ガザと釜石をつなぐ本を岩手県の小学校に届けたい!

ガザと釜石をつなぐ本を岩手県の小学校に届けたい!

支援総額

615,000

目標金額 505,000円

支援者
51人
募集終了日
2015年9月11日

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プロジェクト本文

2015年10月、岩手の小学校に紛争地パレスチナの実情を届け、紛争地と被さい地の理解を深めて、交流を繋げたい!

 

皆さま、こんにちは。国際NGO日本リザルツスタッフの大崎雅基と申します。私たちは1989年の発足以降、世界の貧困問題の解決を目指して、政策提言や普及啓発活動を行っています。

 

日本国内においても東日本大震災の復興支援の活動をしており、今年3月には紛争地と被さい地に暮らす子どもたちが交流を深めることで、より良い未来を作り上げていくきっかけになってほしいとの願いから、「パレスチナ・ガザ地区と釜石の合同凧揚げ大会及び交流会」を開催しました。

 

この度、私たちがキャンペーン事務局を務めるUNRWA(国際連合パレスチナ難民救済事業機関)の清田明宏保健局長が、ガザの過酷な環境で生きる子ども達の様子を多くの写真付きで紹介した児童図書「ガザ: 戦争しか知らないこどもたち」を出版されました。

 

そこで、子どもたちがガザの現状を知り、命の大切さについて考えてもらうために、本書を岩手県の全小学校342校の図書室に寄贈したいと考えています。

 

「ガザ: 戦争しか知らないこどもたち」(ポプラ社)

 

 

6歳以上の子どもはみな、3回以上の戦争を経験している。

 

日本でもニュースなどで取り上げられるパレスチナ紛争。しかしその実情はまだまだ伝えきれていません。パレスチナ・ガザ地区では、2014年7月8日から50日間に及んだイスラエル軍とハマスの戦闘によって、約1600人もの民間人が犠牲になり、ガザに住む180万人が人道危機に直面しています。その結果、日本で小学生に当たる6歳以上の子どもは皆、3回以上の戦争を経験しているという現状があります。この実情を多くの同年代の子どもに届けたいのです。

 

本の表紙にも写っている女の子、イマンさんは当時15歳ですが、7歳から数えてすでに4回の戦争を経験しています。彼女はガザに多くいる「戦争しか知らない子どもたち」の一人なのです。
勉強が大好きな彼女の夢は将来、産婦人科医になること。「子どもはたいせつだから、ガザの子どもをたくさん助けたいの」。戦争で大半が崩壊してしまった家に、今も家族7人と住み続けているイマンさんの言葉を聞き、日本の子どもたちは何を思うでしょうか。

 

 

(がれきの傍で遊ぶガザの子ども)

 

 

2015年3月、パレスチナと釜石をつなぐ凧揚げ大会開催!

 

2012年から毎年、ガザの子どもたちは東日本大震災が起きた3月11日前後に、犠牲者の追悼と日本からの支援に感謝の意をこめて凧揚げを行っています。

日本リザルツでは、昨年までも小規模ながら釜石で凧揚げを行ってきましたが、今年はガザの人達に向け凧揚げを行う案が立ち上がり、さらに、メッセージ交換やスカイプを通じて現地の子どもたちとの交流も行うことになりました。

 

そして凧揚げ当日。釜石では350人、ガザでは1000人を超す子どもたちが参加し、凧を揚げました。被さい地から紛争地へ。紛争地から被さい地へ。共感の心を伝え、支え合う気持ちを凧で表現することができ、子どもたちから「またやりたい」との声が聞こえてきました。2007年以来続いているガザ封鎖により、8年もの間塀の中で暮らしている子どもたちにとって、空を仰いで自由に揚がる凧は希望の象徴でもあります。

 

本書では最後のページに、この凧揚げ大会の様子が紹介されています。

 

(釜石市での凧揚げの様子)

 

(ガザでの凧揚げの様子)

 

 

岩手県の小学校342校に紛争のリアルを描いた本を届けたい!

 

長年続く紛争の中で生まれ育ってきたガザの子どもたちと、2011年の東日本大震災で被さいした岩手の子どもたち。状況は同じではありませんが、共通するところも多くあります。紛争や震災は、その瞬間が過ぎれば忘れ去られてしまうかもしれません。しかし、災害がその地域や人に与えた影響は永遠に消えることはありません。


この本を通じて日本の未来を担う子どもたちに、人の痛みを理解できる心や、現状を改善し、苦境を抜け出そうと頑張る精神などを培ってほしい。ガザの現状を知ることで、お互いを理解し支え合い、将来に希望を持って生きていくきっかけになってほしい。
このような思いから、ぜひ岩手県の小学校に本書を届けたいと考えています。

 

 

皆様に支援していただいた資金は、本の購入費と岩手県の小学校へ本を送るための配送料に充てさせていただきたいと考えております。



(岩手での凧揚げの様子)

 

(ガザでの凧揚げの様子)

 

 

平和な国で育った日本の子どもにとって、本書で語られる事実はやや衝撃的かもしれませんが、自分と同じ年齢の子どもが地球の裏側でどのような生活を送り、何を考えて生きているのかを考える、良いきっかけになると思います。

 

ガザと釜石の子どもたちが、自由にお互いの国を行き来できる世界を実現するためにも、どうぞご協力をお願いします。

 

◆◇◆◇◆◇◆ 引換券について ◇◆◇◆◇◆◇◆
ご支援いただいた皆様にはお礼に下記引換券をお送りします。


3,000円を支援していただいた方対象

■サンクスレター

■UNRWAポストカード

 

10,000円を支援していただいた方対象

■サンクスレター

■UNRWAポストカード
■UNRWAクリアファイル
■みんなであげよう〜パレスチナと被さい地をつなぐ凧〜

■UNRWAのボールペン

 

 

30,000円を支援していただいた方対象

■サンクスレター
■UNRWAポストカード
■UNRWAクリアファイル
■みんなであげよう〜パレスチナと被さい地をつなぐ凧〜
■書籍

■UNRWAのボールペン

 

※今回の引き換え券のポストカード、クリアファイル、ボールペンは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のガザ本部でしか手に入れない大変貴重なものとなっています。

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プロフィール

国際NGOのケニアオフィス所長として、ナイロビスラムにおける結核アドボカシー事業を担当。

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リターン

3,000


■サンクスレター
■UNRWAポストカード

支援者
23人
在庫数
制限なし

10,000


■サンクスレター
■UNRWAポストカード
■UNRWAクリアファイル
■みんなであげよう〜パレスチナと被さい地をつなぐ凧〜
■UNRWAのボールペン

支援者
21人
在庫数
16

30,000


■サンクスレター
■UNRWAポストカード
■UNRWAクリアファイル
■みんなであげよう〜パレスチナと被さい地をつなぐ凧〜
■「ガザ 戦争しか知らない子供達」
■UNRWAのボールペン

支援者
9人
在庫数
1

プロフィール

国際NGOのケニアオフィス所長として、ナイロビスラムにおける結核アドボカシー事業を担当。

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