プロジェクト概要

上勝町の伝統「阿波晩茶」を、日本中の皆さまに伝えるために

 

はじめまして、松下章孝と申します。

 

私は、徳島県上勝町で、阿波晩茶(乳酸発酵茶)・棚田米・柚子などを生産している農家です。約3年前にサラリーマンを辞め、自営業の農家を手伝いながら、日々がんばっています。

 

阿波晩茶とは、徳島県内のごく限られた地域でのみ作られている希少性の高い日本のお茶です。しかし、阿波晩茶は、真夏の過酷な状況の中で生産を行うため、大変な労力と時間がかかります。そのうえ、近年では生産地の人口減少や高齢化にともない、生産量が減ってきてしまっている状況です。

 

上勝町の伝統を受け継ぐ一農家として、私はこの希少価値のある「阿波晩茶」をこのまま無くしてしまいたくない。上勝町の伝統のお茶をたくさんの人に広めていきたい。そう思い、これまでにない阿波晩茶の新商品をご用意しました。

 

それが、「長期間(40日・50日)熟成発酵させた阿波晩茶」です。阿波晩茶の発酵期間は2~3週間が一般的ですが、今回は通常の倍の期間の熟成発酵に成功いたしましたので、クラウドファンディングで限定販売をさせていただきます。

 

上勝町の伝統である乳酸発酵・阿波晩茶の味を、たくさんの方々にお楽しみいただきたいです。皆さまのあたたかいご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

ファーム松下 松下章孝
ファーム松下 松下章孝

 

 

徳島県の山中でのみ製造される阿波晩茶が、生産継続の危機に

 

阿波晩茶は、徳島県内の限られた地域において、古くから伝わる伝統的な製法を用いて作られる乳酸発酵茶です。通常、お茶の原料は新葉や芯芽を使いますが、成長した茶葉を手摘して、釜で茹で、足を使って樽に漬け込み、植物系の乳酸菌で発酵させます。

 

その際、乳酸菌を新たに加えて発酵させるのではなく、発酵に使う場所自体に棲みついている乳酸菌が自然と茶葉を醗酵させる方法を用いているため、その地域でしか作ることができないのです。

 

阿波晩茶の製造は、人の感覚を頼りに作られている部分も多いことから、徐々に後継者が減り、徳島県内の山中でのみ作られる貴重なお茶となっています。私の住む徳島県上勝町で阿波晩茶を作っている農家は、50~100軒ほどです。

 

標高650mの上勝町の山
標高650mの上勝町の山

 

阿波晩茶の生産をする際には、夏の7月~8月かけての厳しい暑さの中で、手で茶葉を1つ1つ摘み取っていきます。茶摘みは整備されていない山の急斜面で行うため、年老いた人たちは、作業を断念せざるを得ません。

 

近年は、上勝町でも高齢化の波を避けられず、人出不足が目立ってきております。担い手が少しずつ減少していく中、耕作放棄地も増えてきています。現在の「阿波晩茶」が置かれている状況は非常に厳しいのです。

 

棚田100選に選ばれた 樫原地区の棚田の風景
上勝町の樫原地区の棚田風景

 

さらに、このような過酷な状況下で生産量・生産者ともに減少傾向にあるにも関わらず、価格は低単価で変動がなく、一般市場にもなかなか出回りません。日本において「発酵茶」という種類は非常にめずらしく、このまま静かに無くなってしまうのはあまりに残念です。

 

今回は、従来の商品にさらに付加価値を持たせた阿波晩茶の新商品を製造し、より多くの方に、上勝町の「乳酸発酵・阿波晩茶」を知って、飲んでみていただきたく、今回は思い切ってチャレンジしました。

 

昔ながらの伝統ある「上勝町の阿波晩茶」を守っていきたいと思っております。

 

阿波晩茶の茶葉と実際に淹れたお茶

 

 

からだが喜ぶ健康茶。伝統を守った製造方法でお届けします

 

