子どもたちに開かれた保護犬猫の触れ合い譲渡施設、25年越しの改修へ

スーパーの買い物かごに、ガムテープでタオルに包まれ、ぐるぐる巻かれ、保護施設のところのごみ集積所に捨てられていた優しい穏やかな猫ちゃんを見つけた。

 

とっても太っていたので、赤ちゃんがお腹にいるのかなと思ったが、おデブさんなだけだった。男性のズボンにもくるまれていた。

 

誰も気が付かなければ、そのまま焼却場に行っていただろう。

声も立てず、動きもせず。

 

私がどうして気が付いたのかは覚えていない。

あの子が呼んでくれたのだと思う。

 

優しくて、どんな仔猫がそばに来てもお母さんの役目をしていたので、またおかしな名前を付けてしまった。

ママもどきちゃん（疲れていたろうから、つかちゃんとも呼ばれた）本当に良い子だった。

 

可愛い仔猫のそばでふっくらと、温めてあげていた。一緒にいる写真の子はーおもち―と呼ばれ、今は幸せになっている。

 

楽しい想い出が沢山あって、この活動が出来る環境であったことにも、感謝している。

 

辛い事、悲しい事なんか、どこにいても沢山ある世の中、私こそ犬猫に救われているのだと思う。

 

もう少し、皆で一緒に頑張れるかなと、プロジェクトを立てて、心一新できたような気がする。

 

応援してくださった皆さんに、感謝と共に、皆さんの犬猫への思いを抱えて、また若いみんなと一緒に先に進もうと思う。

 

活動状況もこの2年ですっかり変わってしまったけれど、まだまだ、放っておけない犬猫達、そして子供たちが集まり、囲まれていくような気がする。

 

さあ、あと一日を残し、これからプロジェクト実行の始まりとなる。