これが腹水(T . T) そして採血データとその後

こんなものがお腹に溜まってただなんて悲しすぎる(T . T)

入院時と退院時の採血データは以下の通り。

 

入院における詳細内容

６月２９日夜間より落ち着きがなくそわそわし始め、嘔吐が複数回にわたりあった。３０日も症状が改善せず横浜動物救急診療センターを受診。

コジマ動物病院で胆のう腫大と腹水を指摘され、DVMｓに受診を依頼したがスケジュールがパンパンで最短でも診察が７月２１日になるということから、７月１日に駆け込んだ。

【受信問診】

元気：低下　

食欲：低下　

触診：右側上腹部に疼痛あり

排尿：踏ん張りがきかず少量ずつしか排尿できない

排便：排尿時と同様に踏ん張りがきかないが排便は可能

既住症：肝細胞がん、甲状腺がん、クッシング、糖尿病

内服：アドレスタン、ウルソ

【臨床検査】

血液検査：白血球の増加。顕著な肝酵素値の上昇。リパーゼ、CRPの高値。

　　　　　高ビリルビン血症。

超音波検査：胆のう粘液嚢腫（たんのうねんえきのうしゅ）総胆管拡張は確認

　　　　　できず。微量腹水あり。膀胱内に音響陰影を伴う高エコー物

Ⅹ線検査：肝臓の腫大、両側腎結石、膀胱内に結石

 

腹水は黄土色で比重1,031、TP4.0g/dl、総ビリルビン1.1mg/dl

沈査塗抹では好中球が多数ありで胆のう粘液嚢腫、胆のう破裂の疑い。

 

【入院時における治療処置】

乳酸リンゲル静脈点滴　５ｃｃ/ｋｇ/ｈｒ

プリンペラン　１ｍｇ/ｋｇ/day CRI

エンロフロキサシン　５ｍｇ/ｋｇ/s.c/sid（最終投与7月4日18時）

ABPC/SBT　２０ｍｇ/ｋｇ/bid（最終投与7月4日18時）

 

7月2日以降、食欲元気など容体は安定して嘔吐もなし。日常同様に糖尿病のインスリン注射とクッシング症候群のアドレスタンを服用し回復しているのと、愛犬本人が入院疲れもあることから退院を決意。

 

入院中に外科的手術の必要性もあることも視野に入れ、コジマ動物病院と受け入れ先の交渉を実施していただくよう調整を進めていて、7月10日に川崎にある日本動物高度医療センターに受診予約。DVMｓまで待ったほうがいいという判断もあることも想定し、パンパンのスケジュールということだったが7月21日に受診予約手配済み。