「能」によって、学生能・狂言の会を盛り上げたい！

ご支援いただいた皆様へ

皆様、ご支援いただきまして誠にありがとうございます。

なんと、クラウドファンディング1日目にして目標金額を達成することができました。

 

部員一同、本当に感謝の念にたえません。

誠にありがとうございました。

いただいたご支援は、舞台費用として活用させて頂きます。

 

ネクストゴールへ！

本日より、ネクストゴール30万円を設定させて頂きます。

こちらは、着物代として活用させていだだきます。

 

購入した着物は、今回の「能」で使用するだけでなく、

これからの後輩へと受け継いでいきます。

 

どうぞご支援よろしくお願いいたします。

 

 

▼消滅の危機に瀕する学生能・狂言の会を、「能」によって盛り上げたい！

 

こんにちは。名古屋学生能楽連盟、宝生流でございます。日本の重要無形文化遺産、そしてユネスコの無形文化遺産である、能をプロの能楽師に教わりながら、日々お稽古をし、精進しております。

 

今回我々能楽部は、令和二年二月八日に開催されます、我々名古屋学生能楽連盟が主催する、学生能・狂言の会において、学生による「能」(羽衣)一曲を上演します。

 

このことで、衰退の危機にある学生能・狂言の会を盛り上げていきたいと思っております。

 

よろしければ、本連盟の学生が、「能」やこの企画に関する説明を致します。動画をご覧ください。

 

 

 

▼学生能・狂言の会とは？

東海地方に存在する8大学の能楽部・サークルが参加する、学生が主催する発表会です。

 

今年は名古屋市から後援を頂き、名古屋能楽堂の若手能楽師育成事業に指定されています。

 

三つの流派(観世流・宝生流・金剛流)の学生が一同に会します。

 

全国的に見て非常に珍しい会となっております。こちらは前回の会の写真です。

 

 

また、今年で64周年を迎え、先輩方から代々受け継いできた大切な発表会です。

 

学生にとっては、お稽古の成果を披露する場であり、さらに他流派の動きを見て学びとする場であります。

 

多くの大学の仲間と共に、流派を超えて切磋琢磨する、青春の場所でもあります。

この大会を経て、プロの能楽師になられる方も多くいらっしゃいます。

 

 

▼学生能・狂言の会の危機！

そんな学生能・狂言の会が、今危機的な状況に陥っています。

 

ここ最近、ほとんどの参加大学の新入生が1人か0人が当たり前という状況で、加盟校はここ5年で3校消滅してしまいました。

 

そのため、今年の運営会議において、幹事不足・参加大学不足のために発表会中止に関する議論が起こってしまいました。

 

このような衰退しつつあるこの会を盛り上げるべく、私達は、「能」を上演することにしました。

能楽部が「能」の上演って…それは、

 

 

▼部活的に当たり前では？「能」ってなんだ？

そうお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

 

学生は普段、「仕舞」と呼ばれるものを、発表会で上演しています。

 

仕舞とは、着物を着て「能」という楽曲の一部分を切り取ったものを上演する、5分ほどで終わる発表形式です。

 

↑能面。「仕舞」でつけることはありません…！

 

しかし「能」という発表形式では、きらびやかな装束を着ます。能面を着けます。

 

音色の美しいプロの囃子や、プロであるワキ方の能楽師にお相手いただきまして、1時間以上、舞い続けます。

 

「仕舞」では、上に記したようなことは、できません。

 

即ち、普段の会では絶対に感じることのできない、能楽という伝統芸能の一部分を、形だけでも体験することができるのが、「能」を上演するということなのです！

 

「能」は全国の能楽部員、全ての憧れの的であり、能・狂言の会を行う上で、大きな目玉となります。

 

そんなに言うなら、毎年「仕舞」だけじゃなくて、「能」をどんどん上演すればよいのに。

 

そう思われた方も、いらっしゃることかと思います。

 

 

▼「能」の上演には莫大な費用が…

実は、「能」一曲を上演するには、莫大な費用がかかります…。

 

まず、プロのお囃子方へのお礼金や、装束、舞台装置など諸々を揃えるために、合計で30万円弱必要となってきます。

 

さらに舞台自体の使用料が合わせて追加で10万円弱、合計40万円ほどかかってしまいます。

 

加えて能に必要な着物も揃えることができていないため、この後10着ほど購入する費用がかかってしまいます。

(もしも新品で買うと、一枚3万円程は最低必要です…)

 

↑「能」に参加する学生たち

 

今回「能」に参加する学生は、15名程を予定しています。

 

そのうち半分以上が大学1年生です。この人数で、上記の費用を負担します。

 

このまますべての金額を学生だけで負担することは、非常に、非常に厳しいものがあります…。

 

そこで、皆様のお力をお借りしたいと考えたのです。

 

 

▼もしご支援頂けたら…

今回、もし皆様からご支援を頂き、我々の負担が軽くすることができましたら、来る新年度に向け、新入部員の勧誘活動をもっと盛んにするため、様々な準備に力を注いでいきたいと考えております。

 

具体的には、クオリティの高いチラシを多く刷り新入生の興味を惹いたり、プロの能楽師をお呼びして本物の仕舞やお囃子を聞いてもらったり、着物を購入して着付け教室を開催することを考えています。

 

 

そして何より、他の大学の学生たちに、皆様のお力をお借りすることをきっかけに、「仕舞」だけでなく憧れの「能」一曲も出すことが出来るのだと、元気付けていきたいと考えております。

 

 

リターンでは、大会当日に特別席に座っていただけるものや、東海近辺にお住まいの方限定となりますが、着付け体験・撮影ができるものなど、様々なものを用意しております。

 

等身勝手なお願いでございますが、「能」によって学生能・狂言の会を盛り上げるべく、お力添えをいただけませんでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 

 

▼「能」上演演目　「羽衣」解説

今回、我々名古屋能楽学生連盟、宝生流が上演する「能」は、「羽衣」という演目です。

 

三保の松原に伝わる、羽衣伝説はご存じでしょうか。

 

天女が羽衣を落とし、とある男がそれを拾い…という有名なお話をモチーフにしております。

 

大変恐縮ではございますが、今回はこの有名な羽衣伝説の天女を、学生が舞わせていただきます。

 

▼第64回　学生能・狂言の会開催概要

開催日時：2019年2月8日(土)　１３時開演

場所　　：名古屋能楽堂

住所　　：愛知県名古屋市　〒460-0001 愛知県名古屋市中区三の丸１丁目１−１番１号

google map

https://www.google.com/maps/place/名古屋能楽堂/@35.1823922,136.8964476,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xb17cacb7d061f73f!8m2!3d35.1823922!4d136.8964476

 

 

 

▼名古屋学生能楽連盟SNS

Twitter

名古屋学生能楽連盟

https://twitter.com/meinouren_noh

 

Facebook

名古屋宝生流能楽部合同

https://www.facebook.com/nagoyagakuseihosho

 

 

 

▼プロジェクトの終了要項

 

開催日時    

2020/2/8(土)

 

開催場所    

名古屋能楽堂

https://www.bunka758.or.jp/scd24_top.html

 

クラウドファンディング主催者    

名古屋学生能楽連盟宝生流

 

イベント内容    

第64回学生能・狂言の会において、「能」を上演し、会を盛り上げたい。

 

名称:第64回名古屋学生能・狂言の会

URL:なし

内容:東海に存在する能楽部・サークルが仕舞等の発表を行う。