独りで悩まないで。全国の女性医師たち15名と、苦しむ女性を救いたい

独りで悩まないで。全国の女性医師たち15名と、苦しむ女性を救いたい

支援総額

6,343,000

目標金額 2,500,000円

支援者
371人
募集終了日
2021年8月31日

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2021年08月11日 18:30

【フェムシップドクターへのインタビュー】富永喜代先生

 

ー現場ではどんな活動を行い、どのように女性達をフォローされていたのでしょうか。

 

私の生まれはへき地です。地方の貧しい漁師町、11坪7人家族で生まれ育ちました。戦争未亡人の祖母に育てられ、子供の頃から祖母のたこ焼き屋の手伝いをして働いてきました。
 
子供の頃から女性の貧困、DV、女性差別、女性が教育を十分受けられない環境、地域格差、医療格差を目の当たりにしてきました。11歳の時、差別意識の強かった父親に『医者になれなければ女中になれ』と言われたことをきっかけに医者を志しました。
 
今は、愛媛県松山市でペインクリニックを開業しています。痛みの専門治療として性交痛外来を開設し、人には言えない女性の性交の悩みを治療しています。
 
更年期など加齢に伴い増える性交痛ですが、痛みをパートナーに訴えることができず、ママ友にも相談できず、一人痛みと悩みを抱え込み、相談すらできない痛みです。痛くてもパートナーの求めに応えるため我慢している女性たちを、外来診療、オンライン診療などを通し治療しています。
 
人に知られたくない気持ちから受診もできない女性のために、Facebook Live(1ライブにつき15千人~25千人アプローチ、)、TouTube(総再生回数1000万回超、チャンネル登録者数96,200人)、TikTok(フォロワー数4万4千人)などで、女性医師だから言えるデリケートゾーンケア、性交痛対策、セックス講座など積極的に発信しています。
 
富永ペインクリニックはHPに加え、性交痛外来専門HPを作り、60秒無料診断ツール、性交痛症例報告など、なかなか聞けない女性の悩みを解決する手段としてご活用いただいています。
 
女性医師は医科家系出身者や恵まれた環境で育った方が多く、本物の貧困層出身者は少ないです。困窮した世の中では、いつも弱者がそのしわ寄せをくらいます。コロナ禍で苦しむ女性が増えていることに非常に心を痛めております。
 
私は医師になることで貧困の連鎖から脱却することができました。しかし、今も苦しんでいる女性は、必ずいます。地方で生きる貧しい女性のために、何か私ができることがあるのではないか。力になりたいのです。今回、対馬先生が恵まれない女性のための財団を作ると伺い、立ち上がりました。
 
 
ーコロナ禍ということで2020年度に限ってサポートした人数・症例がございましたらお教えください。
 
私の場合、被害者数は0人です。しかし、富永ペインクリニックの性交痛外来ホームページのサイトビューは1年間で20万人となっています。
 
家庭から表には出にくい問題である性交痛です。その影には、望まぬ性交やセックスDVなどに悩む女性も多数含まれていると考えています。
 
 
ー今までサポートしてきた女性たちは、どんな背景の方が多くいらっしゃったのでしょうか。
 
40代女性の話です。もともとセックスがあまり好きではなく、パートナーの求めに応じ子供ができるまでは性交を我慢していました。
 
しかし、子供ができ、40代後半になり、性交痛もあるため、セックスを拒否。すると、セックスを望む夫との距離が埋まらず、精神的DV、モラハラに悩まされるようになりました。
 
 
ー女性たちは、どのようにして先生方の元に相談に来るのでしょうか?
 
YouTube、Facebook Liveなどをインターネットで見て、オンライン診療などを通じ来院されます。
 
 
ー今まで先生が活動をしてきた中で、個々だとフォローでききれなかった課題でも、財団という形にしたことでフォローできる内容が増えたことなどがあればお教えください。
 
コロナ禍で、経済的困窮、ストレス過多となり、家庭内性暴力は増えているはずです。財団という形になったことで、表に出てこない性暴力から女性を守ることができます。
 
望まぬ妊娠を防ぐピル、コンドーム、性教育の充実、避妊具の挿入支援、生理の貧困支援、中高年になっても続く義務的性交(おつとめ)やセックスDVなど、個々だと個別でしかフォローできなかった社会問題解決に取り組めます。
 
 
ー最後に、今回のクラウドファンディングへの思い、フェムシップドクターとしての思いをお教えください。
 
世界が未曾有の危機にあるコロナ禍において、このクラウドファンディングは女性支援の小さな一歩かもしれません。
 
しかし、一人ひとりが手をつなぎ、この危機を乗り越えるべく支え合うことで、すべての女性が自分らしく生きられる社会への一歩が踏み出せます。
 
いつでも、どこでも、誰でも、すべての女性が自分の人生を生きられるよう、どうかこのクラウドファンディングを応援して下さい。みなさまに心からお願い申し上げます。

リターン

3,000


alt

¥3,000のご支援

■ お礼状の送付

支援者
125人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

10,000


alt

¥10,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
168人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

30,000


alt

¥30,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
42人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

50,000


alt

¥50,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

100,000


alt

¥100,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

300,000


alt

¥300,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

500,000


alt

¥500,000のご支援

■ お礼状の送付
■ 日本女性財団のホームページ上に1年間お名前記載(希望制)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

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