猫伝染性腹膜炎(FIP)を「不治の病」でなくすために

猫伝染性腹膜炎(FIP)を「不治の病」でなくすために

支援総額

1,432,000

目標金額 700,000円

支援者
337人
募集終了日
2021年2月26日

    https://readyfor.jp/projects/fip-ato?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

【ネクストゴール挑戦について】

 

まずは、現在までにご支援を賜りました方へ、厚く御礼申し上げます。

ここまでに180名様からのご支援を賜りまして、第一目標として設定した70万円という金額を達成することができました。

中には、ご自宅の愛猫が闘病中であったり、過去に同じ病気で愛猫を亡くされている方もいらっしゃいました。

この御支援は、そういうたくさんの猫たちへの幸せへの願いが詰まった、大切なものだと感じております。

心より感謝申し上げます。

こちらの「応援コメント」やInstagramの投稿で日々お声をかけていただき、毎日大きな力をもらっています。

長距離通院、毎日の投薬、新しい生活リズム、、、不慣れなことばかりでトラブルも多々ありますが、それでもここまで来ることができましたのは、何よりも「アトに生きてほしい」という気持ちと、皆様のお支えのおかげです。

本当に、ありがとうございます。

 

【設定金額について】

 

今回のプロジェクトに関しては、「第一目標が達成できた暁には、引き続きネクストゴールに挑戦する」ということを事前にご説明させていただいておりました。

なぜこのような形をとったかというと、「投薬するお薬は、体重によって投与量が変化する」という要素を持っているからです。

厳密な費用は投薬終盤になるまでわかりません。

実際にアトも、体重が増えず投薬量を増やさなかった週もあれば、想定していたより大幅に体重増加があり投薬量を前倒しで増やしたこともありました。

投薬するお薬は1カプセルあたりのお値段が高額です。

それゆえに、数百グラムの体重の増加で大きく治療費が変動します。

ここまでにも、皆様からの御支援を多くもらいすぎることがないよう、誠実で透明性のあるプロジェクトを心掛けて参りました。

第一目標金額を70万円と設定しておりましたのも、このためです。

今回のプロジェクトで皆様に御協力をお願いしておりますのは、「アトの治療費の全額」ではありません。

自分でも飼い主として精一杯努力をし、それでも足りない分への御協力をお願いしております。

ここまでに、貯金を切り崩し、本業以外のアルバイトを増やし、自費で約100万円までは用意する目処が立ちました。

現状の200万円近くの支払いをするために、借金をし、カメラ機材も売りました。

カメラ機材は仕事道具でもありますが、お薬代を手に入れるためには一時的に手放すしかありませんでした。

今はその分、本業以外の仕事も入れてなんとか工面を続けております。

これらの金額を差し引いて、それでも足りない部分をネクストゴールの設定金額とさせていただきたく思います。

 

○現在まででアトの投薬・検査にかかった費用…1,918,281円

○次回通院費  お薬 1,050mg/8日分:25,200(1日分) × 8 = 201,600円  

検査費用:腹部エコー・血液検査・α1AG・調剤料・診察料 = 12,800円

合計 2,132,681円

これが、アトの治療に必要なお金です。

 

ここから、自費で用意できた治療費100万円を差し引きまして、

2,132,681円 - 1,000,000円 = 1,132,681円

これが、現在足りなくなっている資金となります。

 

READYFOR様への手数料…12%+税

設定金額 1,300,000円の場合:手数料 = 171,600円

達成時実際に受け取ることのできるご支援 = 1,128,400円

 

上記の計算により、当初の目標から+600,000円とした1,300,000円をネクストゴールとさせていただきます。

 

ネクストゴール設定金額:1,300,000円

ネクストゴール資金使途:新薬による、愛猫アトのFIP治療費

 

頂きましたご支援は、全額をアトの治療費として大切に使わせていただくことをお約束いたします。

今後かかった費用や、これまでの費用の詳細な領収書は「新着情報」に投稿させていただきます。 また、経過観察のための診察費や検査費用も10~20万円程度かかりますが、これは投薬完了後数ヶ月をかけて行っていくものですので、時間をかけて自費で工面をいたします。

万が一目標金額を超える御支援を賜りました場合には、その経過観察費用に充てさせていただきます。

なお、当方では銀行口座やPayPayによる直接のご支援は頂いておりませんので、御支援はこちらから賜われるもののみとなっております。

 

【今後に向けて】

 

現在、アトは投薬期間の約4分の3を終えました。

 

神経障害による四肢の麻痺まで出ているような、「ドライタイプ後期」という非常に重篤な状態からの治療スタートでしたが、投薬開始直後と比べると、見違えるようです。

 

残りの投薬期間は約2週間です。

全84日間の投薬を終えましたら、その後は定期検診・経過観察期間に入ります。

投薬を初めてすぐの頃は、不安や迷いもありました。

しかし、日々少しずつ回復していくアトの姿を見ていると、「あの時、諦めなくてよかった」という気持ちでいっぱいになります。

まだ再発のリスクはあり、油断のできない日々は続きますが、これからも全力を尽くして参ります。

アトの様子は、今後もこちらの「新着情報」やブログ、Instagramでもご報告させていただきますので、ぜひ御覧ください。

 

ブログ:「アトくんのFIP闘病日記」

Instagram:nekocamera222

 

世間全体が新型コロナウイルスの影響で厳しい折、大変難しいお願いをしておりますことは重々承知しておりますが、どうか御理解の上、ご無理のない範囲で御協力を賜われましたら幸いに存じます。

