がんの悩み、軽減へ。専門家集団に気軽に相談できるサービス立ち上げ
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 24人
- 募集終了日
- 2023年3月31日
ミャンマー|クーデター、洪水被害で困窮する人々に食糧、医療、教育を
#子ども・教育
- 現在
- 1,655,000円
- 支援者
- 64人
- 残り
- 25日
進行を止めにくい「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に向けた研究の加速へ
#医療・福祉
- 現在
- 8,575,000円
- 寄付者
- 434人
- 残り
- 45日
貧困や虐待等で親を頼れない若者が将来を諦めず生きていける伴走支援を
#子ども・教育
- 現在
- 6,136,000円
- 支援者
- 302人
- 残り
- 19日
311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
#災害
- 総計
- 295人
みんなの声を文字化する音声認識システムを難聴の子どもたちに届けたい
#子ども・教育
- 現在
- 718,000円
- 支援者
- 28人
- 残り
- 20日
闘病中の子ども達と家族を笑顔に!スマイルサポーター募集中!!
#子ども・教育
- 総計
- 0人
夢育てメンバー & 夢育て農園メンバー 募集
#子ども・教育
- 総計
- 64人
プロジェクト本文
あなたが抱える「がんの悩み」を軽減したい。
専門家に気軽に相談できるLINEサービス立ち上げへ!
39歳、突然のがん宣告。私、横垣祐仁は過去にステージ4の十二指腸がんを経験しました。突然の宣告で冷静さを失った状態で、病状の理解・治療法の選択など行わなければならず、まさに途方に暮れました。
それは非常に大変な事でしたが、偶々私の友人が消化器外科の医師であり、親身になってアドバイスをしてくれたことにより、私は納得した上で治療法を選択することができ、また治療の効果も非常に大きく、6年経った今も再発はなく、元気に過ごしています。
この経験を通じて、主治医には聞けない・聞き辛いことを専門医に相談できることの重要性を感じました。私自身の経験から、多くのがん患者さんから相談を受けますが、同じような悩みを持つ方が非常に多いと思いますし、正しくないと思われる治療に走ってしまう方も少なくないのだという事も同時に実感しました。
これらの経験から、私自身が病気の時に相談をした粟津先生と共に、がんの悩みを、医師やサバイバーなどに、LINEで気軽に相談できるサービスの立ち上げを目指します。
自分や大切な人や、ある日突然がんになったとき...「どうすればよいのだろうか」「どんな治療をすべきだろうか」と悩み、立ちすくんでしまうのではないでしょうか。
私達はその悩みを、専門家に気軽に相談できる場所をつくりたいのです。互いに支え合い、がんのことで思い悩む人の心に、寄り添いたい。その一心で取り組んでいます。
このクラウドファンディングをきっかけに、ぜひ私達の仲間になってくださいませんか。
皆さんからの温かいご支援・応援をお願いいたします。
がんの悩み軽減プロジェクト代表
横垣祐仁
「がんの悩み」を抱える患者さんが気軽に相談できる場所をつくる!
ページをご覧いただきありがとうございます。がんの悩み軽減プロジェクト代表の横垣祐仁です。
このプロジェクトはヘルスケア業界のDXに取り組んでいるがんサバイバーの横垣祐仁と、消化器外科医の粟津正英先生の2人を中心に、がんの悩み軽減プロジェクトに取り組んでいます。
私達はそのひとつとして、がんで悩む患者さんが気軽に相談できる、オンライン相談サービスを立ち上げます!