阿波晩茶は、乳酸菌で発酵させて作るため、お腹に優しく、カフェインの含有量が少ないのが特徴です。そのため、小さなお子さまやお年寄りの方々にも、安心してお楽しみいただける健康茶と言えます。

 

50日発酵した阿波晩茶と実(福玉茶)です。

 

なお、当農家は、標高650mほどの高地にあり、一番高い場所にある茶畑は標高700mほどです阿波晩茶の生産農家としては一番の高台で、栽培・発酵ともに、この高地で行っています。高地のため朝晩はマイナス10℃まで冷え込みますが、毎年雪が降り積もるため、茶畑に栄養を蓄えることができます

 

一般的に、高地栽培の植物は、抗酸化作用が高いと言われており、阿波晩茶の効能を高めることに一役買っています。

 

ファーム松下では、昔ながらの伝統ある製造方法を守り続けており、必ず茶葉は人の手で1つ1つ大切に摘み取り、木樽への茶葉の漬け込みや天日干し、熟成乾燥などを、約4ヶ月ほどかけて行っていきます。

 

上勝町の山(標高約650mの地点)

 

 

長期発酵により生まれた、やさしい香りとさわやかな酸味

 

通常の発行期間は2~3週間ですが、今回私たちファーム松下で開発した「発酵阿波晩茶」では、40日間と50日間の熟成発酵に成功いたしました。

 

味は、ほんのりと酸味があり、まろやかな口当たりのため、とても飲みやすく仕上がっています。乳酸菌により長期発酵をさせたことで、味や香りにより深みが出ており、熱いお茶でも冷茶でも、美味しくお飲みいただけます。やさしい香りとさわやかな酸味を、お好みの飲み方でお楽しみください。

 

●阿波晩茶のおいしい飲み方

炊き出し

約1リットルの水に、茶葉4~5gを入れて、お湯で2分~3分程置いてください。お茶の色がほんのり山吹色になりましたら飲み頃です。濃いめの味がお好みの方は、5分~10分程置いてみてください。抽出時間によって、発酵由来の酸味が多くなります。

 

水出し

また、これからの季節は水出しもおすすめです。約1リットルの水に、茶葉4~5gを入れて一晩置くと、翌日の朝にはちょうど飲み頃となります。お湯出しよりもすっきりした味で、暑い時期には特におすすめです。

 

発酵期間による阿波晩茶の味・色味の違い

 

●商品仕様

内容量:50g

原材料名:茶葉(徳島県産)

賞味期限:平成3012月31日

製造販売者:ファーム松下 松下章孝

お問い合わせ:banchaya100@gmail.com

 

現在、商品パッケージ制作の最終段階に入っております。クラウドファウンディングの募集期間中に、完成した新しい商品パッケージをお披露目する予定です。

 

●実際に長期発酵の阿波晩茶を飲んだ人の感想

発酵をしない緑茶とは違って、発酵阿波晩茶には独特の風味があるなと感じました。飲みやすく、香りや後味が強いです。イメージとしてはプーアル茶に近いかな。

 

阿波晩茶の茶葉と実際に淹れたお茶

 

 

上勝町の伝統「阿波晩茶」を、未来につなげていくために

 

このプロジェクトを通して、現在の上勝町の阿波晩茶の生産者の現状や、「阿波晩茶」というお茶の魅力をたくさんの人に知っていただけたら、嬉しい限りです。

 

また、少しでも多くの人に、生産地である上勝町に関心を持っていただき、生産離れを少しでも減らすことができたらと願っています。これまで伝統を紡いできたからこそ、これからも「上勝町の阿波晩茶」を細く長く未来へつないでいきたいと思っております。

 

ご支援いただいた方々には、誰よりも早く、私たちの自信の新商品「長期発酵の阿波晩茶」をお届けさせていただきます。

 

1200年以上続いてきた上勝町の伝統「発酵阿波晩茶」を守るため、どうか皆さまからのあたたかいご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

 

発酵阿波晩茶の茶摘み前の木
発酵阿波晩茶の茶摘み前の木

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