もう少しの間、お力添えを賜れますよう、お願い申し上げます。

 

2021/02/09 榛地瑞穂・アト

 

 

▼自己紹介

 

初めまして。

多数のプロジェクトの中から、当ページを御覧いただきまして誠にありがとうございます。

アトの飼い主の榛地瑞穂と申します。

東海地方在住、写真スタジオ勤務のカメラマンです。

 

アトは、2015年から私の家族となった猫です。

普段は「アトくん」と呼んでいます。

生後間もない折、取り壊された住宅の床下から兄妹猫と一緒に発見されました。

親猫が近くにおらず、引き取り手も見つからなかったため、我が家の家族となりました。

 

ato_01
保護した直後のアト

 

そんなアトくんが今置かれている状況、救いたい命のお話。

最後までご覧いただければ幸いです。

 

 

▼FIPと闘う猫の現状

 

猫伝染性腹膜炎(FIP)。

これがアトが今闘っている病気です。

治療法が確立しておらず、致死率はほぼ100%と言われています。

これまでは延命のための対処療法しか手段がなかったのですが、近年になって新薬がFIPの治療に効果があるという事例が上がっています。

しかしながら、この薬はまだ新しいこともあって認可が降りておらず、処方を受けようとすると非常に高額な医療費が必要になります。

 

今回のプロジェクトではアトに新薬の投薬を行い、猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療を目指します。

 

後述しますが、アトのように5歳という年齢でFIPを発症するのは非常に珍しいケースです。

FIPと闘う猫の大半は1歳前後の子猫であり、成猫の発症は11歳以降のシニア猫が稀にいるという具合です。

新薬について調べるにあたり他のFIPの猫たちの様子を見ましたが、ほとんどが1歳未満の子でした。

2歳前後の子もいましたが、やはり若年層の部類で、アトと同じ年齢の子の事例はほぼ見当たりません。

 

まず、猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気についてご説明させていただきます。

猫の体内には、「猫コロナウイルス」というものが大抵の場合存在しています。

このコロナウイルスというのは現在問題となっている新型コロナウイルスとは全く別のものです。

この猫コロナウイルスというもの自体は、基本的に健康を害するものではありません。

そこからFIPとなるまでには、2つの過程を踏むことになります。

1つ目は、猫コロナウイルスが突然変異を起こすこと。体内にあっても問題のなかったそれまでの猫コロナウイルスとは別のものになってしまいます。

しかしこれだけでも、まだFIPは発症しません。通常は突然変異したウイルスがあっても、免疫によりこれをブロックできるからです。

FIPが発症する2つ目のポイント、それが免疫力です。突然変異した猫コロナウイルスをはじき出すことができず、身体に受け入れてしまう。これによりFIPが発症します。FIPを発症する猫が子猫や老猫に多いのはこのためで、身体がまだ成熟しておらず免疫が整っていなかったり、加齢により免疫力が低下していたりといった要因により、FIPが発症しやすくなります。

健康な成猫であればFIPは発症に至らないのですが、元々免疫力が弱かったり、他の病気や環境の変化等のストレスで免疫力が低下したりといったタイミングが不幸にも重なると発症してしまいます。

一度変異した猫コロナウイルスが元に戻ることはありません。それゆえに、FIPは治療不可、致死率100%と言われてきたのです。

 

さらにFIPは、非常に進行が早い病気です。

発覚してから数日で命を落とすケースが少なくありません。

発熱や食欲不振に始まり、各部炎症、神経障害による身体の麻痺、排泄機能の低下、貧血、意識の混濁等、苦しい症状が次々に現れます。

 

ato_05
元気消失、食欲低下、四肢の麻痺が出ています

 

この恐ろしい病気に現在治療の効果が確認されているお薬が、投薬する新薬です。

海外で開発された新薬で、国内ではまだ未認証のものです。

しかし現在、この薬により命をつなぐことができた猫が何頭も確認されています。

今のアトと自分にとっては、少しでも可能性があるのなら是が非でも手を伸ばしたい希望なのです。

 

※飼い主としての個人的な判断と自己責任であることを理解した上でアトにとって投薬が必要だと考えていますが、FIPを発症したすべての猫にとって有効であるという趣旨ではありません。

 

今回皆様のお力をお借りしたいと考えた理由は、2つあります。

 

まず前提として、何よりもアトに生きて欲しいという想いがあります。

5年間、私のことをいつもそばで見守ってくれた愛猫です。

突然の余命宣告はあまりに衝撃で、受け入れがたい事実でした。

動物病院も症例も治療法も必死に探して、その上でたどり着いたのがこの新薬です。

病気の進行は待ってくれません。

決して油断のできない日々が続いています。

 