|働き盛りだった39歳、突然のがん宣告。
今回のプロジェクトの立ち上げのきっかけは、ほかでもない私、横垣自身のがんの経験です。
私ががんになったのは39歳、仕事も順調で、息子はまだ0歳9ヶ月の頃でした。
闘病中、息子との一枚。
ある日突然激しい腹痛を覚え、当日は痛み止めでやり過ごしましたが、数週間、痛みが断続的に発生するようになり、高熱が下がらなくなり、救急外来を受診したところ緊急入院となり、精密検査の結果、十二指腸乳頭部のがん・リンパ節にも転移があり、ステージ4との診断でした。
あまりの突然さに現実とは思えず、泣いている妻と何も分からずに笑っている息子を前に呆然としました。
病状から、手術は行えず、抗がん剤で小さくなるのを望むしかないと説明されました。さらにはそれが「標準治療」だと説明を受けましたが、当時の私は到底受け入れられませんでした。
まだ死ぬわけにはいかない。生きるための治療でなくては困る。
もっと良い治療法はないかと、色んなことを調べ、悩みました。
その中には、主治医が「お金の無駄だから、やめた方がいい」とおっしゃるような治療もありました。
ただ、今から思えばやはりどこか冷静さを失った状態でもあり、主治医に否定されても、そういったものに頼ってしまいそうになっていました。
|専門医である友人からのアドバイス
そんな中、私が本当に幸運だったのは、たまたま友人が私の病気の専門医であったことです。この友人が、今回ともにプロジェクトを立ち上げる粟津先生です。
粟津先生に相談をしたところ、主治医の立場とは少し違った立場でアドバイスをしてくれました。
私が勧められた標準治療のこと
使用する抗がん剤の効果・副作用のこと
またそれらの利用の後に手術ができるようになる人もいること
彼からの分かりやすい、専門的な知見を伴ったアドバイスにより、私は納得した上で主治医が提案した標準治療である、抗がん剤治療を選択することができました。
内容としては主治医の先生と同じことを言っていたのかもしれませんが、なぜその治療なのか、どれくらいの効果が見込めるのか、同じ治療を受けている人の副作用はどんなものなのか、など、丁寧に、納得が行くまで話を聞いてくれたことで、標準治療を受ける決断ができました。
その結果、6ヶ月後にはがんがほとんど消え、無事に外科手術も受けることができました。術後5年以上が経過しましたが再発もなく、生活に支障もなく過ごしています。
|相談を受ける中で、主治医には相談できないケースの多さを実感
このような自身の経験もあり、家族・親戚、友人などががんになった時に色んな相談を受ける機会が多くあります。皆さんも私と同じように、「治療を始めるまで」「治療中の症状」「治療後の症状」などについて悩みながらも主治医には相談できない・相談しにくいようなケースがたくさんあると実感しています。
身の回りで起きるがんの相談には、自身の経験からできる限りの支援を行なってきましたが、日本人の2人に1人ががんになる時代、私にご相談いただくような方々と同じような悩みを持つ方が日本中にいる、と感じています。
主治医に相談できない「治療法の選択」に関する悩み
消化器外科医の粟津です。ここからは、医師である私が、がん患者さんの抱える課題についてご説明をさせていただきます。2人に1人ががんになる(※)時代にあって、色々な悩みを抱えながら治療を始める方が多いと感じます。 ※国立がん研究センター 最新がん統計より
|がんの診断と病状の理解
がんの診断直後、患者さんは、がんと診断されたことによるショックの中、多くの検査や病名、臓器名、薬剤など初めて聞く言葉に囲まれながら話が進んでいきます。
医学用語の中には病名をはじめ臓器名、手術名など他の言葉に言い換えられない用語も多いため、病状説明ではある程度の専門用語を使用します。質問がなければ理解を得たものとすることも多いため、何となく理解できないまま、何に疑問を持てばいいか分からないまま検査や治療が進んでいくという事が起こりえます。
しかし、説明を聞いたその場で疑問に思わなくても時間が経って家に帰って読み返してみると、
など不安や疑問は尽きることなく出てくると思います。
|玉石混交、情報の取捨選択のむずかしさ。
中でも「本当にこの治療でいいのか?もっといい治療があるんじゃないのか?」という疑問は、がんにかかった患者さんにとっては最も重要な問題です。
特に、肝心な治療法の選択については、がんが命に関わる病気であることから、「勧められている治療法で良いのか、より良い治療法はないのか」と模索し、悩まれる患者さんが多数いらっしゃいます。
その結果として、エビデンスのない治療法や民間療法を選択され、診断時には受けられた標準治療が受けられない状態までがんが進行してしまうようなケースもあるものと思います。
