなんだと思うんです、人に恵まれてきていると感じます。ただ、だからと言って積極的に何かを引き受けるほど人生に余裕はなく、よほどのことが無い限り、この手の役職からは逃げ回ろうと考えていた、そんなちょうど１年前？くらいのこの季節か冬だったかなぁ。

 

前代の８北子ども会会長から、電話がかかってきたんですよ。
「杉本さん、会長やっていただけないかしら？（リアルでは「やってみらんですか？」となるのがネイティブ熊本弁）」って。

ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!

これほどこの顔文字がしっくりくるタイミングってありませんよね。ええ。

 

つづく（えっ