プロジェクトを立ち上げた理由の1つめは、猫伝染性腹膜炎(FIP)という病気をより多くの人に周知してもらいたいと思ったからです。

私は子どもの頃から猫が大好きで、これまでにアトを含め8頭の猫と暮らしてきました。

病気で亡くなった子もいますが、今回アトが発症するまで恥ずかしながら私はFIPを知りませんでした。

猫エイズや猫白血病も治療のできない恐ろしい病気ですが、猫と暮らす人達の中では比較的知られているもので、ワクチンや検査方法も存在します。

同じように、FIPももっと多くの人に知って欲しい病気だと思いました。

治療法が確立するのはもっと先かもしれません。

それでも、知っているのと知らないのでは大きな差があります。

自分の勉強不足が本当に許せませんでした。

「もっと早く気付いてあげられたかもしれない」

「アトくんのためにもっとできることがあったのかもしれない」

悔しくて悲しくて、涙が止まりません。

こういった苦しい想いをする飼い主の方や、病気が見つからずに辛い日々を過ごす猫を少しでも減らしたい。

アトの事例を通して、こういう病気があるのだということを、多くの人に知って欲しい。

病気と闘う猫の姿を見てなにか気持ちの動く人がいてくれたら、その小さな行動が猫の命を救うかもしれない、誰かの希望になるかもしれない。

後述しますが、今回のプロジェクトではアトへの新薬投与以外にも、より多くの方にFIPを知ってもらうための計画を考えています。

幸せに生きる猫が1匹でも多い世界にしたい、そう強く願います。

 

ato_05
元気な頃のアト

 

2つめの理由は、金銭的な壁です。

何度も繰り返すことになってしまいますが、新薬は海外で開発された新薬であり、国内では動物医薬品として認可されていません。

そのため、薬代は非常に高額です。

当然ペット保険も適用外です。

新薬の投与量は体重・FIPのタイプ・進行度によって決まります。

FIPには3つのタイプがあり、

・腹水がたまるウェットタイプ

・体内に肉芽腫(にくげしゅ)ができるドライタイプ

・両方が現れる混合タイプ

とされています。

ウェットタイプ < ドライタイプ < 混合タイプ の順で、体重が多いほど、病状が進んでいるほど投与量は多くなります。

アトはドライタイプの末期と診断されました。

それに加え、とても珍しい5歳での発症です。

つまり、子猫の頃に発症するよりも体重が多いため、必然的に薬の量が増えるのです。

生後数ヶ月の子猫体重増加を経て最終的に必要とする量が、アトにとってはスタートの量なのです。

具体的に例を申し上げますと、

 

・子猫/ウェットタイプ/体重1.5kg/投与量150mgの場合 → 1日あたり3,600円

・アト/ドライタイプ/体重3.7kg/投与量750mgの場合 → 1日あたり18,000円

 

スタートラインでこれだけの差があります。

治療費は50万円程〜とされていますが、アトは最初の試算段階でも150万円はかかると言われました。

回復による体重増加を考えると、必要な金額は薬代だけで200万円程になります。

 

さらに、新薬を処方していただける動物病院は全国でも非常に限られています。

一番近かったところでも、片道4時間かけて通うことになりました。

また、新薬は84日間決まった時間に必ず投与を続けなければならないお薬です。

通院、看病、投薬のことを考えるとこれ以上仕事を増やすのは非常に困難です。

夜の仕事も考えましたが、現在世間はコロナ禍であり、それも現実的ではありません。

現状、生活費を切り詰め、貯金を切り崩して通院しておりますが、個人の資金では限界があります。

 

生きてほしい・知ってほしい・助けてほしい。

飼い主としての率直な気持ちです。

新型コロナウイルスが世間を騒がせております中、大変な想いをされている方が多いことは重々承知しております。

それでも、声を上げざるを得ない状況です。

どうか皆様のお力を貸していただけないでしょうか。

 

 

▼これまでの治療・病気の経緯

 

まず、ここまでのアトの様子、治療の経緯、現在の状況についてご説明させていただきます。

 

生後数週間で親猫と離れなければならなくなってしまったアト。

アトが来る半年ほど前に保護猫受け入れでお迎えしていたミドナが兄弟代わり・親代わりとなって、仲良く毎日を過ごし、順調に成長していきます。

 

ato_02
アトとミドナ、初対面の時

 

親も種類もわからないアトですが、立派な成猫になることができました。

普段はのんびりやさんで甘えん坊です。

 

ato_03
生後1ヶ月の頃のアトのうしろ姿

 

ato_03
生後半年、子猫の頃からおとなしい子でした

 

ato_04
1歳になったアト、おっとりのんびりな性格

 

そんなアトとの穏やかな日々は、秋の終わりと共に変わり始めてしまいました。

 

【アトの具合が悪くなってから、FIP発覚までの経緯】

 

2020/10/29

前の晩から突然ご飯を食べなくなり、ぐったりした様子が見られました。

目やにもいつもよりひどく、鼻水も出ていました。

この日も食欲が一切なかったため、病院に連れて行くことに。

血液検査とエコーをしましたが、グロブリン(タンパク質の一種)の値が高い他に大きな異常は見つかりませんでした。

ato_06

ato_07

(担当医様、通院先動物病院様にご迷惑がかからないよう、お名前は伏せさせていただいております。)

 

風邪による炎症で値が高くなっているのではとの所見で、この日は皮下点滴をして帰宅しました。

これが始まりです。

2020/10/30-2020/10/31

2日間、点滴のために通院しました。

この間もアトは食欲が戻らず、お気に入りのおやつを数粒かじる程度でした。

2020/11/2

少しずつ食欲が戻ってきたこと、人見知りなアトにとって通院自体もストレスであることを踏まえ、点滴から自宅での投薬治療に切り替わりました。

このときは、まだ猫風邪の方向性で治療を進めていただいていました。

2020/11/4

2日間ほどは調子よく過ごしており、アトも部屋から出てきて自分で食事を摂っていたのですが、またぐったりとするようになってしまいました。

診療の予約を早めてもらい、11/6に診察へ。

この時血液検査に加え猫エイズ・猫白血病の検査もしてもらいましたが、結果は陰性でした。

依然として高グロブリン血症が見られたこと、食事量の低下に伴う貧血が見られましたが、やはりエコーでも血液検査でも他に異常が見つかりませんでした。

猫風邪以外の可能性も視野にいれ、治療を継続していくことにしました。

ato_08

2020/11/17

点滴・投薬を続け、少しずつ食欲が戻ってきたアト。

ato_09
通院中のアト

 

