フードバンクさがより寄付者のみなさまへお礼
【寄付者のみなさまへお礼】
昨年度、初めてクラウドファンディングに取り組み、皆様一人ひとりのご支援のおかげで
2022年度の事業を無事に終えることができましたことをご報告いたします。
活動を通じて、大変なことも多々ありましたが、私どもを応援してくれる多くの皆様が
いつも背中を押してくださっているようで、何事にも積極的に取り組むことができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
特定非営利活動法人フードバンクさが
理事長 干潟 由美子
【結果報告】*まだ集計が終わっておらず、実数よりも少ないものがあります。
入庫量 44,776kg(前年44,760kg)
出庫量 48,554kg(前年45,320kg)
提供件数 1,296件
提供世帯 35,023世帯
受益者数 73,953人
昨今、フードバンクへの食品寄贈が減少している旨、ニュース等で報道されています。実際減少している部分もあるのでしょうが、フードバンクさがでは寄贈量の拡大に取り組んでまいりましたので目に見えての減少とはなりませんでした。ただ、強く感じたのは「需要」の増加です。様々な理由はあるでしょうが、フードバンクを起点とした「食支援」への要請は大きく増加していると感じました。
実際いくつかの直接的な食支援事業(助成事業)も行いましたが支援を希望する方々は増える一方でした。こういった助成事業には「事業費」は計上できるものの「管理的経費」はほぼありません。皆様のご寄付を団体全体の運営費に充てることができたおかげで多くの食支援事業を実施できたこともお伝えし感謝を申し上げます。例えば300万円分の食品を寄贈したという事業を実施する裏側では需要調査、提供先の選定、買出し、保管倉庫の確保、仕分け、場合によっては助成金の入金まで団体として立替えする資金の用意等、事業費以外のお金が多くかかります。こういった表に出にくい部分を皆様に支えていただいている点についても改めて感謝いたします。
他にも食育と農業をつなぐ体験型事業やクリスマスケーキの提供、更に食支援の拠点を広げるためのフードパントリー開設支援など様々な事業も行うことが出来ました。
誠にありがとうございました。
【活動の様子】
【収支報告について】
決算前ですので詳細は後日報告書で明示させていただきます。
ただ、リアルなお話をいたしますと今回のプロジェクトが不成立でご寄付をいただけなければ年度内に事業継続の危機であったことは申し上げておきます。
【リターンについて】
本プロジェクトのリターンとして報告書をお送りいたします。
フードバンクの提供先は多岐に渡り、またこどもたちのプライバシーや安全面への配慮から写真満載というわけにはまいりませんが、少しでも現場の活動の様子が伝わり、皆様のご寄付がいかに多くの効果を生み出しているかをお伝えできればと思います。
各団体からの聞き取りも行い、6月の発送を目標に現在作成中です。
【今後について】
本プロジェクトの対象事業としては一区切りとなりますが、フードバンクの活動は続きます。新型コロナウィルスの直接的な影響は落ち着いていますが、こどもの貧困や体験機会の喪失といった影響はむしろこれから深刻化してのではないでしょうか。私たちもより注力してフードバンク活動に取り組んでまいります。
今後もフードバンク活動に加えて食品ロス削減や食育についても啓発活動を継続して行います。「食」で人と人をつなぐべく邁進してまいりますので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。
なお、本年も6月頃には再び寄付金募集を行いたいと計画しています。その際にはぜひともご支援をよろしくお願いいたします。