現代はインターネットの発展により誰でも大量の情報を手にすることができる時代です。医療では、先進医療など一部の施設でしか行えない治療など多くの有用な情報に加えて、民間療法、保険適応外治療、詐欺に近い情報も溢れており玉石混交です。
しかし実際には、これら大量の情報から専門家以外が正しい情報を取捨選択することは残念ながら不可能に近いと言わざるを得ません。特に実際に癌と診断されて藁にもすがる思いのご本人、ご家族にとっては一般の方以上に難しいと思います。
その中でも、セカンドオピニオン(※)をうまく活用できていない患者様が多くいらっしゃる印象です。 ※主治医以外の専門医からのアドバイス
主治医に信用していないと思われないか、インターネットで得た情報について質問すると関係が悪くなるのではないかと考え、なかなか主治医には言い出せないケースが多々あるためです。
その結果、誰にも相談できずにドクターショッピングに至ったり、医学的なエビデンスのない民間療法に時間を費やしたりしている間に治療の開始が遅れてしまうケースもあるようです。
がんに悩む患者さんのための、オンラインサービス立ち上げへ!
今回の経験を通して、がん患者さんの悩みを軽減し、一人でも多くの方が元通りの生活に戻られるようサポートするサービスを始めることを決意しました。
それこそが「がんで悩む患者さんのためのオンライン相談サービス」です。
相談に応えるのは、下記のメンバーからなる「がん診療の専門家」そして「がん闘病生活の専門家」です。
- 診療の現場でがんの治療にあたっている医師
- がんの療養に関わる幅広い相談に応じる専門家である医療ソーシャルワーカー
- 実際にがんの闘病生活を経験したがんサバイバー
- 栄養面でのサポートを行う管理栄養士
この「がん診療の専門家集団」が、一人一人のがん患者さんに寄り添うことで、がんの療養において発生する様々な悩みを軽減することを目指します。
- 病状の理解
- 治療法の選択
- 抗がん剤の副作用
- 手術後の過ごし方
- 仕事への復帰
- 治療にかかるお金について
などなど...上記はほんの一例です。今後のサービスの拡充とともに、ご相談内容も増やしていく予定です!
※本プロジェクトは「がん闘病に関わる相談」のみのサービス開発です。その後のアドバイス、医療機関への提携、オンライン診療は行いません。
「がんの悩み」を、ひとりで抱えない社会を目指して。
私のこれまでに経験や、まわりでがんに罹患した方からの相談を受けていて、非常にたくさんの方が「正しい治療」を「納得した上で」始められていないのではないか、と感じています。
がんの治療はまさに日進月歩で、私もおそらく数十年前に同じ病気にかかっていたら助かっていないと思います。それほどがん治療が進歩しても、やはりがんという病気や抗がん剤による治療に対する一般的なイメージは非常にネガティブで、診断を受け入れられず、正しくない治療に走ったり、治療を行わなかったりされる方もいらっしゃるかと思います。このサービスを通じて、一人でも多くの方が正しい治療を選択され、快復に向かわれることを願っています。
そして今回のクラウドファンディングをきっかけに、この取組みにご賛同いただける皆さんとともに、誰もが「がんの悩み」を気軽に相談できる世の中を目指して、一步踏み出したいと思います。
ぜひ、ご支援ください。
皆さんからいただく資金の使いみち
|第一目標金額
400万円
|資金使途
システム開発費:200万円
人件費:360万円
※初年度の見込み額
|今後のスケジュール
23年4月:トライアル開始
23年7月:サービスローンチ
※スケジュールは変更になる場合がございます。
※今回の支援金は、横垣祐仁が代表をつとめる「がんの悩み軽減プロジェクト」の会計である「株式会社プロセシング」が受け取り、本プロジェクト実行に使わせていただきます。
応援メッセージ
東京大学大学院医学系研究科 総合放射線腫瘍学講座 特任教授
長年がんの治療に携わって参りましたが、特に昨今はインターネットなどの普及により、がん患者さんがご自身で様々な情報を得ることができるようになり、それゆえに患者さんは治療法に悩まれ、その結果残念なことに、エビデンスのない民間療法などを選択されるようなケースも少なくないかと思います。
このサービスを通じて、一人でも多くの方が正しい治療を選択され、納得した上で治療を開始されること、また元通りの生活に戻られることを期待します。どうか皆さんのご支援を頂戴できましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
神戸労災病院外科顧問・秋田大学名誉教授
