フィンランドで日本の木のおもちゃの魅力を伝えたい

みなさんこんにちは！

先月20日にスタートしたこのプロジェクトは、開始から1ヶ月が経ち、残すところあと8日となりました。ネクストゴール目前まで来ることができたのは、応援してくださっているみなさんのおかげです。みなさんにいただいたエネルギーを原動力に、最後まで楽しい情報をお届けしていきたいです。

さて、今日はとっても素敵なおもちゃを受け取って来たので、この感動をお伝えできたらと思います。こちらの鳥の形をしたおもちゃ、名前は「CUCKOO（クークー）」といいます。写真ではなかなかお伝えするのが難しいので、リンク先の動画で見ていただくとわかりやすいのですが、なんと上から押すと本物みたいなカッコウの鳴き声がするんです！これは見た瞬間、「かわいらしくカッコウらしさを素敵に表現した作品だ」と感動しました。そして、子どもたちにとっても、この音でも楽しめるCUCKOOはずっと遊んでいたいと思うおもちゃだと確信しました。

このCUCKOOを作っているのは、主に家具を作っているデザイナーのHemmo Honkonenさんです。Hemmoさんはギターを作ることもできるので、「音楽 × インテリア」といったテーマでも作品作りに取り組まれていて、座るとアコーディオンみたいに音が鳴る椅子など、遊び心のある素敵な作品が多くあります。今回CUCKOOが生まれる秘話を伺ったところ、大学で家具作りを学ばれていたときの授業の課題から始まったそうです。ただ最初に作った作品はうまく音が出ず、そのときCUCKOOのアイデアは世には出なかったものの、その後の期間ずっと温められていました。そして偶然にも、ちょうど最近CUCKOOが展示会に初めて出展されたことで、発見することができました。

家具職人さんの素晴らしい技術と遊び心の詰まった作品に出会えて、とても嬉しかったです。Hemmoさん自身はCUCKOOを「おもちゃ」として作ったわけではなく、オフィスを和ませる1つのインテリアとしてミュージアムショップなどで販売できたらというところでスタートしていたので、私たちのプロジェクトはHemmoさんにとっても新鮮だったことと思います。これからCUCKOOだけでなく、色んな形でコラボレーションができたら楽しそうだなと思いました。