しかし、不穏な影は濃くなる一方でした。

体重の低下が止まらないのです。

初診時に5kgあった体重は、4.1kgまで減っていました。

血液中のグロブリンの値も正常値に戻りません。

また、この頃からエコーにリンパの腫れが見られるようになりました。

リンパ腫や骨髄の病気の可能性を調べるため、血液中のタンパク質を更に詳しく調べる検査に出しました。

検査の結果としては、リンパ腫のような数値曲線は見られませんでした。

腫れた部分からリンパ液を採取する方法も試みましたが、うまくいきませんでした。

引き続き、点滴と抗生物質の投与を続けることになりました。

2020/11/24

夜、アトに急変が見られました。

左の後ろ足に力が入らないようで、立とうとするとくたりとその場に倒れてしまうのです。

翌日、すぐに病院に行きました。

心筋症や血栓を疑いエコーを取りましたが、心臓に異常は見つかりませんでした。

尿検査も行いましたが、腎臓にも異常が見られません。

しかし、アトの病状は明らかに悪化していました。

左足を引き摺るようになってから1日で、もう立ち上がることができなくなってしまいました。

ato_10
急変後四肢の麻痺が一気に進み、一切立ち上がれなくなりました

 

2020/11/30

ステロイドの投薬をしましたが、アトの手足には力が戻ってきませんでした。

「年齢的に、可能性はかなり低いはずですが、ここまで来るとあと残っているのはFIPです。」と先生がおっしゃいました。

先生はかなり早期からFIPは疑っていたようです。

にも関わらず、アトの初診から実際にFIPの検査に辿り着くまでに1ヶ月もかかってしまいました。

 

それは、アトのFIPが「ドライタイプ」と呼ばれるものだったからでした。

 

先述いたしましたとおり、FIPには大きく分けて3種類あります。

腹水がたまるウェットタイプ、肉芽腫(にくげしゅ)と呼ばれる腫れ物ができるドライタイプ、その両方を併発する混合タイプです。

このうち、ウェットタイプと混合タイプは腹水からFIPの原因となるウイルスを検出できるため、病名の確定自体はすぐにできます。

しかし、アトの発症したドライタイプではそういった細胞液の採取ができないため、発見自体が非常に困難であると言われています。

FIPによって起こる症状は他の重篤な病気と重なるものも多いため、そちらの可能性をひとつひとつ検査で潰して辿り着くことになるようです。

実際、上記のとおりアトは様々な検査をしました。

 

また、アトの年齢もFIPの可能性の隠れ蓑となっていました。

先述したとおり、5歳での発症は非常に稀だそうです。

元々通っていた動物病院は地元ではかなり大きい病院で、獣医師さんが5人以上もいるようなところです。

それでもFIPの患者さんを診ることは年間2,3頭ですべて子猫、5歳での発症は初めて見たそうです。

通院中、先生は何度も「FIPでもこういった症状は見られますが、年齢的にその可能性は非常に低いです。」とおっしゃっていました。

それでも少しの疑いを突き詰めてFIPの発見をしてくださった先生には本当に感謝しています。

もし「5歳でFIPはまずないだろう」と決めつけてしまっていたら、アトを助ける方法は一つも見つからないままだったかもしれません。

 

こうしてPCR検査の結果、アトはFIP陽性・ドライタイプと診断されました。

アトの体重は、5kg→3.8kgにまで減っていました。

 

ato_11

 

「基本的に、FIPは致死率がほぼ100%の治らない病気です。」

先生はそうおっしゃいました。

 

FIPの可能性があると初めて言われた時から自分でも調べていたので、それはわかっていました。

でも、やはり改めて告げられるのは非常に辛いものでした。

泣きたい気持ちもアトを今すぐ抱きしめたい気持ちもありましたが、病気は待ってくれません。

 

「遠くになってしまうのですが、新薬を処方してくれる動物病院はいくつかあります。」

 

先生もアトの検査結果が出てからいろいろと調べてくださったようで、私が言い出すよりも前に新薬のお話をしてくれました。

「決しておすすめをしているわけではありませんが、試してみたいのであれば。」

そう言って紹介状を書いていただき、翌日すぐに新薬を処方してくださる病院に行くことにしました。

 

新薬の処方をしていただける病院は、2020年現在で全国に8つしかありません。

関東・関西にしかなく、私達の住む東海地方から一番近い病院でも、車で片道4時間かかります。

病気のアトにとっては、通院時間も大きな負担のひとつです。。。

ato_11

 

なんとか辿り着き、紹介状とこれまでの検査結果を見ていただきながら、改めて採血とエコーをおこなっていただきました。

その結果、やはりアトはFIPのドライタイプの可能性が非常に高く、それも病状は末期まで進行しているという診断でした。

 

ato_13

 

地元の病院で見ていただいた時よりも、貧血が悪化していました。

また、食欲低下によりごはんが食べられず、ミネラルのバランスが崩壊しています。

強い炎症の反応も依然として出続けています。

神経障害による四肢の麻痺も進行し身体を起こすことすらできず、エコーには肉芽腫と思われるものがところどころに見られました。

 

新薬の処方を希望していることは電話で伝えていました。

 

