プロジェクト概要

100年続く、老舗果物屋の挑戦。学童保育を訪ね、子どもたちに「果物の食育」を。

 

はじめまして。【特技はみかんを食べただけで産地を当てること】。大阪で果物屋を営む山口直克です。先祖は柿農家から始まり、祖父も父親も果物屋。私で3代目ですが、気づけば100年以上続く老舗果物屋となりました。

 

お店のコンセプトは、「ライフスタイルにもっと果物を」。果物離れが進んでいるといわれる昨今、もっと多くの方に果物の良さを知ってほしいという願いから、さまざまな取り組みを行っています。

 

カフェスペースで果物の果肉果汁だけで作ったかき氷や
フルーツいっぱいのフレンチトーストが食べられます。

 

中でも、昨年から力を入れているのが、学童保育所での食育活動です。実際にたくさんの果物を持ち込み、食べてもらいながら、良い実の見分け方から日本の農業の課題まで、さまざまなことを伝えています。もちろん完全ボランティアで行っているのですが、今後ももっとたくさんの学童保育所で定期開催していくにあたり、費用(果物の材料費と交通費など)がネックになっています。

 

子どもたちに果物を好きになってもらい、食べる習慣を身につけてもらうことが、日本の果物農家を支えることにもつながると考えております。みなさま、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

美味しい果物を食べて笑顔いっぱい!

 

いまの子どもは、果物を食べない!?

 

最近、子どもたちが果物を食べる習慣が減っている、といわれます。切ったり剥いたりするのが面倒、値段が高いなどの理由で果物を食べる家庭がどんどん減ってきているというのです。

 

果物を食べないと、果物に多く含まれる栄養素を摂ることができません。また、「世界に誇る日本の果物栽培技術が衰えるのではないか」という問題も深刻です。

 

というのも、栽培技術を維持し高めていくには、産物を買って食べてくれる消費者の存在が必要です。さらに長い目で見ると、果物に興味を持ち、跡を引き継ぐ若い人手も必要です。現在の日本の果樹栽培技術は、世界最高レベルの技術を持っていますが、消費減や、廃業による荒地等さまざまな問題に晒されています。

 

そこで昨年の12月から、学童保育を訪ね、子どもたちに果物を食べてもらう活動を始めました。学童での食育活動については、もっと前からやりたいと考えていたのですが、昨年から私自身の子どもを学童に預けるようになったことで、学童保育の活動内容やタイムスケジュールを身近に知ることになり、実際にお声がけを始めました。

 

子どもたちにスイカの切り方を教えてます。

 

「今日から果物は僕が選んであげるね!」大喜びで果物に触れる子どもたちの笑顔が嬉しいです。

 

この食育活動では、最高の技術で作られた果物を舌と頭で知ってもらうことはもちろん、低学年向けと高学年向け、それぞれ別のテーマでの「お話」もしています。

 

■低学年には……

まず「果物を食べる」ということに関心を持ってもらえることが第一です。例えば、難しい栄養素の話などよりも、「お家に帰ってから家族に自慢できる目利きのポイント」の話は喜ばれます。


■高学年には……

低学年の内容に加えて、もう少しレベルの高い話をします。例えば、日本の農業技術に誇りを持ってもらえるように、生産地と消費地の役割を簡単に説明するようにしています。

 

果物を食べる習慣が無くなっているといっても、果物を渡すと子どもたちはみな喜んでくれます。みかんを持っていった時などは、大きなみかん箱が一瞬でなくなるくらい笑顔いっぱいに食べてくれました。

 

みかんに集まってくる子どもたち。一瞬でみかんがなくなりました!(笑)

 

また、保護者の方からは、「スーパーでスイカを見ると『選んであげる!』と言って得意げに説明を始めるんですよ」などという声をよくいただきます。果物のおいしさ・面白さに気づいてもらうと同時に、親子のコミュニケーションにも貢献できているのならば嬉しい限りです。

 

現在は大阪市内の学童を対象として2ヶ月に1回程度実施していますが、本当はもっとたくさんのご依頼をいただいています。すでに10件以上のご要望をお断りしている状況です。

 

この食育プロジェクトで一番の問題になっているのが、果物の仕入れや交通費、スタッフの人件費です。子どもたちには新鮮な果物を食べてほしいというこだわりもあり、1回開催するのに、およそ7万円ほどがかかります。今までは完全ボランティアだったのですが、それではお店の予算の都合で、限られた回数しか活動できません。そこでこのたび、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

果物の話を真剣に聞く子どもたち。

 

将来、子どもたちが大人になったとき、自分の子どもにも果物を食べさせる習慣を今から作っていきたい!

 

果物は、子どもから大人までみんなを笑顔にすることができる食べ物です。「美味しいのに身体に良い」、嗜好品でありながら健康食品にもなりうる、最強の食べ物だと思います。

 

その良さを伝えていくのは、私たち果物屋の役目です。「果物を切るのは面倒じゃないんだよ」「美味しく食べるにはこうすればいいんだよ」。果物を子どもたちにとって、より身近な存在にしていくことで、果物をたくさん食べてもらえる土壌を作り、さらにその中で一人でも未来の農業の担い手を生むきっかけになれば……と心から願っています。

 

このプロジェクトが達成すれば、向こう半年間の運営費を確保できます。子どもたちに、果物の良さと大切さを伝えていくために。どうかご支援よろしくお願い申し上げます。

 

子どもの笑顔に大人も癒されます。

 


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