食でつながる！いわき（福島県）の農業を世界に発信

 

目標達成のお礼とネクストゴールについて

皆様の温かいご支援、ご好意のおかげで、目標金額である20万円に到達することができました。ご支援、本当にありがとうございます！

このプロジェクトは、2020年11月25日（水）23時までとなりますので、次の目標となるネクストゴールを25万円と設定し、最後まで挑戦を続けさせていただきます。

 

ネクストゴールでいただいたご支援金は、Food Project Fukushima への参加人数をさらに増やす際の資金に充てさせていただきます。より多くの人の参加により、様々な種類の調理動画をアップし、いわき市の今を発信し続けていきたいと思います。

 

引き続き、変わらぬご支援をよろしくお願い致します。

 

いわき産の野菜を調理する様子を撮影し、多言語で発信します！

世界にいわきを知ってもらうことで、いわきの農家を元気にするプロジェクト

 

▼自己紹介

　はじめまして、数あるプロジェクトの中から私たちのページをご覧いただきありがとうございます。私たちFood Project Fukushima（FPF）は、東洋大学国際学部国際地域学科の学生が中心のサークルによって立ち上げられたプロジェクトです。

　国際地域学科の学生は、2012年から、ゼミ活動（子島進ゼミ）や「ボランティア実習」などを通して、福島県いわき市をくりかえし訪問してきました。そして「いわきオリーブプロジェクト」や「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加し、多くのボランティア活動を行ってきました。これらの活動を通して、地域の方々や他のボランティア参加者とのネットワークを培ってきました。

 

 

　

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

　このサークル活動の良さは、直接現地に行って一緒に作業を行うことによって現地の人々と関わりあい、繋がることができるところです。しかし残念ながら、今年度はCOVID-19による感染拡大により訪問することが困難となりました。このような状況下でも、今できることは何かを考え、私たち学生の強みを生かしてコロナ禍でも関わり合い、直接会えなくとも繋がり合うことができる新しい活動として、Food Project Fukushimaを立ち上げました。

　国際地域学科の学生は、海外研修や留学の経験をもっています。様々な地域からの留学生も数多く在籍しているため、学生たちは、ふだんから日本で暮らす多くの外国出身の友人たちとつながっています。そして私たちは、SNSを通して情報の収集や発信を日常的に行なっています。「世界とのつながり」と「拡散力」が私たちの強みであり、それを生かすことのできる新しい挑戦をしたいと考えました。

 

 

▼プロジェクトの内容

　Food Project Fukushimaとは、いわき産の野菜や加工食品を使用、調理し、その様子をYouTubeやFacebookなどのSNSにアップすることで、いわきの今を世界に発信するプロジェクトです。

　この活動では、まずいわきの野菜やオリーブ加工食品をプロジェクト参加者の自宅へ配送します。参加者はその食材を使って調理を行います。そして、その調理の様子を撮影し、動画編集して、いわき農業の魅力を母国語で発信します。サークルのメンバーは、外国人の参加者にいわきの様子を知ってもらうために英語のパンフレットを配布したり、オンラインセミナー（講師はいわきの農家やNPO関係者）を開催したり、動画をYouTubeチャンネルにとりまとめるなどの作業を行います。

　クラウドファンディングの支援金は、主として食材費（郵送費を含む）に当てさせていただきます。

　現在、学内の留学生や交流の長い大塚モスクのムスリムなどの交友関係を通して、活動への参加を呼びかけています。シリア、スリランカ、パキスタン、ミャンマーなどの出身で東京周辺に暮らす友人たちが関心を示しています。そこからさらにネットワークを広げていきます。なるべく多くの言語（目標15言語）で発信していきます。

 

サンプル　調理の様子を中国語で発信しました！

https://www.facebook.com/susumu.nejima/videos/1837674166374619

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

　2011年の原発事故は世界の注目を集めましたが、その後の福島の状況をフォローしている人は、世界的に見るとかなり少ないようです。何の情報ももたないまま、福島の食の安全に対して懸念をもつ人も多くいることでしょう。市場で流通する米や野菜は検査済みであり安全です。漁業に関しても、試験操業によって魚の安全性が確認されています。これらの情報に、気軽にアクセスできる仕組みが大切ですが、ネックとなるのが多言語による発信です。私たちは、日本国内のリソースパーソン（留学生や滞日ムスリム）と協力することで、翻訳をせずに「ダイレクトに多言語発信」していきます。この発信をきっかけにして、世界により広く深く「福島の今」を知ってもらえればと考えています。