国内では未承認のお薬であること。

まだわかっていない部分も多いこと。

非常に高額なものであること。

全て飼い主の判断と自己責任での投薬となること。

個人輸入は新型コロナウイルスの関係で流通が安定しないこと。

処方してくれる動物病院は数えるほどであること。

実際に投薬をしても、治る保証はないこと。

すべてのFIPの猫にこの薬が効くわけではないこと。

一度効いたとしても、再発のリスクは存在すること。

 

覚悟の上でしたが、先生に改めて念を押されました。

それでも、目の前にあるアトの命を諦めたくない。

その場で正式に投薬を決断しました。

 

今回のプロジェクトで成功させたいのは、アトに新薬の投薬を84日間継続させることです。

初診の段階でかかった医療費は下記の通りです。

ato_14

赤線で枠を付けた部分が新薬の費用です。

 

今回のプロジェクトで皆様からご支援いただきました資金は、アトの治療のために使わせていただきます。

病状が末期まで進行してからの投薬であること、再発の可能性は拭えないこと等含めまして、治療半ばでアトが命を落とすこともありえます。

万が一、治療期間中にアトが亡くなってしまった場合でも、返金は致しかねます。

またその場合は、資金をこれまでの治療費・薬代にあてさせていただきます。

ご理解いただければ幸いです。

 

<具体的な試算>

主な資金の使い道は、新薬の投薬代になります。

※体重によって投与量が変わるため、前後する場合があります。

 

2020/12/5~2020/12/18

アト3.7kg:750mg投与

200mgカプセル×3:1カプセル 4,800円 × 3 = 14,400円

100mgカプセル×1:2,400円

50mgカプセル×1:1,200円

1日あたり 18,000円

18,000円 × 14日間 = 252,000円

 

2020/12/19~2020/12/25

アト3.9kg:800mg投与

200mgカプセル×4:1カプセル 4,800円 × 3 = 19,200円

1日あたり 19,200円

19,200円 × 7日間 = 134,400円

ato_16

これ以降はアトの体重の回復具合によって変わります。

元々5kg以上ある猫だったので、4.5kgくらいまでは戻る見通しです。

ここでは、現在までに投与している800mgの金額で試算をさせていただきます。

 

19,200円 × 残り63日間 = 1,209,600円

 

投薬代合計 1,461,600円

 

今回の目標金額は、投薬代の約半分にあたります、700,000円とさせていただきたく思います。

プロジェクトはAll or Nothing形式の為、まずは最初の目標金額を目指すことが第一です。

しかし、順調に回復すればこれよりも体重は増えるので、実際はこれより大きな金額になってくる可能性が非常に高いです。

そのため、こちらで当初の目標金額が集まり次第、ネクストゴールのチャレンジを行わせていただきたく思います。

 

こちらでご支援いただけた分以外はなんとか個人で賄うつもりで考えていますが、総額は200万を超える想定です。

 

ネクストゴール設定時に改めてご説明させていただきますが、実際は新薬投薬代以外にも、再発や経過確認のために以下のような検査費用が通院のたびにかかってきます。

 

ato_15


これらの費用は自己負担前提で考え、まずは新薬投薬の費用のみを募る形で、プロジェクトを進めていこうと考えています。

 

当初の目標金額が達成できた暁には、引き続きご支援を賜れますようネクストゴールのチャレンジを考えていること、事前にお伝えしておきます。

 

 

▼アトだけじゃない、もっとたくさんの猫のためにできること

 

また、ネクストゴールまで達成できた際には、更に幅広く声を上げていく活動を考えています。

現在、新薬の効果が確認されたという事例が多数あり、FIPはこれまでの完全に「治らない病気」だった歴史が変わろうとしています。

それでも、まだ「FIPですね、じゃあお薬があるから大丈夫です」とは言えないのが現状です。

 

度々書いていますが、新薬は国内でまだ動物医薬品として正式に認められていません。

そのために保険も適用外、非常に高額な上、全国でも非常に限られた動物病院でしか処方していただけないのです。

個人で輸入するという方法もありますが、現在新型コロナウイルスの影響は世界規模であり、海外からの流通ルートを個人で確保するのは非常に困難です。

また、薬代だけで100万円以上かかることが見込まれる治療に踏み切れる人は、多くないのも事実だと思います。

命に価格をつけることは決してできないはずです。

だけど、金銭的な理由で治療をしたくても諦めざるをえないという辛い想いをしている人は、たくさんいるのではないでしょうか。

事実、今回私もクラウドファンディングという選択肢がなかったら、アトの治療は確実にもっと厳しいものになっていましたし、これも約束されたお金ではありません。

 

新薬もしくは他のFIPに効果があるお薬が、一般的に手に入るようになれば…。

相談に乗ってくれる獣医師さんや協力病院の数が、もっと増えてくれれば…。

 

現状のままでは、実際に新薬で助かる猫がいたとしても、FIPは実質「治らない病気」です。

もっと声を上げて働きかけていかなければ、変わらないのです。

そのためには、個人の力だけでは説得力が得られません。

今回のプロジェクトが多くの方の賛同をいただければ、これを実績として発信していくことができます。

「こんなにたくさんの人が、FIPの猫を救いたいと思ってくれている!」

全国の動物医療に関わる団体、動物病院、獣医師学科や研究室のある大学等に、この声を届けたいと思います。

具体的には、

・今回のプロジェクトでご支援いただいた金額

・今回のプロジェクトにご参加いただいた方の人数

・アトの事例

・アトの闘病生活を記録したブログ

これらをまとめたフライヤー・文書を作成し、発信していきたいと考えています。

FIPを知る人が増えること、FIPの猫を救いたいと思う人が増えること。

今後FIPが「治らない病気」でなくなるためには、これが不可欠だと考えます。

それを行動に移すため、ご協力いただければ幸いです。

 

 

▼投薬開始後の様子・今後のビジョンについて

新薬投与を開始してからの、アトの様子をお伝えいたします。

 

新薬投薬から3日。

アトに変化が現れ始めました。

今までずっと四肢を投げ出してぐったりとしており、上半身を起こすことすらできなかったアトが、一瞬ですが立ち上がったのです!