約30年間、肝臓がん・胆道がん・膵臓がんの高難度手術に携わってきました。手術の内容や効果はもちろん、逆にデメリットも丁寧に説明することを心掛けてきましたが、おそらく医療側の提供した情報の半分もご理解いただければ上出来であったものと思います。「難しいことはようわからんけど、お任せするしかありません。」という反応や、手術よりも抗がん剤の方が期待できると説明しても、「治らなくても切ってほしい。」と訴える患者さんがいるのが現実です。無理もありません。命に係わることなのに自分ではどうしようもない状況を突然に突き付けられているのですから。
がん治療は日進月歩ではありますが、まだまだ、確実性を求めることのできない治療法の総合力をもって効力を挙げているのが現状です。最大限の治療効果を得るためには患者さんそれぞれのがんの進行具合や体力を総合的に判断しなければならず、ベストの治療も画一ではありません。そのような中、一番大切なことは、提示された治療法に患者さん自身が真に”納得”した上で受けることであろうと思っています。”説明と同意”という言葉が定着した世の中ではありますが、同意の前に”納得”を避けて通ることはできません。ヒトが物事に納得するためには、自分が正しい情報を収集できているという自信のもとにそれを評価することが必要です。しかし、ヒトの性として主治医とだけの間では十分な情報収集に自信が持てないところに患者さんの悩みの種が生まれます。
このサービスが現在の医療システムでは解決できない谷間を埋めて、一人でも多くのがん患者さんが”納得”のいく、その方にとってのベストな治療を遅滞なく享受できる社会が実現されるためのブレイクスルーとなることを期待します。
どうか、多くのご支援を頂けますようにお願い申し上げます。
注意事項
●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのご支援獲得のPRのために利用させていただく場合があります。
●本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
●医療・健康に関わる支援・支援募集の審査について(READYFOR)
READYFOR株式会社は、以下リンク先のガイドラインのとおり、医療・健康に関わる支援・支援募集の審査に関する考え方を示します。
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/medicalproject/
● プロジェクト成立後、やむを得ない事情(緊急事態宣言など新型コロナウイルスによる影響を含む)により開発スケジュールに遅延が生じた場合でも、返金はいたしかねますのでご了承くださいませ。
● お問い合わせ先
本ページの記載内容に関わるご質問などがございましたら、下記までお問い合わせください。
メール:info@c-prc.net
- プロジェクト実行責任者:
- 横垣祐仁 (がんの悩み軽減プロジェクト)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
SNS(LINEなど)を活用したオンライン相談ツールの開発を行います。また、相談に対応する医師などの人件費の一部に充当します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- プロジェクト実行責任者である横垣が代表を務める(株)プロセシングが差額を投資します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
株式会社プロセシング 代表取締役
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円+システム利用料
A|応援コース(5000円)
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料
B|応援コース(1万円)
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
●プロダクトHPにお名前(企業名)掲載(希望制)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
5,000円+システム利用料
A|応援コース(5000円)
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料
B|応援コース(1万円)
●お礼のメール
●活動報告書(PDF)
●プロダクトHPにお名前(企業名)掲載(希望制)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
プロフィール
株式会社プロセシング 代表取締役