風太20th記念プロジェクト～動物たちにより豊かで幸せな日々を！～

風太君、ご生誕20周年おめでとうございます！
人も動物も寿命が長くなり、その中で問われる健康寿命・終末環境への意識。私達も動物のいのちに携わる業界としてこのような活動に賛同いたします。皆様の温かいご支援をお願いします！！

風太君、20歳おめでとう！私の地元、旭山動物園でもレッサーパンダを見て「風太君！」という子供がいるほど日本を代表するレッサーパンダになりました。その彼の余生を豊かに、そして健やかに過ごしてもらうための活動へ共感・支持をいたします。これまでたくさんの癒しと発見を与えてくれた風太君に我々が恩返しする番です！ぜひこの活動へのご支援をよろしくお願いします。

風太君20歳のお誕生日おめでとうございます！
そごう千葉店は『この街で、みなさまとともに。』のメッセージをかかげ、千葉の街をともに盛り上げていくパートナーとして千葉市動物公園様とは体験イベントや催事の開催など様々な活動を行っております。
今回の風太君20歳記念クラウドファンディングの取り組みを通じて、動物たちがますます元気で幸せに暮らしている姿を来園される方々に見ていただくことが、子どもたちの未来を創り、地域活性につながるものと考えます。
動物たちの福祉を大切にされている千葉市動物公園様のこの取り組みをそごう千葉店は応援しています。

風太、お誕生日おめでとおおおお！こうして一緒にお祝いできることがとても嬉しいよ♪風太が二十歳かぁ。時が経つのは早い！お互い千葉ですくすく育ったね(笑)りんごを美味しそうに食べる風太が好きでこれまでに軽く1000枚は写真をとったよ(๑>◡<๑)りんごをとったら部屋に持って行って後ろ向いて食べちゃうところもお茶目で好きだけどね(笑)風太のまわりには昔も今もたーくさんの人がいてたーくさん愛されてるね♡心地よい環境でこれからものびのびと風太のペースで元気に過ごせますように☆ しっかりメモリアルフォトブックも予約したよ！また会いに行くね〜

当園で生まれた風太が健やかに成長し、そして20歳を迎えることができるのは、千葉市動物公園のスタッフの皆様をはじめ、多くの方々が風太のために尽力し、レッサーパンダたちが穏やかに暮らすことができる環境を整えてきたからに他なりません。このクラウドファンディングにより、千葉市動物公園のレッサーパンダたちの生活が更に豊かなものとなるよう祈っております。
また、この取り組みを機に、絶滅の危機に瀕しているレッサーパンダたちの現状をより多くの皆様に知っていただき、私たち一人ひとりができることを考え、野生動物全体の保全・保護などにつながる行動へのきっかけとなれば幸いです。

「風太２０歳記念クラウドファンディング」の開設に寄せて

愛くるしい立ち姿で一躍全国的に有名になったレッサーパンダの「風太」が初めて朝日新聞に登場したのは、2005年5月19日付け朝刊の千葉版と全国版でした。
 

千葉総局に赴任したばかりの新米記者が街ダネ取材で訪れた千葉市動物公園。当時、広報を担当していた清田義昭さん（現副園長）から紹介されてレッサーパンダ舎を訪れると、風太の人間のような立ち姿にびっくり。その思いが記事になったのは千葉版で写真付き216文字。全国版は写真付きでわずか160文字でしたが、その立ち姿の写真は世の中にとてつもないインパクトを与えました。
 

おかげさまで朝日新聞のこの記事がきっかけとなり、他のメディアもこぞって取材を開始。瞬く間に風太は全国区の人気者になりました。記事が出たあとの初の週末には来園者が殺到。「お立ち台のレッサーパンダ・風太に立ち見」との見出しで「風太が立ち上がるたびに歓声がわいた」と朝日新聞が続報で伝えています。それから間もなく、弊紙・天声人語でも風太は取り上げられました。

16年前、私が千葉市に移り住んだ当時、風太の話を聞きつけてよちよち歩きだった子どもを連れて真っ先に駈け寄ったのがレッサーパンダ舎でした。まだ「ガラケー」の時代です。取り囲む入園者のガラケーの前でさっそうと人間のように立ち上がる姿に、風太の「タレント能力」を感じました。こうして多くの入園者をとりこにした風太の姿は、入園者の思い出とともに風太の成長の記録は刻まれてきました。
　

風太という名前の由来ですが、風太が生まれた日本平動物園で父親である風風が、風太の誕生を見ることなく、短命で亡くなったそうです。このため担当者の方が「父親の分まで太く長生きしてほしい」。そういう思いが込められて命名されたのが「風太」であると聞きました。その名前の通り、風太は今年20歳。レッサーパンダの平均寿命は飼育下で15歳前後と言われています。風太はそれを上回る長寿で、子孫にも恵まれ、今も千葉市動物公園のアイドルとして入園者を楽しませています。
 

ここまで長寿を続ける風太の飼育に力を注いでこられた関係者のみなさんに、心から感謝申し上げます。
 

今回、千葉市動物公園が風太の20歳を記念して立ち上げたクラウドファンディングでは、高齢となり暑さに弱い風太を空調で守り、さらに消化しやすい専用のエサ作りに使う機器を整備するほか、レッサーパンダ全体の飼育環境を整えていく予定とのことです。
 

動物福祉の向上を目指し、さらなる力を尽くそうとする千葉市動物公園の思いが実現できるよう支援の輪が広がることを、千葉市民として子どもとともにたくさんの思い出をもらってきた私も応援していきたいと思っています。「風太、これまでありがとう！　まだまだ長生きして、一緒に思い出を残していきましょう」。改めてエールを送ります。