さらに、これ以降は身体を起こしていられる時間がほとんどになりました。

ato_17
投薬3日目、アトが身体を起こせるようになりました

 

さらに5日目、アトが自分からドライフード食べるようになりました!

まだ全量ではないのですが、ドライフードを食べられたのは実に1ヶ月近く振りでした。。。

ato_22
投薬5日目、久々に自分から食べてくれました

 

少しずつですが、アトに元気が戻ってきているのを感じます。

新薬の投薬を始めるまでは、外の音にも一切反応せず、ぐったりと寝ているだけで撫でても何の反応もなく、時折苦しそうな声で鳴くだけでした。

それに明らかな変化が出てきています。

小さな希望をつなぐことができました。

ato_19
投薬6日目、少しずつ食べれる量が増えています

 

しかし、まだまだ油断のできない日々が続きます。

新薬の投薬期間は84日間です。

その間一度も欠かさず、毎日同じ時間に、決まった量を必ず投与しなければなりません。

また、薬が効いているかどうかだけでなく、再発していないかを診るために定期的な検査が必要不可欠です。

アトとの闘いは、まだ始まったばかりです。

ato_20
投薬7日目、短い時間でしたが座り姿勢に成功

 

【アトの投薬のスケジュール】

2020/12/5(土)

投薬スタート。

処方先病院初診。

2020/12/11(金)

第2回検査

2020/12/25(金)

第3回検査

※現在病院の予約が取れているのはここまでになります。

これ以降も、約3週間ごとに通院し、再発がないかの検査とお薬の処方を定期的に続けることになります。

2021/2/26(金)

投薬最終日。

84日間に渡る投薬完了。

投薬完了後もしばらくは定期検診を続けることになります。

そこで異常が出なければ、寛解とされます。

 

これまで「不治の病」とされていた猫伝染性腹膜炎(FIP)。

新薬の投与に認証がおりること、もしくは別の薬や治療法が開発されることは、多くの猫にとって希望となります。

今回アトは5歳でFIP発症という薄い不幸に遭いました。

FIPが子猫に多い病気ということで、新薬の投与例も必然的に若年の猫がほとんどです。

病院の先生も、「この年齢の猫でも、はっきりと効果が出てよかったです」とおっしゃっていました。

非常に高額で、投与の難しいお薬です。

それ故に情報が少ない現状があり、今回のプロジェクトをより多くの方に知っていただくのは、今後のFIPとの闘い方を探る上で意味のあることと考えています。

どうぞ、皆様の温かなご支援の元見守っていただけましたら幸いです。

 

※このプロジェクトの実施は、リターンの送付まで含め、新型コロナウイルスの影響による中止や遅延はございません。

 

 

▼リターンについて

ご支援いただけました方に、わずかばかりではありますが感謝の気持ちを込めてリターンをご用意させていただきます。

 

【すべての支援者様、こちらのページをご覧いただけました方へ】

アトの新薬投与に関する闘病生活の記録は、ブログにまとめさせていただきます。

新薬投与初日の様子から、毎日記録をつけていきます。

こちらのブログは、どなたでも御覧いただけるようにしておきたいと思っています。

今回愛猫がFIPと診断された時、情報収集に大変苦戦いたしました。

猫と関わる多くの方にこの病気について知っていただくというのもこのプロジェクトの目的のひとつです。

また、FIPの診断を受けた猫と関わっている方にとっての情報提供ができればと考えています。

新薬は非常に高額なお薬ですし、国内未承認のお薬の為すべて飼い主の責任と判断による投薬となります。

すべてのFIPの猫にとって効果が保証されているものではありませんし、再発のリスクも常に存在します。

それ故に、今回皆様のご協力を得て投薬が成功した暁には、過程や情報を多くの方に周知したいと考えます。

FIPと闘う猫に関わる方の判断材料のひとつや、病気と闘う猫と暮らす方の励ましになれば幸いです。

 

<アトくんのFIP闘病記録はこちらから>

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

【下記リターンの媒体について】

スマートフォン壁紙…データ形式にてお送りいたします。

ポストカード・カレンダー…オリジナルグッズです。郵送いたします。

オリジナル写真集・撮影テクニックマニュアル…冊子形式になります。郵送いたします。

出張ペット撮影…撮影したお写真はデータ形式でお渡しいたします。

 

リターンについて、コロナウイルスによる送付の遅延等はございません。

出張ペット撮影につきましては、有効期限を1年と設定させていただいた上で、支援者様のご都合の良い日程を確保させていただくようにいたします。

また、リターンの準備・発送状況等はブログやTwitterを通して随時お知らせいたします。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

【500円】

感謝のメールに、アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)2点を添付しお送りいたします。

※ご指定のメールアドレスにお送りいたします。ご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

 

 

【1,000円】

感謝のメールに、アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5点を添付しお送りいたします。

※ご指定のメールアドレスにお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

 

