プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました
 
原発事故を風化させない映画。
被ばくした”生きものたち”の今を伝えるドキュメンタリー映画を作ります。
 
初めまして。映像製作プロダクション群像舎代表、岩崎雅典と申します。監督・プロデューサーとして、野生動物の生態と生息環境をテーマに国内外を取材し、映像を撮り続けてきました。
 
その一つの映像として、昨年原発事故を風化させないための映画製作プロジェクトを立ち上げ、その際にご協力、ご支援頂いた皆さま本当にありがとうございました。
 
お陰さまで2012年以来、『シリーズ1(被ばく)』、『シリーズ2(異変)』『シリーズ3(拡散)』、『シリーズ4(生命)』が完成し、現在『シリーズ5(希望)』の製作中まで進めることができております。
 
しかし、普段から撮り続けている私たちにとって資金という壁は常に立ちはだかります。そこで今回2度目のお願いとはなりますが、『シリーズ5(希望)』制作のための掛かってくる費用をご支援頂きたいと思いプロジェクトを立ち上げました。
 

放射能被害は今後何世代、何十世代にも及びます。

今も避難している人々は、故郷に戻るか戻らないか、厳しい選択を迫られています。

 

そんな中私たちの撮った記録映画が、

これからを生きる人達の選択の指針になってほしいと考えています。

 

原発事故から5年8ヵ月。これからも私たちは撮り続けていきます。

 

そのためにも、皆さまのお力添えが必要です。どうかご支援よろしくお願い致します。

 
前回のプロジェクト:「原発事故を風化させないため被爆地の今を伝える映画を制作したい

チェルノブイリ事故でもなかった霊長類ニホンザルの被ばく。
 
私は日本で初めて起きた福島第一原発事故による放射能被害が、“生きものたち”にどんな影響を及ぼすのか注目してきました。
 
案の定、大量に放出された放射性物質は、
大気に、土壌に、森林に撒き散らされ豊かな自然を汚染していました。
 
そこに住む鳥・獣・虫・魚・草木、
そして人間と、生きとし生けるもの全てが被ばくしていたのです。
 
特に人間と同じ霊長類のニホンザルが被ばくしたことは、チェルノブイリ事故でも起きていなく、このことに強い危機感を感じ、私たちは原発事故による実態を映像に残し、次世代に引き継いでいきたいと考えドキュメンタリー映画を製作することを決意しました。
 
左上:白斑黒毛和牛「希望の牧場」・浪江町(2016.9)
左下:ロードキル(車に轢かれた)のアナグマ・富岡町
右下:ニホンザルお母さんと赤ちゃん・飯舘村(2016.6)
右上:有害鳥獣駆除隊とイノシシ(浪江町 2015・10)

 

5作目という節目の作品。
シリーズ1~5までの総括的作品を目指すため、更なるデータの蓄積を進めます。
 
まず、これまで追跡してきたテーマの継続を行います。
放射能との因果関係を知るには、科学者たちの地道な調査によるデータの蓄積が必要です
 
主なデータは以下の5つです。
 
■継続するデータ
1 被ばく地に飛来したツバメの部分白化現象の追跡
2 アカネズミ、モグラなどの内部被ばくと外部被ばくの経年変化
3 白斑黒毛和牛の原因追求
4 ニホンザルの生態と捕獲個体の健康影響
 (特に子ザルの白血球・の減少傾向の追跡)
5 帰還困難区域にはびこるイノシシ、アライグマなどの動向調査
 
そして今回、新たにデータを取るために取材し始めたものが、以下の4つです。
 
■新たなデータ
1 放射線量の高い福島第一原発近くの大熊町、双葉町の沿岸生物
 (イボニシ・巻貝の1種など)の回復調査
2 福島第一原発沖の海洋調査。海水の採取・魚類(ヒラメ・アイナメ)
  の釣り上げ検体
3 モミの若木の生育異常
4 子どもたちの甲状腺検診(いわき放射能市民測定室・たらちね)の実状
 
左上:福島第一原発
左下:海洋調査 福島第一原発沖 (2016.10)
右側:山積みされた放射性廃棄物の山「フレコンバック」・飯舘村
 
未来を担う子供たちのためにも、現実を伝える記録を残しておきたい。
皆さま、どうかご支援よろしくお願いします。
 
2015年より除染された一部の町村で、居住制限が解除され住民の帰還が始まっています。9月に楢葉町、翌年7月には南相馬市小高区が対象になりました。
 
しかし戻った住民は1割前後と言われています。
 
2017年3月には、帰還困難区域を除き飯舘村などのほとんどの地域が制限解除になります。
 
しかし、放射性廃棄物(フレコンバック)の仮置き場が今なお各地に放置されたままの村にどれだけの避難住民が戻ってくるのでしょうか。
 
ドキュメンタリー製作を通じて、少しでも多くの人々に現状を知ってもらう。
ありきたりかもしれません。しかし、無知が一番怖いのです。
 
そのために、私たちは都内を始め、全国各地で上映活動も続けています。
 
現在も避難している多くの人々は、
故郷に戻るべきか戻らざるべきか、厳しい選択を迫られているのです。
 
最初に申し上げましたが、私たちはこれからも撮り続けていきます。
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これからも撮り続けていきます。皆さんご支援お願い致します。

 


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