福島の原発避難者・貧困者の子ども達に無料学習教室を開催したい

福島の原発避難者・貧困者の子ども達に無料学習教室を開催したい

支援総額

682,000

目標金額 600,000円

支援者
47人
募集終了日
2017年10月13日

    https://readyfor.jp/projects/fukushimashuro?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

 

震災から6年、まだ支援を必要としている人たちはたくさんいます。そんな被災地の子どもたちに、無料の学習支援教室を開催します。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。原浩平と申します。NPO法人福島就労支援センターの理事長として企業や地域の皆さん、自治体などと一緒に避難者・被災者の皆さんの就労支援活動、子ども支援活動、パソコン教室運営などを行っています。

 

私はこのような活動を通じて、被災地には、金銭的理由と通学困難を理由として塾に通うことができない子どもたちがたくさんいるという現実を目の当たりにしてきました。

 

そこで今回、被災地の子どもたちが気軽に通える学びの場所として、福島県福島市の避難者が多く居る地域の信陵学習センター、清水学習センター分館を活動の拠点とした学習支援教室「スタ☆セン」を設立します。しかし資金60万円が不足しています。みなさまのご支援をお願い致します。

 

左は英語担当の高橋とし恵さん、中は数学担当の原浩平、右は英語担当の原真理子さん

 

就労支援活動を行う中で、学習支援の必要性を感じました。

 

私たちが普段、避難者への就労支援活動で就職支援をしている家庭の多くが、生活保護、母子家庭、ひとり親などです。そのような家庭が多い理由に、震災や原発事故の影響で仕事を失ったり、家計を支えていた家族を亡くしたり、ストレスで働けなくなってしまったことがあげられます。

 

このような方々の話を聞いていく中で、「子どもの教育費」に関して不安を抱いているという声をよく耳にしてきました。「充分に働けない状況で、子どもを学校に通わせられるだろうか」、「子どもがやりたいことにお金と時間をかけてあげることができるのだろうか」といった不安の声、それと共に、「教育費の支援や、無料の学習支援があれば…」との声も多く耳にしました。

 

そこで私たちは、経済的な理由で塾に通うことのできない子どもたちをサポートしていくために、無料の学習支援教室を開催することを決めました。

 

子どもの教育費に不安を抱いている方が多くいます

 

東日本大震災から6年が経過した今、被災地が必要としている支援のかたちも変わってきています。

 

-場所の問題-

震災や原発事故の影響で、今まで住んでいた場所から仮設住宅へ避難を余儀なくされました。仮設住宅は中心市街地から離れた場所に建てられていることも多く、通学や通勤、塾や買い物などに時間がとられ、負担が大きくなっています。

 

-お金の問題-

震災や原発事故で今まで住んでいた家を失い、新しい家で暮らす方々の中には、震災前に住んでいた家のローンと、新しい家のローンの2つを抱えている2重ローンの問題を抱えている方がいます。また、福島県では仮設住宅から復興支援住宅に切り替わる時期を迎え、引っ越しを余儀なくされていますが、引っ越しにはお金がかかります。避難者の皆さんは金銭的にもつらい状況にあります。

 

震災から6年経った今でも、福島では震災の影響に苦しんでいる人たちがいます。この状況も踏まえ、無料でかつ、中心市街地から離れた場所に住む方でも通える学習室にします。

 

震災後に築いた仮設住宅でのコミュニティーも、住み替えの時期を迎え、バラバラになってしまいました

 

学びだけではなく、こころも支える学習支援室「スタ☆セン」

 

■開催場所:福島県福島市の信陵学習センター・清水学習センター

■指導教科:数学(算数)・英語

■運営時間:土曜日又は平日の放課後(学年ごとに1時間の授業/週1回)

■月謝:無料

■人数:各学年5名の計30名

■対象学年:小学生4年生から中学校3年生

勉強を教えるだけではなく、授業以外にも2か月に1回、保護者と一緒に学校や家庭での悩みを確認します。授業と自習の間にも、コミュニケーションをとることができる時間を作り、心のサポートも行っていきます。

 

参加者については、避難者支援住宅、子ども支援のNPO団体や学童、小・中学校への訪問を行い支援の必要な子どもたちにアプローチを行います。

 

            

 

貧困の連鎖を止めたい。そして子どもたちに、自分の夢を叶えてほしいです。

 

貧困家庭で育った子どもは、そうではない家庭で育った子どもより、将来貧困になりやすいという調査結果があります。貧困から脱出するために必要な「金融・教育・コネクション」を持っていないために貧困が更に貧困を引き起こしてしまい、貧困の悪循環が生まれています。さらに、貧しい家族は3世代以上、貧困状態に陥る可能性が高いと言われています。私たちは、学習支援教室を通してこの負の連鎖を止めたいと考えています。

 

「震災があったから、夢をあきらめた。」ではなく、「震災があったけど、多くの人に支えられて夢を叶えられた。」そんな子どもを1人でも増やしていきたいです。

つらい時、人から支えてもらった経験をした子どもは、人を支えることのできるひとに成長していくと思います。

 

これからの未来をつくっていく、1人でも多くの子どもたちに、みなさまのご支援をお願い致します。

 

 

 

「スタ☆セン」には「未来のスターになってほしい」という願い「☆」が込められています。

 

■□■資金使途■□■


みなさまからいただいた支援金は、講師・スタッフ人件費、教材・備品購入費、会場利用料、広報費の一部として大切に活用させていただきます。

 

■□■リターンについて■□■


・子どもたちの手作りどうぶつぽんぽん・

学習支援室に通う子どもたち手作りの、毛糸でつくったマスコットをお送りします。

 

 

・子どもから感謝のお手紙・

学習支援室に通う子どもたちから、感謝の手紙をお送りします。

 

★子どもの教材費は1人当たり3000円、1か月の通塾費用は1人当たり1000円かかります。一人でも多くの子どもたちに学習支援を届けていくために、リターンはサポートコースとさせて頂いております。

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/fukushimashuro?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

福島県で被災者を対象とした仕事支援のボランティアを始め、 NPO法人福島就労支援センターを立ち上げました。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/fukushimashuro?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000


alt

教科書一式サポートコース

・子どもたちから感謝のお手紙

★3000円で、1人の子どもに教科書一式を届けることができます★


支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年2月

5,000


alt

2か月の通塾と教科書一式をサポートコース

・子どもたちから感謝のお手紙
・子どもたちの手作りどうぶつポンポン1つ
※種類はおまかせになります

★5000円で1人の子どもに教科書一式を届け、2か月の通塾をサポートすることができます★

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年2月

10,000


alt

1人のこどもの教科書一式と7ヵ月の通塾をサポート

・子どもたちから感謝のお手紙
・子どもたちの手作りどうぶつポンポン2つ
※種類はおまかせになります

★10000円で1人の子どもに教科書一式を届け、7か月の通塾をサポートすることができます★

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年2月

30,000


alt

3人のこどもの教科書一式と7ヵ月の通塾サポート

・子どもたちから感謝のお手紙
・子どもたちの手作りどうぶつポンポン3つ
※種類はおまかせになります

★30000円で3人の子どもに教科書一式を届け、7か月の通塾をサポートすることができます★

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年2月

プロフィール

福島県で被災者を対象とした仕事支援のボランティアを始め、 NPO法人福島就労支援センターを立ち上げました。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る