 

【3,000円】

・感謝のメールに、アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5点を添付しお送りいたします。

・ポストカード3枚セット

一眼レフにて撮影したアトの写真で、ポストカードを作成いたします。

※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

 

 

【5,000円】

・直筆にて御礼のメッセージ

・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5点

・ポストカード3枚セット

・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー

一眼レフで撮影した猫の写真で、カレンダーを作成いたします。2021/4月始まり、可愛い猫たちの写真と1年をお過ごしください。

※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

 

 

【10,000円】

・直筆にて御礼のメッセージ

・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5点

・ポストカード3枚セット

・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー

・アトを中心としたオリジナル猫写真集(30P〜50P予定)

私は5年間、写真スタジオにカメラマンとして勤務しております。

カメラ歴は7年程になります。

これまでアトを始め、猫の写真を多数撮影してきました。

Twitter・Instagram・ブログ・こちらのページには掲載していない未公開ショットを中心とした猫の写真集です。すべて一眼レフで撮影したものになります。通常のスマホで撮るのとは一味違うものを集めて作成いたします。

※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。


 

 

【20,000円】

・直筆にて御礼のメッセージ

・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5点

・ポストカード3枚セット

・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー

・アトを中心としたオリジナル猫写真集

・オリジナルペット撮影テクニックマニュアル

ライティングや機材、カメラの設定等、専門的な観点からのお話をわかりやすくまとめた、ご自宅でのペット撮影に使えるテクニック集を作成いたします。

スマホのカメラやペット以外の撮影でも使える汎用性の高い情報も多数掲載予定です。

ご自身の大切なペットとの思い出をより美しく残すために、お役立てください。

※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

 

 

【50,000円】

・直筆にて御礼のメッセージ

・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5点

・ポストカード3枚セット

・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー

・オリジナルペット撮影テクニックマニュアル

・アトを中心としたオリジナル猫写真集(30P〜50P予定)

・様々な猫の写真を収録したオリジナル写真集(50P〜80P予定)

同居猫のミドナ・キリや、かつて飼っていた猫、街中で出会った猫など、7年間撮りためて来た写真集をお届けいたします。様々なシチュエーション、様々な作風で撮ったものを収録します。

※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

 

 

【100,000円】

・直筆にて御礼のメッセージ

・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5点

・ポストカード3枚セット

・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー

・オリジナル猫写真集2冊セット

・オリジナルペット撮影テクニックマニュアル

・出張ペット撮影

愛猫をはじめ、犬・ハムスター・うさぎ・爬虫類等、大事なペットのお写真を出張撮影いたします。飼い主様とご一緒のお写真も撮影可能です。また、おうちにペットが複数いる場合は、ご希望に応じて何頭でも撮影いたします。

お散歩の様子などの撮影、ご自宅やお庭での撮影、ゲージ内の撮影等、様々なシチュエーションに対応可能ですが、人見知りの激しい猫ちゃんなどの場合、なるべく猫ちゃんが落ち着けるお部屋で対面させていただくなど、ペットへのストレスが極力少ない環境づくりへのご配慮をお願いいたします。

すべて一眼レフカメラで撮影し、全データお渡しいたします。

※ご都合のよろしい日にち・時間帯をご相談の上、1日内で撮影いたします。出張料・撮影費・交通費等はいただきません。出張先は国内に限らせていただきます。また、現在はコロナ禍であり、不要不急の外出が難しくなっております。こちらのペット撮影は有効期限を1年以内とさせていただきますので、「新型コロナウイルスの感染が落ち着いたら撮ってほしい」というようなご依頼もお受けいたします。

作例は私のTwitter・Instagramにも多数掲載しております。すべて加工をしていないお写真です。

 

<作例紹介>

Twitter:ねこかめら

Instagram:nekocamera222

 

こちらにご支援いただいた方で出張ペット撮影が不要の方は、その旨お知らせください。

過去の作例の一部です

 

 

▼結びに

 

今日に至るまで、たくさんの猫との出逢いがありました。

虹の橋の向こうにお見送りをした猫も何匹もいます。

しかし、今回のように猫の看病をするということは初めてでした。

アトがFIPになるまで、猫たちと暮らす日常をどこか当たり前のように感じてしまっていました。

その何気ない日常が、どんなに貴重で、尊くて、幸せなことなのか。

改めて気付かされたように思います。

 

アトと、もっとたくさんの時間を過ごしたいです。

病気が寛解するかどうかはお祈りをするしかありません。

とにかく今は、アトのためにできることを毎日必死で考えて取り組んでいます。

近い未来、新薬もしくは他のお薬が一般的に手を伸ばせるものとなり、FIPが「助からない病気」ではなくなることを、願ってやみません。

今回のプロジェクトもその第一歩に貢献できるものとなるよう、力を尽くしていく所存です。

 

どうか皆様のご支援を賜われましたら幸いに存じます。

 

最後までお読みいただき、心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

ato_21
FIPから猫を救える未来が、1日も早く実現しますように

 

榛地瑞穂・アト

 

※万が一、治療期間中にアトが亡くなってしまった場合でも、返金は致しかねます。またその場合は、資金をこれまでの治療費・薬代にあてさせていただきます。

 

 

【プロジェクト終了要項】

治療・手術対象    
アト(猫、雑種、5歳、去勢済みオス)
 

治療・手術内容    
猫伝染性腹膜炎(FIP)の新薬投与による治療


治療・手術完了予定日    
2021/02/26
投薬完了


その他    
投薬完了後、3ヶ月後まで再発確認のための検診あり

 

