多くの女性たちを医療救済することができました※最終報告追記※
【女性・女の子を医療救済できました】心からお礼申し上げます。
一年前、「独りで悩まないで。全国の女性医師たち15名と、苦しむ女性を救いたい」と
支援を募り、目標額250万円80人分に対して、634万円を集めることができました。
今年は、さらに救済する女性を増やします。
【この一年間で237人の女性、10代の女の子に医療支援を行いました】(8/15更新)
皆様の資金をもとに、女性たちが緊急でSOSを送る女性支援団体と連携し、性被害にあった方への緊急避妊や、性被害による望まない妊娠の中絶、また親と暮らせず繁華街で生きる10代の女の子たちの性病治療など、本当に多くの医療支援に資金を活用させていただきました。生活困窮や、DVなどによってお金を持っていないケースが多く、病院にいくことのない暮らしをしている女性が多くいます。自身の置かれている環境から脱出できず、誰にも救いを求めることができない女性たちがいます。
現実を知ればしるほど、医療だけではどうにもできない現実があります。若いときから自分の身体を守る知識、学校や親など周囲の知識不足、社会全体で救うべき家庭環境などを目にしてきました。
【医療従事者フェムシップドクターズを増員。年間1000人以上の女性を救済する体制を作ります】
【資金の使途と状況報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額を女性たちを救済する医療支援のために使用させて頂きました。具体的には、望まない妊娠の中絶、性的搾取な環境での性病の治療、シェルターや適切な支援団体との連携、一時避難の宿泊や着替え、生活困窮者への生理用品の配布、地域において婦人科受診を促進する学校での講義や街角相談窓口の設置など。
シングルマザー支援団体、DV被害支援団体、子ども食堂運営団体、10代の中学高校生の救済支援団体など、多数の支援団体とも連携も行いました。
あらためて地域全体に、いつでも女性が飛び込める支援の場と医療が連携していく活動が広がることの重要性を感じています。
【皆さまは女性を救済する資金を提供くださった「femship supporter」です】
ご支援いただいた皆様のお名前は、公式サイトの「活動報告」に一覧として公開させていただきました(非公開希望の方以外)
~活動報告イベントを8月20日にオンラインとリアル会場で開催します~
一年を通じて、今の女性たちの置かれている現実は、多くの人たちに知っていただきたい社会課題が潜んでいると感じています。
苦しんでいても声が出せない、どこに行っていいかわからない、という女性が多くいます。一人でも多くの方が、わたしたち日本女性財団の活動を知っていただき、情報を周囲に発信していただくことで大きな変化が起こると思っています。
ぜひ皆様の周囲の方に、わたしたちの活動をお伝えください。
8月1日より広く発信をスタートさせる予定です。
報告会への参加・視聴のお申込みは、8月1日以降に公式サイトおよび情報専用サイトfemship.jpにてお知らせします。合言葉は「#femship」です。
【今後について】
今年も支援金を募集するクラウドファンディングを引き続きこちらで予定しています。
昨年の倍以上の女性たちに医療支援が届くように、引き続き、皆様のご支援、そして周囲への情報発信をお願いしたいと思います。
一般財団法人日本女性財団一同
※ 最終報告追記 ※
第1回READYFORクラウドファンディング 活動報告
皆様の温かいご支援により、次のような活動に繋げることが出来ました。
心より感謝申し上げます。
■ 開催期間 2021/7/8(木)~2021/8/31(火)
■ 支援総額 6,343,000円
■ 入金金額 5,156,859円
■ 対応人数 237人
■ 対応件数 318件
■ 活動費総額 3,524,219円
■ フェムシップドクターズの実質活動人数 11人
活動形態により活動費を辞退 2人、活動辞退 2人
■ 残金 1,632,640円 現在活動継続中
■ 集計結果
・来院者の3分の1がピル処方を必要とし、その内5件は婦人科系治療のための処方
・来院者の半数以上に処方が必要
・カウンセリングとして分類した集計だけでも1割のニーズがある
・ミレーナ7件
・中絶4件
・転居費用負担、街角相談設置費用等施設支援、3件25万円
このような活動を知られていない中でのフェムシップドクターズ11人の活動結果は、まだ出会うことが出来ていない、情報に触れていないニーズが多くあること、フェムシップドクターズを全国に拡げる活動が急務であることが明白となりましたが、着実に誠実に拡げていきたいと考えています。
8月19日から始まる第2回READYFORクラウドファンディングのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
一般財団法人日本女性財団