 

 

 

▼リターンの詳細

①感謝の気持ちを込めて、サンクスメールを送らせていただきます。

②YouTube上の概要欄にて支援者さまの氏名を掲載させていただきます。（任意）

③オリーブを使用した商品をいくつか送らせていただきます。（6,000円コース以上）

（例）・オリーブの葉を練りこんだ自然の緑が鮮やかなオリーブパスタ　200g
いわきのオリーブ葉を練りこんだオリジナルパスタです。ほのかなオリーブ葉の香りともちもち食感で、トマトなどの野菜やオリーブオイルにとても合います。おいしい福島大賞の優秀賞を頂きました。
・オリーブリーフ（カボスソルト）
いわきにはオリーブとカボス、２つの北限があります。
カボスはビタミンCのほかに、クエン酸、カリウムを豊富に含んでいるのが特徴で、ピネン、リモネンなどの香り成分は料理の素材の味わいを引き立たせる効果があります。白身魚やてんぷら、和え物、お豆腐、肉料理、魚料理に幅広くご利用いただけます。
・オリーブリーフ（芽子にんにくソルト、芽子にんにく唐辛子）
・和のものEXVオリーブオイル（山椒、唐辛子、芽子にんにく）
・大葉オリーブ
・オリーブ麺　など

④季節の野菜の詰め合わせを送らせていただきます。（10,000円コース以上）

※③④は金額によって内容量が異なります

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

製作物

料理動画

 

製作完了予定日    
2021年1月28日

 

製作個数    
料理動画50個

 

 

 

[English]

 

▼Project Vision

The 2011 tsunami and nuclear disasters attracted worldwide attention. But today, it seems that few people are following the situation in Fukushima. Many people might be concerned about food safety in Fukushima without any information. We know that rice and vegetables on the market are tested in regular terms so that they are safe. As for the fishery, the safety of fish has been confirmed by trial operations. This kind of information is, however, not distributed multi-lingually.

It is important to have a mechanism that allows easy access to this information, but the bottleneck is the transmission in multiple languages. By cooperating with resource persons (international students and friends living in Japan), we will directly transmit Fukushima information in multiple languages without translation.

We hope that this transmission will be an opportunity for many people in the world to know about “Fukushima Today”.

 

▼The Birth of Food Project Fukushima

We are Food Project Fukushima (FPF). This project is launched by students of the Department of Regional Development Studies (RDS), Toyo University.

Since 2012, students of RDS have repeatedly visited Iwaki, Fukushima Prefecture, through seminar activities of Prof. Nejima and the courses of Volunteer Training in Iwaki. They have participated in the “Iwaki Olive Project” and “Fukushima Organic Cotton Project”. Through these activities, we have cultivated a network with local people and other volunteer participants.

However, the spread of COVID-19 infection has made it difficult to visit Iwaki this year. We wondered what we can do in this situation. Finally, we decided to integrate our three advantages into one project. 

Firstly, we are international. Students of RDS have experiences in overseas field visits and study abroad. We have many foreign friends who live in Japan. Also, many international students are enrolled in the department. 

Secondly, we have already established a good relationship with Iwaki people, especially farmers. They have safe, fresh and delicious vegetables.

Thirdly, collecting and disseminating information through SNS is a part of our daily life. In addition, having many friends from many different countries and regions, we are multi-lingual.  

Taking these advantages, we can connect Iwaki with the world through our international friends cooking Iwaki specialties. Thus, “FPF” allows us to interact globally without meeting in person. 

 

Currently, we are calling for participation through our friendships. We have already had more than fifteen friends from Syria, Sri Lanka, Pakistan, Myanmar, etc. as participants. For the first time, they come to know about Iwaki and Fukushima prefecture. We will expand our network in order to disseminate information as many languages as possible (target 15 languages).

 

▼Details of the project

The project procedure is as follows.

1. Core members of the project (RDS students) distribute English pamphlets to foreign participants to learn about Iwaki, hold online seminars (lectures by Iwaki farmers and NPOs)
2. Iwaki vegetables and processed olive foods is be delivered to the homes of project participants.
3. Participants cooks Iwaki specialties and shoot the cooking process.
4. They edit the video, and convey the charm of Iwaki agriculture in his/her native language.
5. The video is uploaded to FPF’s YouTube channel.
6. Crowdfunding money will be used mainly for foodstuff costs (including mailing).