 

プロジェクトページ表記における法令遵守の観点から、「薬品名」「薬が獣医による診療の中で処方される場合、事実と異なる購入等の表記」を削除、修正させていただきました。
2021年3月9日 READYFOR事務局

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/fip-ato?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

カメラマンをしています。 猫が大好きです。 今回愛猫が猫伝染性腹膜炎(FIP)という難病を発症したのをきっかけに、プロジェクトを立ち上げました。 幸せに過ごせる猫がもっともっと増える未来を願っております。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/fip-ato?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

500


【アトくん応援コース-500】

【アトくん応援コース-500】

感謝のメールに、アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)2種類を添付しお送りいたします。
2種類の画像、それぞれロゴありとロゴなしをご用意いたします。
※ご指定のメールアドレスにお送りいたします。ご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

支援者
33人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

1,000


【アトくん応援コース-1000】

【アトくん応援コース-1000】

感謝のメールに、アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5種類を添付しお送りいたします。
5種類の画像、それぞれロゴありとロゴなしをご用意いたします。
※ご指定のメールアドレスにお送りいたします。ご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

支援者
131人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

3,000


【アトくん応援コース-3000】

【アトくん応援コース-3000】

・感謝のメールに、アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5種類を添付しお送りいたします。
・ポストカード3枚セット
一眼レフで撮影したアトの写真でポストカードを作成いたします。
※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

支援者
72人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

5,000


【アトくん応援コース-5000】

【アトくん応援コース-5000】

【5,000円】
・直筆にて御礼のメッセージ
・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5種類
・ポストカード3枚セット
・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー
一眼レフで撮影した猫の写真でカレンダーを作成いたします。2021年4月始まり、可愛い猫の写真と1年をお過ごしください。
※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

支援者
51人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

10,000


【アトくん応援コース-10000】

【アトくん応援コース-10000】

・直筆にて御礼のメッセージ
・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5種類
・ポストカード3枚セット
・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー
・アトを中心としたオリジナル猫写真集
私は5年間、写真スタジオにカメラマンとして勤務しております。
カメラ歴は7年程になります。
これまでアトを始め、猫の写真を多数撮影してきました。
Twitter・Instagram・ブログ・こちらのページには掲載していない未公開ショットを中心とした猫の写真集です。すべて一眼レフで撮影したものになります。通常のスマホで撮るのとは一味違うものを集めて作成いたします。
※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

支援者
41人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

20,000


【FIPと闘う猫たち応援コース-20000】

【FIPと闘う猫たち応援コース-20000】

・直筆にて御礼のメッセージ
・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5種類
・ポストカード
・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー
・アトを中心としたオリジナル猫写真集
・オリジナルペット撮影テクニックマニュアル
ライティングや機材、カメラの設定等、専門的な観点からのお話をわかりやすくまとめた、ご自宅でのペット撮影に使えるテクニック集を作成いたします。
スマホのカメラやペット以外の撮影でも使える汎用性の高い情報も多数掲載予定です。
ご自身の大切なペットとの思い出をより美しく残すために、お役立てください。
※ご指定のメールアドレス・ご住所にお送りいたします。頂いたご連絡先は、リターンの送付以外の目的で決して使用しないことをお約束いたします。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

50,000


【FIPと闘う猫たち応援コース-50000】

【FIPと闘う猫たち応援コース-50000】

【50,000円】
・直筆にて御礼のメッセージ
・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5種類
・ポストカード
・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー
・オリジナルペット撮影テクニックマニュアル
・オリジナル猫写真集2冊
アトを中心としたものと、同居猫のミドナ・キリや、かつて飼っていた猫、街中で出会った猫など、7年間撮りためて来た写真集を2冊お届けいたします。様々なシチュエーション、様々な作風で撮ったものを収録します。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

100,000


【FIPと闘う猫たち全力応援コース-100000】

【FIPと闘う猫たち全力応援コース-100000】

・直筆にて御礼のメッセージ
・アトの画像(スマートフォン壁紙対応サイズ)5種類
・ポストカード
・4月始まりの12ヶ月オリジナルカレンダー
・オリジナル猫写真集2冊
・オリジナルペット撮影テクニックマニュアル
・出張ペット撮影
愛猫をはじめ、犬・ハムスター・うさぎ・爬虫類等、大事なペットのお写真を出張撮影いたします。おうちにペットが複数いる場合は、ご希望に応じて何頭でも撮影いたします。
屋内・屋外共に様々なシチュエーションに対応可能ですが、人見知りの激しい猫ちゃんなどの場合、なるべく猫ちゃんが落ち着けるお部屋で対面させていただくなど、ペットへのストレスが極力少ない環境づくりへのご配慮をお願いいたします。
すべて一眼レフカメラで撮影し、全データお渡しいたします。
※ご都合のよろしい日にちをご相談の上、1日内で撮影いたします。撮影費・交通費等はいただきません。出張先は国内に限らせていただきます。有効期限1年以内とさせていただきますので、「コロナが落ち着き次第撮ってほしい」というご依頼も可能です。画像は過去の作例の一部です。
撮影不要の場合はその旨お知らせください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

プロフィール

カメラマンをしています。 猫が大好きです。 今回愛猫が猫伝染性腹膜炎(FIP)という難病を発症したのをきっかけに、プロジェクトを立ち上げました。 幸せに過ごせる猫がもっともっと増える未来を願っております。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る