支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 371人
- 募集終了日
- 2021年8月31日
【フェムシップドクターへのインタビュー】井上聡子先生
ー現場ではどんな活動を行い、どのように女性達をフォローされていたのでしょうか。
診療時間内では性暴力被害者サポートセンター、児童相談所、警察との連携のもと、医療的介入を行ってきました。
予期せぬ妊娠、社会的ハイリスク妊娠には、妊娠継続の意思決定の前から地域の保健センターとの連携も行っています。
休診日には小中高校生への性教育講話を行います。その中で、性被害(加害)の予防と相談窓口の周知しています。
ー今までサポートしてきた女性たちは、どんな背景の方が多くいらっしゃったのでしょうか。
家庭内での性被害では3世代同居、ステップファミリーが多く、貧困が見受けられます。
また、知的障害があると被害がなおさら表に出にくいと感じます。妊娠週数が進み、中絶が間に合わない症例も少なくありません。
一方、表向きには問題が把握できない「普通の」家庭環境の女子生徒が、SNSのトラブルに巻き込まれるケースが増えてきた印象があります。そのため、より一層の啓蒙が必要と感じています。
ー女性たちは、どのようにして先生方の元に相談に来るのでしょうか?
児童相談所、サポートセンターからの紹介のケースが多いです。
また、中高校の養護教諭からの相談もあり、日頃から私が性教育で学校現場に出向いていることが、相談や紹介の敷居を下げていると感じています。
ー支援者の皆様に一つでも多く先生のご経験を通じ、診療体験を共有できればと考えています。特に心に残るエピソード頭ございましたらご教示いただけますでしょうか。
何気ないきっかけでSNSで知り合った男性から性暴力を受けた女子生徒が、学校で友人に相談し、友人が養護教諭に相談することを勧め、養護教諭が当院につなげてくれたケースがありました。
いかに日頃の異業種間の連携が大事か、また、一人でも相談できる友人がいることが被害を最小限に抑えられるかを実感した出来事です。
ー今まで先生が活動をしてきた中で、個々だとフォローでききれなかった課題でも、財団という形にしたことでフォローできる内容が増えたことなどがあればお教えください。
これまで「お金がない」「誰を頼っていいかわからない」という思いで、相談に来られなかった人たちが救われればと思います。
ー最後に、今回のクラウドファンディングへの思い、フェムシップドクターとしての思いをお教えください。
これまでSOSを発信できなかった女性たちへ。
どんなことでも相談できる船(Ship)があることを知って欲しいです。
諦めないでつながれますように。
私たちは、あなたと、あなたの大事な友人のお役に立てるかもしれません。
リターン
3,000円
¥3,000のご支援
■ お礼状の送付
- 支援者
- 125人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円
¥10,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 支援者
- 168人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
30,000円
¥30,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 支援者
- 42人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
50,000円
¥50,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
100,000円
¥100,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
300,000円
¥300,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
500,000円
¥500,000のご支援
■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月